学生時代からエンジニアとしてのキャリアを積み、Bocek最初のエンジニアメンバーとなった餌打優太さん。現在はテックリードを束ね、エンジニア組織を統括する役職「エンジニアリングマネージャー」として、開発業務のみならず、マネジメント業務にも携わっています。マネジメントの工夫や、本業とBocekの両立についても詳しくお聞きしました。さらに、技術愛あふれる一面や、将来のキャリアビジョンも語っていただきます!
二足のわらじを履くエンジニアリングマネージャー
—まずは自己紹介をお願いします。
餌打:餌打優太(エウチユウタ)と申します。現在、株式会社Bocekでエンジニアリングマネージャーとして開発組織全体の統括を行っています。
経歴としては、大学3年生の頃に株式会社Draftyで約1年10ヶ月インターンを経験しました。当初はシステムエンジニアだったんですが、2021年4月からはテックリードとしてエンジニアチームを統率してました。そこから就職活動や、様々なインターンを経て2022年8月に株式会社Bocekへ入社しました。
Bocekに入社後はテックリードとしてチームを率い、2024年4月からはエンジニアリングマネージャーとして複数チームの統括を担当しています。今は副業でBocekの業務をこなしつつ、本業もあるので、二足のわらじでやってます。
—趣味はありますか?
餌打:いろんなものが好きです。作曲やギター・ベースの演奏、大学時代にやっていたストリートダンス……あとはドライブや釣り、自宅サーバーを愛でることとか。
—Bocekに入社した経緯を詳しく教えてください。
餌打:元々、株式会社Draftyの副代表を務めていた沖村昂志が新たにBocekを設立した、というところでご縁があってジョインすることになりました。
—具体的な業務内容を教えてください。
餌打:まだスタートアップなのもあって、技術面と組織面の両方に携わっているので、業務は幅広いです。
組織面では、まだスタートアップなのもあって、エンジニア組織全体のマネジメントを行っています。エンジニアの採用活動では、選考や面談、最終的な意思決定も行っていますね。技術面では、プロダクトの技術選定や意思決定に関与し、たまにコーディングをすることもあります。
「Project Onsen」でエンジニアの交流と労いを
—組織運営の難しさを感じる部分もあるかと思いますが、どのような工夫がありますか?
餌打:課題はいっぱいあります。
例えば、昨年の秋はリリース直前でかなり忙しかったため、エンジニアの疲労が高まっていました。また、リモートワークなのでコミュニケーションもそこまで密ではなかったんです。それらを改善しようという運びで、「Project Onsen」を実施しました。
—「Project Onsen」が気になります!
餌打:「Project Onsen」自体がタスクのグループで、専用のダッシュボードがあります。開発組織の疲労を改善し、生産性を向上するという定義で、それに関わることは全部「Project Onsen」です。
具体的には、チーム単位でKPTを実施して、組織の現状を把握しました。そして、要件定義からタスクを作る部分でゆとりのあるスケジュールに調整したり、開発手順の改善を行いました。また、カルチャーリードの吉田にお願いして、もくもく会という、エンジニア同士がオンラインで一緒に作業する場を用意してもらいました。
—エンジニアの働きやすい環境づくりを「Project Onsen」と呼んでいるんですね。
▶吉田 周平さん(カルチャーリード / プランナー)の記事はこちらから
フットワークの軽さ ✕ とりあえずやってみよう精神=Bocek
—過去のインターン経験や本業がある中で、Bocekならではの特徴はありますか?
餌打:スタートアップだからこその意思決定の速さと、それを行動に移すスピード感が強みです。ビジネスサイドだけでなく、エンジニアもそれに順応しているのが、ある意味特殊かなと。とりあえずやってみよう精神があるのがいいところです。
—やりがいを感じる部分を教えてください。
餌打:会社の成長が目に見えて分かることが刺激的ですね!Bocekのプロダクト「Taskhub」は昨年の夏に作り始めましたが、現在すでに多数の契約をいただくレベルまで成長できています。会社のメンバーも増えました。入社当初はエンジニアが僕一人だったところ、現在は15人で4チームの大所帯です。そこまでエンジニア組織を成長させたのも自分のやりがいです!
個人のキャリア的には、スタートアップでのマネージャ経験がプラスだと思ってます。世間から見たらまだ若造ですが、その若造がマネージャーとして人を束ねる仕事をしているのは、すごく貴重な機会だと思うんです。
エンジニアだからこそ目指したいマネージャー像
—長期的なキャリアビジョンを教えてください。
餌打:エンジニアとして開発するのも好きですが、やはりマネジメントに最終的なゴールがあると考えてます。そのために、本業ではまず、エンジニアとしてのハードスキルを磨いています。
矛盾しているように聞こえますが、開発力があるほどエンジニアを動かす説得力が生まれるんです。例えば、エンジニアチームで意見がぶつかった際、エスカレーションする人に十分な知識や技量がないと適切な判断が難しくなってしまいます。
なので、理想像はエンジニアのバックグラウンドがあるマネージャーです。
—では、社会に対してどのような影響を与えたいと考えていますか?
餌打:難しいですが……無駄を減らし、生産性を向上させることですかね。「Taskhub」は、まさにその一環です。
また、Bocekのミッションである「高度経済成長を再び起こす」という部分に強く共感してます。今の世代はクリエイティブな人が多く、大きな可能性を持っているので。そのエネルギーを活かして、景気の良い日本をもう一度作りたいですね。
それ、やっちゃいました!
—どのような人と一緒に働きたいですか?
餌打:まず、技術が好きな「ギーク」な人ですね。もちろん、ビジネスで成功するには技術ドリブン*だけでなく、課題解決の手段として技術を使うことが大事です。ただ、それを理解した上で、純粋に技術が好きで、より良いコードを書こうとする人と一緒に働きたいですね。今の仲間を見ていても、ギークな人は実際に成長率も高いですし、常にアンテナを張ってるのでフィードバックも豊富です。
*技術ドリブン:新しい技術の登場が契機となり、従来とは異なる新たなビジネス・サービス・製品などが普及すること。
コードやシステムは生き物みたいなもので、手入れをせずにひたすら開発すると腐ってしまい、技術負債が溜まってしまいます。それを放置せず、「もっと綺麗にしたい」「こうしたらもっと良くなる」とワクワクしながら語り合いたいです。
また、コミュニケーションを厭わない人。特にBocekでは、話しながら「こう改善していこう」と決めたり、各々時間が限られている中で稼働しているので、ロジカルな会話ができると幸せなコミュニケーションが取れると思います。
そして最近必要だと思ったのが、いい意味での「やっちゃいました精神」ですね!開発において、なにか不具合があった時に一旦置いたりせず
なぜ動かないのか→これが原因かも→直っちゃいました!=やっちゃいました!
と、問題をすぐ解決しようとする精神です。同僚からの信頼がめちゃくちゃ厚くなりますし、チームの潤滑油として活躍すること間違いなしです。
—最後に、この記事を見ている方、特にBocekで働こうと考えている方にメッセージをお願いします。
餌打:もし、コードを書いてる時に「楽しい!」と思っているなら、Bocekがピッタリです!新しいことに挑戦したい方はぜひ来てください!!
学生の方でも、社会人の方でも、Bocekでの経験は紛れもなくプラスになると思います。ワクワクしながら開発できる人と一緒に働けたら嬉しいです!
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また、その先にあるより幸福で充実した社会の実現に向けてチャレンジしています。
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