2019年11月 会長平崎を筆頭に、日本から4名がインドネシアに赴任。
挑戦の日々を送っている 入社10年目 海外事業部 課長 吉川にインタビューしました!
海外事業部では、どんな事業に取り組んでいますか?
インドネシアに現地法人「PT.DAX JAYA INDONESIA」を設立し、住宅開発事業を展開しています。インドネシア 南スラウェシ州マカッサル市で、分譲住宅「SAKURA VILLAGE」142戸を企画、建設、販売しています。
「SAKURA VILLAGE」では、当社が開発した「POE形浄水器ANOA」を全戸に標準設置し、井戸水を使用し水道水から直接水を飲めない環境で生活をされている方に、ご家庭で安心して飲める水をご提供できるようにしており、南スラウェシ州で初めての日本企業が手掛ける住宅地として大変ご好評いただいています。
水道水を安全に使用できる国は、世界で9か国位ですよね。全戸に浄水器が設置されているのは、お客様にとても喜ばれているだろうと思います。
海外で仕事をする上でのポイントはありますか?
私が思うポイントは「 文化の違いを受け入れること」です。 日本の常識は、インドネシアでは通用しません。しかし、インドネシアの会社と同じ家を作るだけでは私達が住宅地を作る意味がありません。私達にしか作れない日本の良さと、インドネシアの良さをかけ合わせた住宅地を作るためには、日本の文化を押し付けるだけでなく、互いの文化の違いを受け入れた上でどのような物を提供できるのか考えることがポイントだと思います。
グローバルに活躍できる人財とは、単に英語(語学力)が堪能という事だけではないと思いますが、どのような方が向いていると思いますか?
私は英語 0、インドネシア語 0でインドネシアに行きました。もちろん赴任後に必死に語学の勉強はしましたが、語学はあくまでツールの1つに過ぎないと思います。やはり“自分がやりぬく”という覚悟を持っていることが1番大事で、そのような人であればどんな問題にも立ち向かい、やがて最後には解決できるのではないかと思っています。言葉はできなくても諦めずに伝えようと思えば、伝えることはできます。
海外事業部における「やりがい」はどんなところにありますか?
まずは自分の持っていた常識が崩れます。そうして本当の意味で物事にはいろいろな見方や、国や人それぞれで違う考え方があるという事を、身を持って体感します。いままでの自分には無い視点や気づきを得られ、乗り越えた時に自分自身の成長を実感できるという点が海外事業部ならではの1番の「やりがい」だと思います。また、国を問わずですが単純に自分たちの心を込めてつくった住宅地にお客様が喜んで住んでいただけることはいつでも嬉しいです。