今回は「ずばり!シリーズ」の番外編として、新入社員の教育担当のお2人にお話を伺いました。
研修内容の詳細の他にも、入社してほしい後輩や入社する前にしておいたほうが良いことなど、貴重なお話を伺うことができました!
A・Kさん(写真:左)2016年入社 プロダクト開発部所属。
出身大学:千葉工業大学情報科学部 情報ネットワーク学科
仕事内容:クラウド型倉庫システム「ci.Himalayas/R2」の保守や改善を行う。
M・Oさん(写真:右)2018年入社 PF開発部所属。
出身大学:千葉工業大学情報科学部 情報ネットワーク学科
仕事内容:商品の受発注を行うシステムの開発、荷物の輸配送を行う際の運賃の計算を行うシステムに携わる
―研修内容と研修の流れを教えてください。
A・Kさん: まずは2か月間、外部研修という形式でエンジニアとしての基礎をみっちり学んでいただきます。エンジニアの基礎では、「Java」「SQL」をメインに「HTML」だったり、「クラウド基礎」「Oracle」「Spring」、プログラミング作成の基礎となるアルゴリズムやネットワークの基礎から学びます。
M・Oさん: そうですね。それぞれの言語の勉強もしますが、外部研修では「この画面の動きを実現させるためには、こういう手順で処理させれば良いか」などといった、プログラミング的思考も学べます。
「Java」「SQL」などのプログラミング言語、クラウド基礎といった基礎知識に加えて、プログラミング的思考について学び、社内研修に入ったときに抵抗感を感じさせないように、IT関連知識を総ざらいするイメージです。
A・Kさん:その後に、50個以上のカリキュラムで構成されており、シーネット社員が講師となる社内研修が始まります。 自分もいくつか担当しました。「社会人として働くには」というビジネスマナーから「シーネットで働く上での仕事内容」という会社独自の研修もあります。
Oさんには重要なところを担当してもらいましたね。
M・Oさん:そうですね。社内研修の一番最後の「総合演習」を担当していました。
この演習では、社員がお客様役になって対話をしながら、システムの要件定義をして、システムの設計、製造・・というプロジェクトの頭から最後までの一連の流れを行います。
細かいところでいうと、お客様とのメールのやり取りも行って頂きました。
A・Kさん:打ち合わせの日程調整をメールで行い、実際に打合せして・・というところもやっていましたね。実際の業務のように、お客様とのやりとりに近い内容を経験してもらい、研修の最後にこれまでの総まとめのような意味合いで取り組んでもらいました。
―教育するに当たって心掛けていたことは何ですか?
M・Oさん:やっぱり「新入社員が理解しているか」ということを確認しながら進めていくことを心掛けていましたね。
講師として、担当する内容を満たせているかを重視して講義を組み立てていくのですが、伝えたい内容が多すぎて、どのように時間内に教えきるかを優先してしまいがちになるんです。
でも新入社員研修の主役はやはり新入社員なので、新入社員がきちんと理解できるように進めることを意識していました。
A・Kさん:私は「新入社員が飽きないような講義」を心掛けていました。
自分がそうだったこともあり、1回で理解することは難しいというのは分かっているので、とりあえず新入社員が「この時間、何だったんだろう」と思わないように努めました。
講義の中で問いかけたりとか、自分の失敗やちょっと冗談を交えたりしながら、講義を進めることで、興味を引いてもらえるようにしていました。
―どんな後輩に入社してほしいですか?
A・Kさん:コミュニケーションが取れて、普段の雑談をできる人がいいですね。
普通にコミュニケーションを取れる人って、業務上でのやりとりもスムーズに進むと思うんです。あまり恐縮しすぎない人がいいなと思います。
M・Oさん:話してくれないとどんな問題を抱えているか分からないですし、一人で仕事を進めることってあまりないですもんね。
A・Kさん:そうなんです。自分で問題を抱え込んでしまって、こちらから聞いたら問題がいろいろ出てくる・・というようなこともあるので、そういう意味を込めても積極的にコミュニケーションを取れる人がいいなと思います。
Oさんは何ですか? 技術ですか?(笑)
M・Oさん:いやいや、違いますよ(笑)でも、プログラミングに抵抗がない方がいいかなと思います。プログラミング的思考がないと適切な設計ができなかったり、抵抗があると単語とかも頭に入ってこなかったりしてしまうので。 プログラミングをやったことがなくて、どんなことか分からなかったとしても新しいことを覚えていくことに抵抗がない方がいいと思います。
A・Kさん:業界的にも新しいことが多く出てきますし、特に今はDXとか、IoTとかでてきていますしね。
前編は以上です。
後編では教育担当者から見たシーネットの魅力についてお答えいただきました。
後編もお楽しみに!