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【INTERVIEW#20】アスリートを目指し12年間奮闘。スポーツ一筋から最終的に”美容業界のマーケティング”という道に辿り着いた理由

佐原 里加子
大学を卒業後、早稲田大学大学院へ進学。スポーツ科学研究科での心理学やマーケティングについての学びを活かし、2025年度新卒入社のマーケティング職としてビューティガレージへ内定。


小学校から12年間、アーティスティックスイミングやアーチェリーでアスリートを目指し近畿大会で優勝、育成選手に選抜されるも挫折を経験。その後大学院へ進学し、マスコミ業界や美容業界への就職活動を経て2025年度新卒入社社員(マーケティング職)としてビューティガレージ(以下、BG)に内定をした佐原さんに、学生時代の取り組みやBGへ入社を決めた理由などを教えていただきました。


ー現在、大学院で学んでいることを教えてください。

大学院では、「スポーツマーケティング」を専攻しています。
現在は人間の感情の中でも”羞恥心”をテーマに研究をしています。
元々、私自身が”本当はやりたいけど、恥ずかしいからやらない”という場面が多々あり、「私と同じ感情を抱いている人は世の中にも沢山いるのではないか」、「それはすごく勿体ないことだな」と思ったことがきっかけで研究を始めました。
実際に研究をしてみると、”行動の抑制”は実際に世の中の様々な場面で起きていることだと知りました。
例えば、ドイツの研究で”フィットネスジム会員の参加率が悪い”という課題に対して、
それまでは筋トレで鍛え上げられた理想的な体形の人を広告のモデルにしていましたが、一般的な普通体形の人に変更したところ、フィットネスジム会員の参加率が上がったという研究結果を見ました。
また、サービス提供者を容姿の良い男女にした場合、異性の場合は「魅力を感じてもらえなかったら嫌だ」と恥ずかしさを感じたり、同性の場合は「自尊心が傷つく」などの心理が働くことが研究結果として証明されていることを学びました。


ー大学院での学びの中で、印象に残っていることは?

前述の研究で人の複雑な感情心理を理論的に理解できたので、社会人になっても活かせる経験だと思いますし、何より学んでいてとても楽しかったですね。
教授からとても丁寧に指導していただいていて、本当に今の大学院に進んで良かったと感じています。

また、私の大学院では某大手フィットネスクラブのマーケティングの方やスポーツの第一線で活躍する監督や専門家の話を聞く機会があり、学部時代以上に興味があることに対して多く学べたので刺激的な環境でした。



ーそもそも、大学を卒業して大学院に進もうと思った理由は?

私は小学校から高校まで一環してアスリートを目指していたのですが、イップスが原因でその夢を断念せざるを得ない状況になりました。
そこから大学に進学をして一度は企業への就職を考えましたが、その時まで本当にスポーツのことしか考えたことがなかったので、”スポーツの他に自分が何をやりたいのか”を決めることができませんでした。
そのため、「大学院に進学をして考える時間が欲しかった」ということと、これまでのスポーツやその中での自身の経験から「心理学やマーケティングなど、本当に自分が興味のある分野を純粋に学んでみたい」と思い、大学院への進学を決めました。





ーその後、就職活動はどのような軸で進めていましたか?

最初はマスコミ業界を中心に就職活動をしていました。
私が元々スポーツを始めたきっかけとなったのが「テレビ」の影響だったので、マスコミ業界に対する憧れが強くありました。
そのため、マスコミ業界を根気強く受け続けてきたのですが、なかなかご縁がなく。
改めて「自分は何をしている時が一番楽しいと感じるのか?」を考えた時に、大学院で学んでいる”マーケティング”でした。
そして、途中から美容や化粧品業界のマーケティング職に絞って就活を進めるようになりました。


ーマーケティング職の中でも美容や化粧品業界に絞った理由は?

過去に”美容”や”化粧品”の力によって自信がついたことが理由です。
私が人生で一番羞恥心を感じたのが、高校3年時にアーチェリーでイップスになってしまった時でした。
「とにかく自分に自信をつけたい」という想いで、美容室へ行ったり、朝早く起きてヘアメイクをしたり、オシャレな練習着を着ることで気持ちを上げるようにしていました。
もちろん、それだけが理由で克服できたわけではないですが、そのことが傷ついた自分へのすごく自信に繋がった経験がありました。
そのため、PRや広報活動を通して「私と同じような気持ちを抱く人の支えになりたい」と思い、マーケティング職の中でも美容や化粧品業界に興味を持つようになりました。




ー就職活動の中で印象に残っていることはありますか?


BGの面接ですね。
私はマスコミ業界で本当に沢山のテレビ局を受けてきたのですが、短い面接時間の中で自分の考えを上手くまとめて伝えることができず、面接が終わった後は「こう伝えていれば、通ったのかな」ということを考えてしまうことがありました。
しかし、BGの面接は対話形式で様々な角度から話を聞いてくださったので、「本当の意味で自分自身をしっかりと理解してもらえている。仮に落ちてしまったとしても、本当に合わなかったんだ。」とすごく思える面接でした。

ー最終的にBGに入社を決めた理由は?


会社のカラー(社風)に魅力を感じたからです。
最終面接では社長が面接に出てくださり、一学生としてきちんと私の考えを深くまで聞いていただけたことや社長自らとても熱量高く正直な意見を言ってくださったので、私も自分のことを嘘偽りなく正直に伝えることができました。
面接を通して、役職や年齢問わず1人1人を大切にしている会社なのだと感じましたね。




ー入社後の目標を教えてください。



当たり前かもしれませんが、まずは任されたやるべき仕事を当たり前にきちんとできる社会人になりたいです。
そして、私は大学院で人間の感情心理について興味を持って沢山の論文を読んで勉強をしてきたので、PRや広報を任せていただいた際には「こういう場合、顧客はこういう心理が働くのではないか」というように、学んできたことを顧客目線で理論的に活かせたら良いなと思います。


ー最後に、就活中の学生にメッセージをお願いします。

最初から絞らず色んな可能性を考えていくことで、悔いのない選択ができると思います。
私は様々なことを考え、沢山のことにチャレンジをしてきました。その時間を与えてもらえたこと、お世話になった方々にはとても感謝しています。
大学を卒業したらすぐに就職をするという道を考えがちですが、最初から絞らず色んな選択を考えることで本当に自分に合っていることややりたいことが見えてくると思います!




Beautygarage(ビューティガレージ)
コーポレートサイト:beautygarage.co.jp


佐原さん、とても貴重なお話をいただきありがとうございました!
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オープン・カンパニーも随時開催していますので是非お気軽にご参加ください。

皆様のご応募、心よりお待ちしております!


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