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「頑張らないと、潰れるぞ!!」【CROSS TALK / 創業メンバーが語るアールアンドエーブレインズ #2】

お客様から求められ業界トップクラス、右肩上がりの成長を続けるRA。
ワークライフバランスもとりやすく働きやすい。
「会社が大好き!同僚が大好き!」という従業員が多く、風通しのいい雰囲気が自慢です。

しかし、最初からそういう会社だったわけではありません。
数々の困難にぶつかり、会社を守るべくあらゆる工夫で乗り越えてきた歴史がありました。
苦しくも楽しい創業期を支えてきた立役者3人にお話を聞きました。

シリーズでお届けします。

(写真左から 初田、中野、市川)



ー必死にやっている中で、不安に感じることとかなかったんですか?

市川:私が言っていいかわからないけど、やっぱり立ち上げてから日の浅い会社だから「潰れるかも」っていう危機感はみんな常に持っていた気がします。きっと全員が「頑張らないと潰れるぞ!」っていう気持ちで頑張っていたんじゃないかな。

中野:確かに、あの頃は常に資金繰りについて不安を感じてたなぁ…。
だってさ、大きな仕事が決まって入金された時は「これで生き延びられる!」ってホッとするんだけど、次の週とかには無くなってさ、その繰り返しだもんね。

初田:今では当たり前に協力し合っている業者さん達とも、初めは関係づくりが大変でしたよね。

中野:そうそう(笑)
全国対応を実現するために取引先の新規開拓を頑張ってたけど、当時はネットの仕事が全然信用されなくて。解体業者さんには、ろくに話も聞いてもらえずに断られてばっかりでしたね。怒鳴られて切られることがしょっちゅうだったよね。

初田:今はもう解体業界もネットが当たり前になって、怒鳴られて電話を切られるなんてことはなくなりましたけどね。

市川:確かに、当時はネットリテラシーが全然違いましたね。

初田:あれから、地道に信頼関係を築く努力はしてきましたよね。今ではビジネスパートナーとしていい関係性ができてて、それは本当にありがたいです。取引先の開拓含めて、いろんなことを少しずつカタチにしてきましたね。
事務所も何度か移転したけど、表参道に移転したタイミングで幅広く拡大したような気がしますね。

市川:確かに。
そういえば、オフィスを表参道に移したくらいのタイミングで集客面では波乱がありました。様々な外部要因が重なって集客がない状況が続いたんです。「やばい!」と思って動いている中で社長の檄も飛んでくる。いろいろ考えて突っ込んで意見を出して、いい数字をキープできるようになっていきました。
波乱を乗り越えて以前よりも増やせたお客様を、当時は4人くらいで対応してましたよね。

初田:ですね。お問合せが増えて一人あたりの対応件数がものすごかったですね!
お客様対応だけでなく、現地調査の段取など付随する業務も全部自分でやってたから忙しかったですね。

市川:その時に「オペレーターにサポートメンバーがつけば、業者さんへの連絡とか任せられて負担が減るんじゃないか」ということで、ペア制を作るためにアルバイトを雇うようになったんですよ。きっとその時が、事業拡大のタイミングでしたね。

初田:やっと安定したカタチを作れるようになったのはその頃です。

市川:それでベテランのオペレーターがある程度自由に動けるようになって、求人で追加募集をかけて人員も安定したという流れですよね。

初田:そうですね。オペレーターだけでなく、現地に行ける営業マンを雇ったのもその頃。
その時に初めて、お客様の工事品質を良くしていくための品質管理部もできましたね。中野さんがリードして立ち上げてくださって。

中野:ああ、カナさん(寿退社した同級生の女性社員)と一緒にね。品質管理部の設立も色々と苦労が多かった印象だな…。だって、会社が今よりも小さくて人員が全然足りてなかったからさ、僕も初めての事ばっかりで、信頼して仕事を任せられないスタッフが1人増えると、逆に仕事が回らなくて。
僕らはずっと「自分で考えてがむしゃらにやる!」っていう働き方をしてたから、新人教育なんて仕組みは全然なかったんだよね。だから、せっかくお金かけて求人広告だしても、採用した人は続かないし。僕からしたら「目的は教えているから自力でもやれるでしょ」と思ったんだけど、きっと働き方のイメージにギャップがあったんでしょうね。だから、その頃は同級生のような元々関係のある人を採用するケースが多かったんだよね。
でも反対に、そういう会社の不完全さに可能性とか面白み、やりがいなんかを感じてくれた人が会社に残ってくれたんだと思います。

初田:「学校じゃないんだから自分でググれ!」とか、結構叩き込まれた時期でしたね。

中野:教育体制とか作っている余裕なかったしね。

ーそう思うと変わりましたね!

市川:本当にそうですね!教育も徐々に体制ができつつあるし、お給料とかその辺のことを経理・総務が管理してくれているのもありがたい。全て自分たちでやっていた当時からは考えられないですね。

初田:それは大きいですよね!会社の成長で考えると、人が増えたことで自分の役割に集中できるようになりました。
以前は経理関係も僕の仕事でしたし。採用も、今は人事が担当してくれてますけど、それもずっとマーケがやっていたし。

市川:マーケならではの成長実感でいうと、私がマーケティングのお仕事を始めた頃と比べて広告費が7倍ぐらいになってるから、すごい成長ですよね!!

次回へ続く→

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