※この記事は9/26/2019に書かれたブログになります。
今回は、CodeChrysalis Immersiveコース7期生の鷲見雄馬さんに話を伺いました。鷲見さんは、去年の3月までジョージアでプロのバレエダンサーとして活躍していました。そんな大きくキャリアを変えた鷲見さんにImmersiveコースでの学びや今後のビジョンについてお聞きしました。
現在どのようなお仕事をされていますか?
現在は、教育やヘルスケアの領域のスタートアップの会社でエンジニアとしてプロダクトを作っています。基本的には僕1人でフルスタックで全て引き受けて開発するという感じで仕事を頂いています。その他にもバレエダンサーとして、不定期でスタジオに教えに行ったり、踊ったりしています。
コードクリサリスに入る前は何をしていましたか?
去年の3月まで海外でプロのバレエダンサーとして活動していました。日本の芸術系の大学に半年だけ通って、その後バレエでヨーロッパに留学することを決意しました。
それから7年くらい海外にいました。その後、帰国しImmersiveに参加するまでの約半年間はフリーランスでダンサーとして指導したり、ライターをやったり、Webデザインなど色々なところから仕事をもらいながらやったりしていました。
どういった経緯でコードクリサリスを知りましたか?
高校時代からお世話になっている大先輩から紹介してもらいました。その方はコードクリサリスのアドバイザーをされている方です。その方に以前からずっとお世話になっていて、一時帰国したときに「アスリートをサポートするような仕組みを作りたい、だから自分でプログラミングの勉強を始めたんですよね。」と相談をしました。そうしたらコードクリサリスを紹介してくださったので、実際に見学させていただきました。
コードクリサリスで学ぼうと思ったきっかけはなんですか?
コードクリサリスを見学した時に、Foundationsの内容ですらまだ理解できてないと気付かされました。それと、コードクリサリスのインターナショナルな環境でプログラミングを学ぶことができるということが魅力的に感じられたからです。
自分は長い間海外で生活していたので、英語で話すことに慣れていました。帰国してすぐは、日本語にしっくりこなくて、また日本で働いたこともなかったので、日本の上下関係が厳しい中で働く自分を想像できなくて、英語で話す環境がいいなと思っていました。
Immersiveコースはどのようなコースでしたか?
自分は元々バレエダンサーという全く違うバックグラウンドから来たので、全てが新しくて慣れるのが大変でした。
でも周りに同じ目的を持った仲間がいること、行き詰まったら支えてくれる講師がいることがすごく励みになりました。
個人的にはエンジニアとしての働き方といいますか、一日中座って考えて、プロジェクトを進行させるという流れに慣れるのが大変でした。
それ以外は正直楽しかったです。
一番大変だったことはなんですか?
英語がわかるとはいえ、英語のドキュメントを読むのが大変でした。昔から自分は分かっているものを組み合わせて何かを作るということは得意でしたが、今ないものを集めるということは苦手でした。それに慣れることに苦労しました。そのほかにも自分は何かを学ぶと完璧に理解したいと思う性格だったので、今はこれしかわからないけど、次に進むということが大変でした。
逆に楽しかった、ためになったところは何ですか?
楽しかったことは結構いっぱいありましたね。
バレエダンサーを辞めてから仲間と同じ場所で同じ時間を過ごすということが少なかったので、クラスのメンバーと過ごす時間は有意義に感じられたし、楽しかったです。
他には、PivotalやRGAでのワークショップがとても楽しかったです。デザイナーやビジネスからの視点など参考になることが多かったです。
受講前と受講後でどう変わりましたか?
技術的な面では圧倒的に成長しました。以前は自分がアプリを卒業制作で作れるようになることすら想像できませんでした。Immersiveコースに参加する前、CC6(6期)のDemo dayでの発表を見に行ったんですが、正直言っていることの半分もわかりませんでした。しかし、実際に自分も卒業制作をやり遂げたというのは本当に大きな成長でした。
そのほかにも、人前でのプレゼンの仕方はもちろんのこと、人との働き方、コミュニケーションの取り方なども散々学んだので、人に対する考え方など人間的にも勉強になりました。
またコースを終えて、結果的に仕事を頂くことになってからも挫けることがなくなりました。Immersiveコースから得た経験や知識のおかげかなと思います。
コードクリサリスのジョブサポートはどうでしたか?
コースの後半は、ジョブサポートの指導が多かったのでわりとコース後について考える機会が多かったです。コース期間中のサポートがあったからこそ、スムーズに就職活動を終えることができました。
また他のクラスメイトの様子を見てみると、コースが終わった後でも相談して、戦略を立てたり、卒業生の話なども聞けたりと、本当に面倒見が良くて恵まれた環境だなと感じました。
今後のビジョンはありますか?
バレエなどの芸術分野にはなかなか技術力のあるエンジニアが入ってこないということから、バレエ団にいた時からずっと自分自身でアスリートをサポートするような仕組みを作りたいと強く思っています。今はエンジニアとして、勉強すべきことがあるのでまだ取り組めていないのですが、いずれは起業に挑戦していきたいと考えています。
これからの受講生に何かアドバイスがあればよろしくお願いします。
僕はおそらくソフトウェアエンジニアから最も遠いところからやってきた人間だと思います。だからこそ自分ができたんだから、みんなにもできると確信してます。
Immersiveコースでは、もちろん大変なこともあります。
大変だからって挫けずに上を向いて登り続けて下さい。
登り続けさえすれば、必ず結果が出ます。
たとえ大変だとしても、それを一緒に取り組む仲間がいます。
だからきっと大丈夫です。
自信を持って頑張ってください。