※この記事は9/20/2019に書かれたブログになります。
今回は、Code ChrysalisImmersive コース5期卒業生である桃井さんにお話を伺いました。桃井さんは、Code Chrysalisを卒業後、Googleのカスタマーエンジニアとしてご活躍されています。今回のインタビューで、桃井さんのCode Chrysalisでの学びについてお伺いすることができました。
現在はどのようなお仕事をされていますか?
現在は、GoogleでGoogle Cloudというエンタープライズ向けのクラウドプラットフォームを提供する部署でカスタマーエンジニアという役割で仕事をしています。
営業のチームにいるエンジニアという形で、担当のお客様(企業)の要望に対して、Google Cloudのプラットフォームを使うとどういったことが実現できるかをプロトタイプを作って説明したりしています。簡単にいうとGoogle Cloudを広くみなさんに使って頂けるようにする仕事をしています。
コードクリサリスに入る前は何をしていましたか?
Code Chrysalisに入る前は、IT ベンダーで働いていました。ITベンダーとは企業のお客様向けにシステムを構築、導入、運用する会社のことです。
私自身はそこでプロジェクトマネージャーやピープルマネージャー(組織のマネジメントをして、上手くチームを運営する役割)として働いていました。
最後の2,3年はサービス開発や商品開発をやっていました。
どういった経緯でコードクリサリスを知りましたか?
海外のBootcampのポータルサイトで投稿を見つけました。初めは海外留学や日本の大学院進学も考えていたのですが、Bootcampでソフトウェアエンジニアリングを学べることを知りました。
そこで詳しく調べると、当時日本で西海岸式のフルタイムのBootcampはCode ChrysalisとLe Wagonの2社しか出てきませんでした。そこで2社の、カリキュラム内容やコースの期間を比較し、自分の要望がCode Chrysalisの方が適していたため、Code Chrysalisに決めました。
コードクリサリスで学ぼうと思ったきっかけはなんですか?
自分でアプリケーションを作れるようになりたいと思ったからです。新卒でIT企業に入社して、プロダクトマネージャーとして働いていたので、最終的な出来上がりやシステムアーキテクチャ、システムデザインは理解できていました。
しかし、それが”なぜ”なのかをアプリケーションコードのレベルで伝えることができませんでした。そのため、ソフトウェアエンジニアリングの基礎知識、基礎体力を身に付けたいと思い、Code Chrysalisで学ぶことにしました。
Immersive Bootcampコースで1番大変だったことはなんですか?
Immersive BootCampコースはハイプレッシャーなんですよね。(笑) 自分の心のバランスを保つのが大変でした。
できるだけ少ない時間で効率よく情報収拾をして、自分がアプリケーションを作るために必要な情報だけを効率よくインプットして、それをすぐに今やっている問題に適応していく。
その中で技術負債もどんどん溜まっていく。英語がわからなかったり、習っている内容がわかったり、それを復習しなければならなかったりなど、ずっと時間におわれていました。
でもこれは真剣にやろうと思っているときはいつでもそうで、自分で自分自身をハイプレッシャーの状況において、本当に必要最小限のことを最短で積み上げなければならない。そうした場合はやり残したがある、これをやらないと次に行けないとか、そういう気持ちになります。このようなストレスとの付き合い方はすごく大事で、それを身につけられたこともこのコースで学べたことの1つです。
逆に楽しかった、ためになったところは何ですか?
クラスメイトは家族のような存在で、ともに過ごす時間はとても幸せでした。
クラスメイトはみんな同じ目的を持って学んでいるので、一緒にいて楽しくない時間はありませんでした。ここ以外でインターナショナルなカルチャーでコーディングを学べるところはないんじゃないかなと思います。本当に貴重な体験でした
受講前と受講後でどう変わりましたか?
テクニカルな面でいうと確実に技術力がつきました。アプリケーションを作ることに当然抵抗がなくなりましたし、自分が何がわかっていて、何がわからないのかも把握できるようになりました。
テクニカルではない面で言うと、何事に対してもなんとかなるという自信がつきました。僕にとって、海外で働くということは特別なことだったんですけど、実際にインターナショナルな環境で3ヶ月間学び、何度も英語でプレゼンする機会をやり遂げたからです。このコースを終えて世界が身近に感じました。
これからの受講生に何かアドバイスがあればよろしくお願いします。
最高の3ヶ月が待っています。思う存分吸収して、遠慮せずに挑戦してください。
自分自身を成長させるためには、自分のできるエリアからできないエリアに一歩踏み出して、挑戦しないといけません。失敗がこわいけど、挑戦しないといけない。それは頭ではわかっているんですけど、実際に挑戦することは大変です。しかしCode Chrysalisでは「失敗しようぜ」という環境を大事にしているので大丈夫です。
もちろんコーディングのブートキャンプなので、ソフトウェアエンジニアリングを体得しにきて欲しいんですけど、それ以外にも得られるものがたくさんあるのでそれも身につけて欲しいです。