インストラクターは常に腕を磨いている
プログラミングスクールである以上、何かの一つの技術にこだわって提供していたのではカリキュラムの価値はどんどん低くなっていくでしょう。なぜなら技術は進化するもので、その時々でキャッチアップして最新またはその時点で人気の技術を使うことが求められるからです。ある技術が人気になるのはそれがプロダクトに対して良い効果をもたらすし、ソフトウェアエンジニアが効率的に開発できるからであって、それを無視するわけにはいきません。
そこで今日はインストラクターのMelvinがJSConfに行って学んできた内容をシェアしてくれました。少し時間が立ってしまったのはコードクリサリス社内で使うアプリケーションの開発が佳境だったとかとかという理由も添えておきます(笑)
さて、今日のこの勉強会はとても面白かったです。今JavaScriptのコミュニティが凄まじく成長していて世界で一番使われている言語である(ということは近いうち日本でもそうなるでしょう)ことはQiitaのAdvent Calendarに載せたこの記事でも触れました。で、様々なプロダクトの開発が行われているのですが、今熱い/話題になってきている/作られ始めているライブラリ、フレームワーク、APIなどなどが登場しました。
TypeScript, Vue, React, GraphQL, Apollo, Experts, Next, Nuxt, Gatsbyあたりは、もちろんディープに使うものもあれば聞いたこともある程度のものもありましたが、Svelt, Happyappは聞いたことなかった。また、ブラウザに関してもAPIがどんどん増えていたり、キャッシュの話だったり、今W3Cが推しているWebAuthNだったり。僕にとっては真新しいPikaやDenoの話も。
コードクリサリスのインストラクターはこういった情報を集めて、カリキュラムに組み込むべきかや直接的に組み込まなくてもどのように指針を示したりできるかを話し合ったりします。
今テクニカルインストラクターはアメリカ出身、マレーシア出身、ドイツ出身と僕を含めればアメリカ、ヨーロッパ、アジア出身がいる(と今このブログを書いて気づきました)のですが、それぞれのネットワークから情報を集めて検討できるので、スタッフとしてもとてもおもしろいです。
当然このカリキュラムは英語のイマーシブはもちろん日本語イマーシブでも使っていきます。
もう一つ大事なのは自分で使えるようになること
学んでいる期間は人生で見れば超短期間ですが、コードクリサリスがプログラムを提供するのは人生の選択肢を増やすことであり、短期的な目線で新しい技術や熱い技術を覚えたとしても、長期的に新しい技術や熱い技術を使いこなせるソフトウェアエンジニアになれなければ、キャリアを形成することは難しいでしょう。
そこでコードクリサリスは新しいことの学び方を学びます。どうやって新しい技術を学ぶときにPlay aroundするのか。新しい技術を学ぶ上でのメタラーニングはなにかです。
そうやって新しい技術を自分で獲得できるソフトウェアエンジニアになるのです。自走でき、自分でキャリアを形成する。新しい技術を常に学ぶソフトウェアエンジニア。さらにそういうクラスメイトまたは卒業生が集うネットワークに卒業後は所属します。自分での学習ですら福利的に効果は表れますが、卒業生と意見を交換できる環境において、さらに掛け算できることは簡単に想像できると思います。
ご興味があればぜひ学校に遊びに来てください。申し込みはこちらから。