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【代表ブログ】誇りに想える遺品整理という私事

ノースジニアス・アール代表の安藤です。

私事の話となりますが、今年の9月8日に義理の父親が闘病生活の末、他界しました。

親族全員が悲しみに暮れる中、亡くなったことに伴い、一人暮らしをしていた義父の身の周りの整理や手続きなど、たくさんの『やるべきこと』が出てきて、親族みんながそれぞれに忙しい時間を過ごしました。

そんな中、私が最も救われたのは、自社でおこなっていた遺品整理サービスの存在で、このサービスを自社が行なっていて、心から「よかった」と思えました。

遺品整理にはとても重要な『やるべきこと』がたくさん詰まっています。

今回の遺品整理の場合、まず最も重要なことの一つが、故人との思い出を探し出すことです。

家族写真や故人の写真、孫や娘とやり取りした手紙、家族から送られたプレゼント、大切に使っていたモノ、生前を記録してある書類やダイアリーなど。

次に大事なことは、他界したことを伝えるべき人を割り出すこと

義父は晩年一人暮らしだったため、どんな方との交友関係があったかを探る必要がありました。
ご近所さんや、それこそカレンダーに書いてあった名前の方の存在を理解することなど。

さらには、現金や通帳関係の捜索はもちろん、食品や液体物など、日にちが経ってしまうと状態が変わってしまうモノの事前処分も行う必要があります。

そして最も大変な部分が、リユース出来るモノと処分するモノに分け、リユースすべきモノは買取へ、処分すべきモノは全て処分するという作業です。

今回は、上記の部分のみを自社の遺品整理サービスのメンバーにお願いしました。

なぜ、この作業が大変かというと、一つにはお察しの通り、肉体的にキツイ作業となるからです。

タンスや戸棚、ベットに洗濯機と、かなりの重量物が生活空間には多数存在します。

さらに意外と大変なのが、精神面です。

やはり、故人の生前の生活品となると、遺族の立場であれば、生理の際に作業の手が止まってしまい、なかなか前に進まずに時間だけが過ぎ去ってしまうケースも非常に多いのです。

なので、これら肉体的にも精神的にも辛い作業を、心身ともに疲れ果てた遺族がおこなうことは、とても酷なことなのです。

全てをわかっている当社の遺品整理メンバーに作業をお願いすることで、親族に安心感を与えられ、私も何か少しだけ、役割を果たせた気がしました。

整理は無事終わり、今は賃貸契約だった物件も引き渡しが無事に済んでいます。

今回本当に大変な日々の中、最も大変な部分の一つと言える遺品整理を自社のサービスでおこなえたことで、『やるべきこと』も立ち止まらずに前進し、素直に「よかった」という思いになりました。

これこそまさに、弊社が企業理念で掲げている、

『目の前の「こまった…」を、世の中の「よかった!」に。』

というものを全うしてもらった形となりました。

自社のサービスが人の役に立つということを身を持って実感できた機会となりました。

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