創業から10年かけ、売上1億円、顧問社数100社を超えた。
時間がかかったように見えるが、僕らには必要な時間だっただけの話し。
最初のきっかけは、理念の「繋がり」だった。
振り返れば、今までいか顧問先を増やすか?短期的な戦略ばかりだった。当時の僕らは「今」を生きるコトに精一杯だったんだと思う。利益が出そうだ!出なそうだ!こんな会話ばかりだったような気がする。
3年前から、投資を考えるようになった。
きっかけは、理念である「人との繋がりを宝に。」を体現しよう。と考え始めた時だ。
ある社員から「うちの会社の理念のわりには、顧問の契約年数2年が多いんですね」と言われた。正直、2年で土台作りが終えるので、むしろ必要無いと感じていたのだ。顧問先も早くひとり立ちしたいだろうし、コストもかかるし、、、。
でもその瞬間に、自分の固定観念をリセットした。どうすれば顧問先と3年以上繋がれるのか?満足度を上げる為にどんなコンテンツを作れば良いのか?死ぬほど考え、仲間に死ぬほど相談した。
辿り着いた答えは、1年近くかけて創った人事制度を運用する為のシステム作り。現在の「LHR」だった。
一番最初に経営者仲間達に相談し、その1年後にLHRのVer1が完成した。
本当の意味での顧客満足度とは?
そこからは、「顧問先と長く繋るにはどうしたら良いか?」を最優先で考えるようになった。今思えば、LHRが完成したおかげで、顧問先との数年先までの「繋がり」が描けるようになり、売上的にも余裕が生まれ、自分自身にも余裕が生まれたんだと思う。
そして、「繋がり」を最優先で思考する戦略・サービスは実を結び、すべての新サービスが評価を得た。
収益 < 繋がり
今思えば、最初は「収益>繋がり」だったんだと思う。この答えに辿り着くのに、創業から8年かかった。理念浸透をサービスにしている会社が、本当の理念浸透に8年かかったと言う、大変お恥ずかしい話だ。
そこからは、以下に「三方よし」の考え方をブレずに思考・行動していくか?それを周りに確認しまくる毎日。本当に「三方よし」なのか?バランスのとり方は?1、2年は本当に毎日相談した。やっと最近分かりかけてきた気がするくらいで、まだまだ未熟な器だ。
そして一気にアクセルを踏みかけた時、コロナが襲い掛かって来た。
次回は、では今現在のコロナ禍どんな「繋がり」を軸に戦略・サービスを描いているかをお伝えしていきたいと思う。