MENOTO採用担当の尾花です。
第1回目のストーリーは、CEO 小林さんのインタビュー記事をお届けします。
創業秘話から、いままでわたしたち社員もあまり知らなかった学生時代のお話まで、色々お聞きしました。
それでは、お楽しみください!
<尾花>
本日はよろしくお願いいたします。あまりこのような形で面と向かってお話することがないので、少し私の方が緊張しています(笑)。
まず、MENOTOの会社がどんな事業展開をしているのか、知りたい方が多いと思いますので、MENOTOの事業内容をご説明いただけますでしょうか。
<小林>
よろしくお願いします!確かになんだか変な感じで緊張しますね(笑)。
簡単に言うと “スタートアップのバックオフィス支援” です。まだ管理部に人件費を割けないようなクライアントの経理・労務・総務等のバックオフィスをサポートすることが事業となります。
最近ネットで “スタートアップ バックオフィス支援” などで検索すると同業が増えたなあと感じます。
ただMENOTOと大きな違いがあると感じている部分があり、他社は “外の人(=外注)” という立ち位置での業務をされているところが多いですが、当社はクライアント側の人として「誰に相談したらいいかわからない」ことも全て拾い、クライアントが成長に向けて邁進できるよう乳母のようにサポートすることを最も大切な業務と考え、それを実践しています。
“外注” は、基本的に依頼された枠内でやるべきことをやるというスタンスですが、実際に自分が “中の人” であれば依頼する前の整理や、そもそも依頼すべきかどうかも判断されていない手つかずの枠外のものにも気を配るなど、積極的に拾うといった具合に、かなりスタンス面での違いがあります。
<尾花>
たしかに、「それはうちの業務ではないので、できません」と話を聞く前から伝えている場面はないですね。
もちろん際限なく引き受けることはできないのですが、どのように・誰が・いつ対応するかを一緒に考えてから、MENOTOがやるのか、クライアント側がやるのかなどきちんと整理していますね。
小林さんは、どのような経緯でMENOTOを創業されたのでしょうか?
<小林>
2000年頃にお世話になっていた会社が社長を慕ってインターンがたくさん集まるような会社でした。そのインターン生が会社を作りたいけどどうしたらいいか分からない、と困っている時にサポートしてあげたのがきっかけとなり、それからずっとフリーでそういうサポートを続けていました。
そして6年前、ある投資家の方が「スタートアップの成長にはしっかりしたバックオフィスが必要だけどオカネが無くて雇えないんだよね」ということを仰っているのを耳にし、「だったら私やります!」と手を挙げて設立したのがMENOTOです。
当時は、まだいまのようにスタートアップのバックオフィス支援に特化した会社は少なかったですね。
<尾花>
小林さんのバイタリティあふれる創業のきっかけで、「だったら私やります!」と言っていらっしゃる姿が想像できます(笑)。
学生時代から、いまのように他の人を引っ張るタイプだったんですか?
<小林>
いまからは想像が付かないかもしれませんが(笑)、子供の頃は引っ込み思案で常に誰かの後ろにいるタイプの子供でした。
中学になると段々と今の私の原型が姿をあらわし、中学でも高校でも学級委員をやってました。
学生時代からずっと地元のアマオケで打楽器をやってましたし、カラオケも大好きです。
今は2匹の犬を飼っていてめちゃくちゃ癒されています。筋トレも割と好きで、デッドリフト40キロ持ち上げられるようになりました(笑)。
<尾花>
デッドリフト.....というのがピンと来なかったのでネットで見ましたが、こんな本格的なもので、40キロ。すご過ぎて適切な言葉が思い浮かびません(笑)。
スタートアップの社長というと、やはり小林さんのようにバイタリティあふれる方が多い印象ですが、如何でしょうか。
<小林>
社長さんのタイプも三者三様ですが、共通していることはどの会社の社長も自分の事業を成功させるためとにかく一生懸命で、応援したくなる方ばかりです。
クライアントの事業内容も規模も本当にバラバラなので、未知の分野すぎて私たちが事業内容を理解し辛いこともあるのですが、どの会社の社長さんも、素人の私たちが分かるよう、何度も親切丁寧に分かりやすく説明をしてくださいます。
それを聞いているといつもワクワクした気持ちになるんですよね。
<尾花>
わたしもMENOTOに入社して、初めて知る技術やサービスなどがたくさんあり、知らないことに触れる機会があるのはとても楽しいです。
わたしと同じで、他のメンバーも “新しいことを知るのが好き、楽しい” という方が多いですよね。
<小林>
そうですね。
MENOTOの業務を面白いと思ってくれる遊び心のあり、人が好きな人が集まってくれていますね。事務仕事がメインとはいえ、クライアントとのコミュニケーションを取れることが必須なので、“人が好き” というのは結構重要なポイントだと思っています。
活躍してくれている人は、“向上心”があるという特徴もありますね。
自分を向上させること、色んなことに興味を持ってキャッチアップすることは、ひいてはクライアントから信頼を勝ち得て、クライアントの成長に繋がるので大切ですね。
また、女性だけの職場なのでギスギスしてそうと思われがちですが、みんな明るく仲良しです。業務に必要な情報(改正など)があった時にはそれを知った人がすぐみんなに情報発信をしたり、経験したことない業務が発生しても「誰か知ってる人いますか?」と声を上げればみんなが答えてくれます。
お互い助け合って業務を行うことが当たり前な、そんなメンバーばかりなのは、とてもうれしいですね。
あ!あとお酒好きな人も多い気がします。
<尾花>
わたしもお酒好きです!
社内の雰囲気が良いためには、もちろん集まる人自身の特性に寄るものが大きいですが、一方で “仕事への面白さ・やりがい” を感じながら仕事ができるかという環境要因もあると思いますが、MENOTOの “仕事への面白さ・やりがい” はどこにあるでしょうか。
<小林>
一つ目は、クライアントから「ありがとう」と言ってもらえることですね。
普通の会社のバックオフィスが他部署の人から「ありがとう」と言ってもらうことは殆どないと思います。もちろん、お礼を言ってもらうためにやっているわけではないですが、「ありがとう」「MENOTOがいてくれてよかった」と、こんな言葉をもらうと本当にこの仕事やってて良かった、と私自身も感じます。
そして二つ目は、先にも出てきましたが色んな会社の事業を見ることができることです。クライアントのお話しを伺ったり会社訪問して製品を拝見する時など、毎回毎回本当にワクワクした気持ちになります。
<尾花>
クライアント側に立って一緒に課題に向き合っているからこそ、クライアントからの「ありがとう」は、特に達成感を感じさせてくれる瞬間ですね。
今後の小林さんの目指していることを教えていただけますか。
<小林>
まだまだ零細企業ではありますが、たくさんのスタートアップの成長をサポートすることで日本の経済成長に貢献したいと本気で思っています。
いままでは、クライアント企業やわたしの繋がりの方からのご紹介などから、新たなクライアントとお会いすることがほとんどでしたが、先日はじめての取り組みとして福岡のFGNさんと業務提携をさせていただきました。
今後も、ご紹介・スタートアップ施設と業務提携など、様々な出会いの場を通して、少しでも多くのスタートアップをサポートできればと考えております。
また、育児や介護で家庭に眠っている潜在能力が本当にもったいないと感じており、働きたいけど育児や介護の都合で働けないような人たちにも仕事をしてもらえるような、そんな体制も作っていけたらと考えています。
<尾花>
本日はありがとうございました。
最後に、このストーリーを見てくださっている皆さんにメッセージをお願いします。
<小林>
当社は一人が複数社のクライアントを抱えながらの業務となりますので、特に慣れるまで仕事はそれなりに大変だと思います。ただ、いまいるメンバーも同じ道を通ってきたからこそ、辛くなったり独りぼっちにならないよう、周囲がフォローしますので、このようなクライアントワークの業務がはじめてでも、安心して挑戦できる環境です。
そしていわゆる経理・労務等の業務のほか、システム導入による効率化の提案をしたり、イベントがあるときには手伝いに行くこともありますので、専門性を伸ばしつつ、幅も広げたいという、これからの時代で活躍していくために必要なスペシャリスト+ジェネラリストの人材として成長することができます。
時には、クライアント内の飲み会を企画したり、参加したりもするので、複数企業に所属しながら働いているような不思議な感覚を味わうことができるのも、MENOTOならではです。
私たちはクライアントが困ったときに「まずはMENOTOに相談しよう」と思ってもらえるような、そんな立場でありたいと思っています。
こんな会社で、わたしたちと一緒に仕事をしてくれる方をお待ちしてます!
スタートアップを支援し、そのスタートアップが成長していくことで、ひいては日本経済成長に貢献したい。
目の前の事務業務だけでなく、人とコミュニケーションしつつ、課題を解決するために何が必要かを考え、時には自分の得意分野ではないところにもチャレンジしていく。
MENOTOには、そんな思いを持った人が集まっています。
興味を持たれた方は、是非カジュアル面談でお話しましょう!