なにをやっているのか
看板商品の餅入りどら焼
本店の様子
“大切な方へ贈る懐かしい味” をコンセプトに、仙台で73年間どら焼の製造・販売をしてきた会社です。日常のおやつとしては勿論、親しい方への贈り物、取引先への手土産など、73年の長きに渡り世代を超えて親しまれてきました。
「そうそう、仙台のどら焼きって餅が入っているんだよ。」
そんな会話から蘇る懐かしい思い出。子供の頃に食べたあの味、家族の顔、贈った相手の餅に驚いた表情…。私たち『こだまのどら焼』の本質的な価値は、そういった懐かしさや親しみを感じる思い出を作っていくことにあります。
そして今、この価値を更に広め、未来へと継承していくために、体験型の新工場の設立へと動き始めます!農業、観光、教育、街づくりの側面を強め、6次産業化に向けて展開していく予定です。
第2創業期として、同じ想いを持つ仲間と共に老舗を再構築していきたいと思っております。
なぜやるのか
催事中の集合写真
新工場予定地の視察。この周辺一帯が『こだまランド』となる
戦後の仙台の街で「人が幸せになるものを」の想いと共に創業したこだまのどら焼き。同じ想いを引き継ぎ、3代目である児玉康は「豊かな人生は、良い思い出の積み重ねでできる」という考えにたどり着きました。
ただどら焼きを製造販売しているだけでは、この想いの拡散には限界があります。老舗故の安心感、知名度、そういった一朝一夕では手に入らないブランドは確かに持っています。しかし、老舗の暖簾にあぐらをかく事はもうしません。今まで築き上げてきた歴史を、人々に届けてきた想いを、見えるようにし、体験できるようにし、情報化社会の波にしっかりと乗って広げていく。それこそがこの『第2創業期』の使命であると考えています。
歴史の伝承と未来の創造。
それを達成するために描いているヴィジョンが新工場設立を中心にした『こだまランド構想』です。体験型で誰もが楽しめる施設。農業への参入。観光や教育への寄与。老舗の自社という枠を超え、想いに共感する仲間たちと共に、地域全体を盛り上げていく。それがこれからのこだまのどら焼きです。
どうやっているのか
法人様に人気の焼印どら焼
歴史の見える化をアートの力で行う『思い出の壁』
◆長年の積み重ねとビジョンを結ぶ
73年間、変わらずに「どら焼」を提供し続けてきたことで、様々な知見やブランディングができてきました。しかし、良い面だけではありません。ビジョンに向けて進むために、これからも大切にすること、変えなければいけないことを取捨選択する必要があります。沢山の人の力を借りながら、改革を進めている最中です。
◆若い方と共に
未来につなぐ体験を作るには若い方の意見がとても重要です。大切にするべき古い価値観と若い方の新しい価値観を統合していく沢山の取り組みが行われています。
◆現在の部門の紹介
1)直営部門
仙台にある5店舗から、お客さまに直接どら焼をお届けしております。
2)外販部門
楽天などのEC、サービスエリアへの卸、法人ノベルティの利用促進など、直営ではない経路で外部に販売しております。
3)製造部門
どら焼の製造、新商品が技術的にできるか検討などを行い、お客さまに確実に届けるためのベースを行なっていただいています。