「日本総険は職歴や学歴に関係なく、様々な仕事に挑戦させてくれる会社。そして、自分のビジネスパーソンとしての成長を実感させてくれる会社です!」
そう語る日本総険 管理部 課長 清川 香奈子(きよかわ かなこ)さん。日本総険が、社員わずか10名ほどの小さな会社だった2014年からのメンバーです。日本総険を長きに渡って支える清川さんに、日本総険で働く魅力やめざす未来像をお伺いしました。
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[執筆・校正]株式会社ストーリーテラーズ 平澤 歩
[取材] 株式会社ストーリーテラーズ 本部 友香
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管理部の仕事とは?
「日本総険は強いチームワークと、フラットな教育環境のある会社。
そして、職歴や学歴に関係なく、どんなメンバーでも裁量を持って挑戦させてもらえる会社です」
清川さんは、現在管理部の課長としてメンバーを牽引しています。
管理部とはどのような仕事なのでしょうか?
「当社では、保険の提案から契約までの工程を、複数の部署で分担する分業制で行っています。管理部は、各部署が業務を円滑に進め、遅滞なく保険を契約できるように、プロジェクト全体のスケジュール管理や指示出しを行っています。
たとえば、2ヶ月後に保険の更新を迎えるお客様がいるとします。この場合、○日までに営業部がお客様の事業状況に変更がないかヒアリングし、△日までに技術部がお客様の建物や物品の資産価値を調査して、✕日までにプロデューサー部が保険の契約書類を作成する…というようにスケジュールを組み立てます。
管理部では、そのスケジュール感で業務が遅滞なく進むよう、各部署に業務の締切をリマインドします。もし、『A社よりB社の方が対応の緊急性が高い』などといったことがあれば、その旨を担当部署に伝えます。
そのように全ての部署の業務とスケジュールを管理し、お客様の契約が遅滞なく完了するよう推し進めています」
辛い現状を変えるため、日本総険に入社
清川さんは高校卒業後、パティシエをめざし、洋菓子店に就職予定でした。しかし、就職前の実習中、持病であった腰のヘルニアが再発。立ち仕事であるパティシエとして働くことが困難になってしまいました。
「『高校卒業直前に突然道が断たれてしまった…。しかも、もう大学進学は間に合わない。でも、無職はまずい!』と焦った私。あわてて総合アミューズメント施設でのアルバイトを始めました。
その際、そのアルバイト先に、接客業におけるクレーム応対技術を学んで経験を積むため、葛石専務が新しいメンバーとして入ってきました。
でもその時は、私とは勤務時間帯が異なっていたため、2、3回ほどお話をしたことがある程度でした」
その後、アルバイトを退職し、社会人としての経験を積んでいく中で、清川さんはある意味、転機ともいえる職場に出会いました。その職場では、よかれと思って行動したことがすべて裏目に出てしまうなど、人間関係が全くうまくいきませんでした。
辛い日々を過ごしていたある日、かつての総合アミューズメント施設のメンバーでの集まりが。
「その場に葛石専務も参加しており、現状の苦しさについて話を聞いてもらいました。
すると、『清川さんの能力を活かせる職場は他にたくさんあるよ。我慢して働きつづけるなんてもったいない!よかったら、うちの会社で働かない?』と思いがけない言葉が。
『事務仕事もあまりしたことがないし、ましてや保険なんて何も知らないし…。だけど、現状を変えたい!』と強く思い、『私なんかで少しでもお役に立てるのであれば、ぜひ働きたいです!』と日本総険に入社を決めました」
日本総険で成長できる理由
何も保険について知識がない状態での入社。さらに、当時の日本総険は家族経営に近い業態で、他に社員が複数人いるのみの小さな会社でした。そのような中で、清川さんは手当たり次第、様々な仕事を覚えていきました。
「葛石専務からは、『今までの経験が活かせると思うから、清川さんにはスケジュール管理の仕事を任せるよ』と言われていたのですが、入社してみると当然他にもたくさんの業務がありました(笑)。
まだ社員数もわずかで、今のように分業制ではなかったため、スケジュール管理の他に、事故対応や事務など、ありとあらゆる業務を担当することに。右も左もわからない中ではありましたが、先輩に教えてもらいながら、なんとか会社の役に立てるよう、必死で仕事を身につけていきました」
そのような大変な状況でも、なぜ清川さんは屈さず、日本総険で成長していくことができたのでしょうか。
まず、1つは『強いチームワークがあるから』。
「日本総険は昔も今も、職歴や年齢、学歴など様々なバックグラウンドを持ったメンバーが活躍しています。そして、どんな時もお互いを認め、尊重し合っています。
さらに、そんな個性豊かなメンバーを統率することのできる上司がいます。その2つがかけあわさって、強いチームワークが発揮されているので、イキイキと働くことができています」
そして、もう1つは『フラットに教育を受けられる環境があるから』。
「先輩が後輩にどのように仕事を教え、どのような行動を見せるかによって、後輩の仕事への取り組み方は決まります。
私が入社した当初、既に当社で長く働いていた先輩方が、新人の私に対しても別け隔てなく接して、丁寧に仕事を教えてくれました。その伝統は現在もしっかり引き継がれており、社歴に関係なく、メンバー同士フラットに教え・教わる環境があります。これも日本総険の魅力の1つだと感じています」
挑戦できる環境だからこそ、やりがいがある
清川さんが日本総険で働いてきた中で一番印象に残っている出来事は、どのようなことでしょうか。
「直接お客様とお会いするポジションではなかったにもかかわらず、お客様から感謝のメッセージを私個人宛にいただいたことです!」
当時、営業補佐の役割を担っていた清川さん。
そのお客様と直接顔を合わせる機会はなく、メールと電話のみで連絡を行っていました。
「お客様とはお会いしたことがなかったので、お客様が私個人を認識してくださっているとは、全く思ってもみませんでした。しかし、あるお正月、お客様から私個人宛に年賀状が。
しかも、『清川さんはいつもご対応が早く、とても助かっています』と直筆のメッセージまで添えられていたのです!
『お客様のご連絡には、できる限り最短でご対応する』と日々心がけていたことが、お客様のご満足につながった。さらに感謝の言葉までいただくことができた。
本当に嬉しく、自信に繋がりました」
そして、このような成功体験を得ることができたのも、「職歴や学歴に関係なく、どんなメンバーでも幅広い業務にチャレンジさせてくれる環境だから」だと清川さんは言います。
「大企業や上場企業のお客様からもご信頼いただけるほど、私がビジネスパーソンとして成長できたのは、当社の環境のおかげ。
私は日本総険に入社した当初、アルバイト社員としての雇用でした。そんな私にも、『清川は高卒だから』『アルバイト社員として入社したから』といって任せる仕事の幅を狭めず、どんなメンバーにも様々な仕事にチャレンジさせてくれる環境があったからこそ、成長することができました」
日本総険のメンバーが、社歴や職歴に関係なく、それぞれの能力や個性を活かしてイキイキと働いている秘密は、そんな社風にあったんですね!
新たな学びから、会社と人財を育てていきたい
現在、課長という責任ある立場で日本総険を引っ張っている清川さん。
今後、どのような未来像を描いているのかお伺いしました。
「もっと様々な経験を積んで学び、その学びを未来の仲間たちに伝えられる人間になりたいです。
最近、外部セミナーに参加する機会が多くあり、『こんな考え方があるのか!』と毎回新しい知見を得ています。
また、私は約10年当社で働いているため、『これが当たり前』と思っていることも多くあります。しかし、新しく入社したメンバーから『日本総険はここを改善したほうが良くなる』と指摘を受け、ハッと気付かされることもあります。
そのようにしてアップデートされた知見や情報を周りに共有することで、自分自身の成長に繋げるだけでなく、会社の基盤をより強固に育てていきたいです。
そして、新たに活躍できる人財を育てられるような人間になっていきたいです」
様々な仕事へのチャレンジを経て、メンバーからもお客様からも信頼される清川さん。
これからの活躍がますます楽しみです!