1
/
5

なにをやっているのか

株式会社日本総険の葛石智。「保険仲立人」業を日本に広めるべく、数十年にわたり尽力してきた人物です。とっても気さくな人柄ですよ!
当社は2023年に上場しました。エントランスには上場通知書などが飾られています。
■香川県で創業し、保険仲立人として上場した企業 日本総険グループは、香川県高松市に本社を構える上場企業(東京プロマーケット)です。 1996年の設立以来、保険仲立人業を中核とし、全国のあらゆる業種・業態の企業に、保険を通したリスクマネジメントサービスを提供してきました。 『保険仲立人(ほけんなかだちにん)』という業種は、多くの方にとってはあまり聞きなじみがないかもしれません。 一般的に知られている『保険代理店』は、特定の保険会社または限られた数の保険会社の商品を保険会社の代わりに販売する一方、『保険仲立人』は顧客のニーズや利益を考え、特定の保険会社を支持しない中立的な立場で、より広範囲の商品からお客様に保険を提案します。 つまり、当グループの中核である保険仲立人業は、保険会社からの委託を受けることなく「お客様にとって最適な保険を提案・契約を媒介する」事業なのです。 ■可能性は日本全国、ひいては世界へ 創業から27年。私たちはこの保険仲立人の仕事に、大きな誇りと将来性を感じています。 なぜなら、全国のありとあらゆる業種・業態の企業をリスクマネジメントの観点から支援できるからです。 医療・介護・製造・飲食…世の中のどんな企業にも必ずリスクは存在します。来年、再来年も生き残り、成長できる保証など、どの企業にもありません。 もしも自然災害によって甚大な被害を受け、事業が存続できなくなったら? もしも取引先の倒産により、資金が回収できなくなったら? 私達は保険仲立人として、その企業の事業モデルや保有する建物・倉庫・設備を調査し深く理解して、起こりうるリスクを徹底的に洗い出す。 そして、万が一の事故や災害が起きた場合でも、お客様が事業を存続でき、社員や取引先をしっかり守っていけるよう、リスクマネジメントを行う。 今はお客様の層が大企業中心となっている保険仲立人業界ですが、大小問わず日本の全ての企業がリスクに対して万全の対策を取り、安心して事業活動が行えるよう、業界を変革していく。 そして、世界各国に支店を構え、世界へ進出する日本企業を現地でサポートできるよう成長する。 それが、日本総険グループのめざす未来像です。 ■異業種から転職してきた社員によって、支えられている 私たちのお客様の業種・業態は様々。担当する企業に潜むリスクを徹底的に調べて、深く理解したうえで、リスクマネジメントを提案していく。 これはなかなか難しい仕事です。 しかし、日本総険グループではこの難易度の高い仕事を、スムーズに進めることができています。 それは、チームワークを非常に大切にしており、社員同士が連携して仕事を進める体制・風土だからです。 実は、日本総険グループでは、前職も保険業界に勤めていた社員はほとんどおらず、異業種からの転職者が大多数。   各社員が担当するお客様の業種は固定しておらず、全ての社員が多種多様な企業を担当し、リスクマネジメントの提案を行います。 そんな中で、高い専門知識を必要とする保険仲立人業の仕事をミスなく進め、お客様に最適なリスクマネジメントや保険を提供するためには、チームワークが不可欠です。 また、保険への固定概念がなく新しい視点を持てることや、今までの経験や知見が、お客様への深い事業理解やリスクマネジメントの提案に大いに活かされることなど、異業種出身者が多いことは日本総険グループのサービスをより向上するカギともなっています。 ■全世界、リスクの存在する全ての場所に保険を届けたい 中国・四国地方の保険仲立人業として香川県で創業した当社ですが、現在では、北は北海道から南は沖縄まで、日本全国にお客様が増え続けています。 今後は国内外にかかわらず、日本企業が事業を行っている全ての場所に、リスクマネジメントを届けたい。 保険代理店と比べて遥かに事業者数が少なく、そのメリットや必要性が広く知れ渡っているとはいえない保険仲立人。その保険仲立人の価値を日本に、世界に広め、届けていきます。

なぜやるのか

専門性が高く難しいイメージのある日本総険ですが、最近は女性メンバーも増えてきました。とても華やかで明るい会社です。
創業者の葛石智の息子である、葛石晋三。もともと家族経営だった当社を、公の会社へと成長させるきっかけを作った重要人物です!
■「保険仲立人は世界を変える仕事!」熱い思いで創業 「保険仲立人は世界を変える仕事なんだ!」という熱い思いを創業当時から持ち続けている私たち。 創業者であり社長の葛石(かっせき)智は、元は保険代理店の二代目でした。 保険代理店時代に、葛石社長がアメリカやヨーロッパを訪れた際に出会ったのが、『保険仲立人』という事業。当時日本にはなかったその存在に衝撃を受けました。 日本では戦後、生命保険の代理店販売事業が成功を収め、それに続いて損害保険の代理店販売事業が全国に広がっていきました。 代理店販売は、保険会社の代わりに代理店が保険をお客様に販売する事業。お客様は、その保険代理店が提供できる保険の中から選んで保険に加入します。 一方、『保険仲立人』は全く異なるアプローチ。 保険仲立人は、保険会社からの委託を受けることなく保険をご提案し、契約を媒介する事業。お客様に関する情報を徹底的に収集し、発生しうるリスクを分析して、お客様にとって最適な保険を提案します。 葛石社長は「このアプローチなら、お客様それぞれに徹底的に向き合い、本当に必要な保険を届けることができる…。これを日本に広めなくては!!」という強い使命感に駆られました。 しかし、当時の日本には保険仲立人業を認可する法律がありませんでした。そこで葛石社長は、日本での保険仲立人業の認可をめざし、法整備のために大蔵省に働きかけました。その結果、1996年4月に法律が施行され、同年12月日本総険は創業となりました。 ■家族経営から、世界をめざす上場企業へ こうして創業した日本総険。しばらくは元々取引のあるお客様を中心に事業を行なう、社員10人足らずの家族経営に近い会社でした。 しかし、そんな小さな会社が約27年後、保険仲立人として、香川県内で約10年ぶりの上場企業を果たしました。 なぜ上場をめざすことになったのか。 それには2つの大きなきっかけがありました。 最初のきっかけは「とある新入社員の入社」。 その新入社員は、当時まだ入社して間もなかった現在の専務・葛石晋三が、過去に別の現場で一緒に働いたことのある大学生でした。  しかし、当時の日本総険は、営業に今ほど力を入れていなかったため、せっかく新入社員が入社し、頑張ってくれたとしても、給与を上げることも、部下を持って成長の機会を与えることも難しい状況でした。 「社員1人のキャリアアップも叶えることができない。 こんな状態で、『保険仲立人の仕事で世界を変える』という想いを体現するなんて到底無理だ。新規のお客様を獲得して、もっと売上を伸ばさないと!」 と、葛石専務は強い危機感を覚えたのでした。 そこで、これまで保険代理店時代のお客様との取引が中心だった営業から、新規のお客様を獲得する営業に力を入れるように。 そんな矢先、日本総険が飛躍する第2のきっかけが訪れます。 それは「ベンチャーキャピタルとの出会い」でした。 葛石専務が東京で、日本総険の事業をプレゼンテーションした際のこと。参加していたベンチャーキャピタル関係者が、こんな言葉をかけてくれたのです。 「すごく面白い事業ですね!ぜひ支援させていただきたい!葛石さん、上場をめざしてみませんか?」 正直、それまで上場など考えたこともなかった私たち。しかし、香川県という地方の会社であり、さらに知名度の低い保険仲立人業を行う当社が、日本全国にお客様を増やすべく戦うためには、確かに「上場企業」という信用が必要でした。 家族経営の小さな会社から、体制を整えた上場企業へ。約10年間の歩みの中で、社員数は10人足らずから約50人へと増え、事業体制の整った組織へと変革しました。 そして社員が一丸となり、必死の努力を重ねた結果、2023年8月、保険仲立人事業として、香川県内の企業では10年ぶりに上場を果たしました。 上場したことで、日本全国からの社会的信用が上がった。会社としてチャレンジできるフィールドも大きく広がった。 しかし、上場は私たちの目指す未来像への通過点にしか過ぎません。 もっともっと日本全国の企業に保険を、リスクマネジメントを届けたい。そして、世界進出に挑戦する企業のリスクマネジメントを担い、ゆくゆくは日本総険グループの海外現地支店が現地の情報に基づいてリスクマネジメントを手掛ける世界を創りたい。 Wantedlyを通じて、この夢に挑戦する仲間と出会えることを楽しみにしています。

どうやっているのか

日本総険では、チームワークを大切にしています。少数精鋭の会社ではありますが、協調性も大切にしている当社。社長や役員との距離も近く、自分の意見が届きやすい風通しの良い社風も特徴の一つです。
リスクマネジメントのプロフェッショナルとして、香川県から日本全国へ、ひいては世界へ。これからもチャレンジを続けてまいります!
■チームプレーでリスクマネジメントを届ける 日本総険グループでは、以下の複数の部署が連携して、お客様それぞれに適したリスクマネジメントと保険をご提案しています。 [営業部] 保険のお見積りや更新のご案内、お客様からのご質問への対応など、お客様の窓口となる部署です。お客様と最初にコンタクトを取り、最終的に保険の内容をご案内する役割であり、その一連の流れがスムーズに進むよう、技術部やプロデューサー部への情報連携やスケジュール管理なども営業部が担います。 [技術部] お客様の元に実際に伺い、万が一の事故や災害の際に起こりうるリスクを調査します。建物の構造や倉庫の在庫、設備や備品の種類など、保険のお見積りに必要な情報を詳細に調査し、データを作成します。 [プロデューサー部] 保険契約に必要な事務作業をはじめとするバックオフィス全般を担当します。保険契約手続を円滑に進めるため、申込書の手配から申込書への押印依頼まで、営業部とお客様両方のサポートを行います。また、保険契約時の補償の引受条件や保険料の価格について、保険会社との交渉全般を行うなど、保険会社への交渉窓口の役割を担います。 [CS部] お客様に事故や災害が発生した場合に、お客様が適正な保険金を受け取ることのできるよう、お客様に代わって保険会社や修理工場などへの連絡や交渉を行います。お客様が保険金を受け取ることが出来るまでしっかりとサポートします。 お客様に最も適したリスクマネジメントと保険を届けるためには、それぞれの部署の役割が不可欠。全ての部署がお互いの役割を尊重しあい、密にコミニュケーションをとり、お客様一社一社が安心して事業活動できるよう連携しています。 ■当社の社風・風土 当社の社風・風土のポイントを3つお伝えします。 ①のびのびとコミュニケーションができる風土 お客様にとって最適なご提案を行うため、入社年次に関係なく、さかんに意見を出し合える環境です。むしろ、新しいメンバーの今までにない視点は、私たちのサービスの進化に繋がるので大歓迎です! 少数精鋭の会社であり、社長や役員との距離も近く、自分の意見が届きやすい風通しの良い社風も特徴の一つです。 ②メンバーの今までの経験を大切にする社風 当社は前職も保険業界だった社員はほとんどおらず、看護師・広告代理店・家電量販店・飲食店・観光ホテル・ゼネコンなど様々な業界の出身者が活躍しています。 保険の知識は入社してからでも身につけることができます。それよりも、各々の今までの仕事の視点や経験から磨かれた五感を、日本総険グループでの業務に活かしてもらいたいと考えています。 お客様の会社を実際に訪れ現場を見て、熱量を肌で感じ、声に耳を傾けお話をする。そのように五感をフル活用することで、お客様の本質を掴むことができ、お客様に最適なリスクマネジメントを行うことができるのです。 ③好奇心と探究心が旺盛 当社の社員は「お客様について誰よりも詳しくなる」という意識を持ちながら、お客様と向き合っています。それは、お客様に潜むリスクを徹底的に洗い出すためには、ビジネスの仕組みや内容はどのようなものなのか、どのような建物や設備を保有しているのか、どのようなトラブルやクレームが起こりうるのかなどを細かく調査する必要があるからです。 「もっとお客様について知りたい、調べたい」という好奇心と探究心が発揮されることで、お客様に寄り添ったご提案が可能なのです。  ■当社にご興味を持ってくださったあなたへ 海外ではスタンダードでありながら、まだまだ日本では知名度の低い保険仲立人。その存在を日本に広め、そしてリスクマネジメントと保険を通して、世界に挑戦する日本企業を全力で支援する。 この使命を果たすため、私たちはようやく上場という第一関門を突破したばかりです。 思い描く未来を実現するため、私たちは社員一丸となってチャレンジを続けてまいります。Wantedlyを通じて、そのさらなる仲間とお会いできることを楽しみにしています!