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なにをやっているのか

生産流通の現場で得たものを、各地の仲間たちに手渡すかたちに業態転換中
産地の有機野菜などの生産~流通とりまとめをおこなっています
伊賀ベジタブルファームは、忍者の里として有名な三重県伊賀市で野菜の生産と販売に取り組んでいます。地域の農産物の流通を取りまとめて小売店や飲食店にお届けする仕組づくりを行っているほか、生産や流通に関わる一人一人のスキル向上支援などを積極的に行っています。 国内外の農業に関わる様々なコンサルティング、プロジェクトの企画・運営にも数多く関わっています。 ■これまでの取り組み事例■ ★伊賀地域の有機農業推進 ~ 産地組織 ㈱へんこ の立上(2010-) 有機農業の盛んな三重県・伊賀エリアで、生産者らの連携醸成、学びの場づくり、 販売合理化のための流通システム構築などを進めました。    伊賀有機農業推進協議会:https://iyuukyo.jimdo.com/  株式会社へんこ:https://henko.jp/ ★京都オーガニックアクション協議会(2018〜2020年) 京都周辺の生産者と流通業者が農産物の取引に関わる情報をオンラインで共有して、共同物流を運行する実証試験を支援。同時並行して生産者の経営や生産に関わる技術向上のための勉強会を開催してきました。  物流シェアから広がる広域連携コミュニティ形成:  https://speakerdeck.com/kmurayama/koaqu-zu-shao-jie-purezenzi-liao-rev20190715 ★アフリカ農業プロジェクト(2020-2021) 人口増加に伴って経済成長が見込まれているアフリカの農業に注目しています。 国の調査事業に携わったり、上場企業のアフリカ展開を支援するコンサルティングなどを行っています。  アフリカ農業イノベーションプラットフォーム構想(TICAD7):  https://www.maff.go.jp/j/kokusai/kokkyo/food_value_chain/attach/pdf/r1-12_a_haifu3.pdf ■今後の展開■ 1:流通業務システムの開発提供 農産物販売管理システム(需給マッチング・集配手配)をパッケージ化、流通事業者を対象とした業務アプリケーション(クラウドSaaS)として展開します。 青果流通のプロを対象とするサービス提供を通じて、オーガニックひいては農産物流通業界全体の効率化~レベルアップを目指します。 2:オンラインでの生産者連携~学びの場づくり 生産者らへの技術指導・コンサルティング、ネットワーク形成~流通組織運営ノウハウなどをコンテンツ化、オンライン提供していきます。 取り組みは国内外を問わず展開する予定で、公設市場へのローカル&オーガニック農産物導入、東アフリカでのサプライチェーン構築といった展開を予定しています。

なぜやるのか

事業者同士の学び合いの場づくりが基本。
食のしくみづくり(フードバリューチェーンの構築)は普遍的な取り組み。グローバルに考えていきます。
私たちは、これからの時代の持続可能な社会のあり方を模索するなか、「農」や「食」を生命を育み・いただく営みと受け止めて、生産や流通プロセスに関わるひとつひとつの存在(いのち)を尊重する「オーガニック」なスタイルを追求しています。 ■ヴィジョン■ 「自立と共生」 ・誰もが自分の生き様を自分で決定する ・多様な個性が互いに磨きあって成長する ・いのちの連鎖・全体性を常に実感できる ■ミッション■ <自立と共生の関係にもとづく食の生産と流通のしくみを実現する> ・上流から下流までフェアでシームレス ・多様な人が主体的に連携して作る ・役割を固定しない、細分化しすぎない ・互いの存在価値を理解し尊重しあう ・原価計算に基づく透明性の高い取引 ・技術の継承と革新を常に推し進める 

どうやっているのか

■私たちの強み■ 企業や研究機関で開発などを経験してきたメンバーらが農業の現場に飛び込んで、事業構築~運営を行ってきました。一見すると綺麗なノウハウやシステムを導入して終わり…、ではなく、現場に根付いて業務が改善されるまでサポートを行う等、泥臭いところでクライアントを支援していけるのが私たちの強みです。 ■働くうえで大切にしてほしいこと■ この業界、農家を助けてあげよう、というような視点(空気)が持ち込まれることもあるのですが、そこは誤解されている面も多いかもしれません。日々変わる天候のなかで「生命」を扱う技術は想像以上に複雑な要素もあり、高度なノウハウやスキルが必要です。 また、既存の発想ではニッチもサッチも行かないように見える局面でも、これまでにない視点を導入することで解決の道筋を見出す【イノベーション】の発想が鍵になります。それは運を天に任せる「一発逆転」思い付きの発想というのでなく、常に学びを深め、未知の領域に向き合って歩み続けた結果として、ある時点で一気にピースがつながって実現する、そういうものではないかと思っています。 自分たちが未来の農と食の形を描く、そんな気持ちを失うことなく仕事に取り組んでもらえれば嬉しいです。 ■自然に囲まれたオフィス環境■ オーガニック野菜を取り扱っていることもあり、自然に近く、暮らしの雰囲気が漂う職場です。周辺は人よりも鹿やイノシシなどの動物のほうが多いくらいで、まぁ自然のただなかですね。とはいえ、京都・大阪・名古屋には1~1.5時間でアクセスできるので、田舎暮らしをしながら都会にすぐに出られる、ほど良い距離感なのかもしれません。 今回採用対象のメンバーは基本的にフレックス勤務を想定しており、条件によってリモート勤務も可能です。