こんにちは!ビズフライト採用担当の宮崎です。
今回は、ビズフライトの中でも異色の経歴を持ち、新規事業を牽引する山浦にインタビューしました!
紆余曲折の人生の中での学び、ビズフライトで活かしていることを本音で語ってもらいましたのでぜひ最後までご覧ください!
順風満帆!とはいかなかった社会人スタート、、、
ーー本日はよろしくお願い致します!山浦さんのビズフライトに入社する前のご経歴を教えてください。
新卒から11年間は金融業界で金利の運用と営業を担当していました。2社目は外資系の証券会社ということもあり数年間はニューヨークでも働いていました。ニューヨークでの勤務中にリーマン・ブラザーズの倒産を機に、自社が買収されたことを現地で体験するなどハードな経験をさせていただきましたね(笑)。 その後は、現地での結婚・出産もあり、イギリスで1年間留学した後、日本に帰国しました。帰国後は、大学の先輩が創業したスタートアップの会社にリファラルで入社し、新規事業を担当していました。しかし、子育てもあったため、時短で働きながら大学に通っていました。その会社が上場して落ち着いたタイミングと大学院進学のタイミングが重なり、達成感を感じ退職しました。2年間の修士課程を経てビズフライトにジョインという流れになります。改めて話していても変わった経歴ですよね(笑)。
ーー私自身お会いしたことがない経歴です(笑)。社会人を10年以上経験してから改めて大学に通われたのはなぜですか?
単純な好奇心と自分の強みを見つけたいという思いがあったからです。それまでの経験からプログラミング言語は多少の理解はありましたが、システムの原理や原則を知りたいと思い大学に行きました。これからのキャリアを考えると、自分が勝てる領域はどこかを見極めるために、営業や企画といったビジネスサイドだけでなく、技術サイドの理論や基盤を学ぶことが武器になると感じました。キャリアを伸ばしていく中で、限られたリソースで多くの成果を出すために「勉強」が最適だというのが当時の私の答えでした。
ーーお忙しい中で自己研鑽を怠らないスタンスは素晴らしいですね!
元々「オタク」への憧れが強かったです(笑)。子供の頃は器用に満遍なくこなすタイプでしたが社会人になって刺激的な方々と一緒に働く機会が多く価値観が変わりましたね。金融業界での経験からも「夢中」になることが生み出すパワーの凄さを実感し、自分もそういう人になりたいと思うようになりました。学歴・経歴に関係なく「夢中」になれる人たちと一緒に過ごせたのは私にとって非常に大きな経験でした。
ハードな労働環境の先に見えた景色とは?
ーーそんな経験豊富な山浦さんでも辛かった時期はいつですか?
体力的に辛かったのは、新卒の時です。私が新卒として入社した2年後に金融危機が起こり、銀行業界全体が厳しい状況に陥りました。その時は始発に乗って終電で帰るという昔ならではの長時間労働でした。目の前のことをがむしゃらに取り組むしかない状況で、そもそも会社や業界全体が厳しかったので自分の頑張りだけではどうにもできない状況が体力的にも精神的にも辛かったですね。ただそれ以上に辛かったのはスタートアップでの勤務の時ですね。子供もいて働き方が制限されている中で、自分の強みを発揮できず、今後のキャリアプランが見えなかった時が一番辛かったのを鮮明に覚えています。その漠然とした不安を払拭するために大学に入学したのも、大きな決断でした。
ーー山浦さんでもそんな時期があったんですね、、、
そうですね。絵に描いたような長時間労働や働いていた会社の買収など、多くの経験を積ませてもらいましたが、その中でサバイブできたことは大きな自信となりました。自身のアウトプット=インプットの出口を確保しておくことが重要だと考えています。常に考え、思考力を鍛え続けないと、なかなか見つけられないものですからね。
ーーなるほど、、、勉強になります。大学を通して変化はありましたか?
マクロでもミクロでも学びは大きかったと思います。大学では自然言語処理を学び、技術的な理解を深めることもできました。在籍期間中にAIを取り巻く環境が変化していくのを見て、作る側よりも活用する側に回る方が自分の勝ち筋になると感じました。生み出された技術をどのように活用し、サービスに落とし込んでいくのかを考えて実行する方が、これからの激しい変化にも対応できると思いましたね。
人生を通して走り続けたい、そのために選んだ環境
ーーすごく的を得ていると思います。そんな中で次の環境はどのようなところを探されていたんですか?
成果が計りやすく、テクノロジーに近い環境を探していましたね。テクノロジーを活用する側で考えた時にテクノロジーと距離が近いという理由で、メーカーの研究員なども考えていました。しかし子供もいることで働く時間の問題があり、自由に働ける環境も重視していました。正直このような理想の環境は中々見つからず、転職活動はかなり難航しました。ありがたいことに、かつて一緒に働いた方々からいくつかお話しをいただいたこともあり、一時はそれらについても検討しましたが、常に新しいことにチャレンジし続けたいという気持ちから、妥協せず探し続けました。
ーーありたい姿と現実の間での葛藤もあったと思いますが、そんな中でビズフライトに入社した決め手はなんだったんですか?
社員の人柄に惹かれたこと、めちゃくちゃ頑張れる環境だと感じたからです。最初はホームページの文面を通してではありますが、社員の方との会話で感じた誠実さや裏表のなさが私の心に響きました。働く上で最も重要だと考える『良い仲間と共に頑張れる環境』がビズフライトにはしっかりと受け入れられていると感じたことも、入社の大きな決め手となりました。
ーー山浦さんの働く上で大事にしていることが伝わるエピソードですね。
そうですね。事業内容も大事ですが、誰と働くかはそれ以上に大事だと考えています。働く上で一番動かすことができないのは「一緒に働く人」なので。正直、自分が新卒の時代は私から見て誠実さに疑問符がつくような方が成功したり、出世することもあったように感じます。しかし、今は成熟した社会で、『人間は何に対して幸せを感じるか』という部分、人の『心の奥底にある幸せの源泉』そのものにフォーカスが向けられているので、良い仲間と良い志を持ってビジネスを行うと、お客様が本当に必要としているもの、お客様にとって価値のあるものが見つかると感じています。ミッションやバリューを大切にする会社が増えているのは、社会のこの変化が背景にあると思います。ビズフライトとしてもミッションやバリューなどの『感情』を重視し、大切にしていきたいと考えています。
新規事業をより多くのお客様に、ビズフライトとしての成長エンジンに
ーーとても納得するお話です。ビズフライトではどういう事業を行なっているのですか?
現在は新規事業チームで働いています。元々はコンサルタントとしてのオファーを受けていたのですが、面接を通して新規事業に取り組んほしいと言われ、二つ返事で承諾しました(笑)。コンサルタントにも興味はありましたが、新しい事業を作り上げていくことにワクワクしました。
取り組んでいることとしては、自社プロダクトである「Sozoroo」のコンテンツ企画や、拡販のためのマーケティング施策の立案など、事業開発として幅広い業務を担当しています。やることは多いですが、新しいものを作り上げていく過程でしか得られない充実感があり、とても楽しく働いています。
ーー今後の「Sozoroo」を楽しみにしております!最後にどんなメンバーと一緒に働きたいですか?
まず、私が大事にしているキャッチフレーズが『知性』『品性』『人間愛』の3つです。その上で行動面として「良いことをする」「人から学ぶ」「掘り下げる」ことを大切にしています。
もう少し噛み砕いて説明しますと、『知性』は単なる知識ではなく、人から学び、もう一歩考える思考力だと考えています。『品性』は他者への思いやりを持って接するコミュニケーション力。『人間愛』は相手の深い部分を理解すること。表面的なことでなく思考や考え方などの深い部分で相手を信じることが大事だと思っています。こういう考えに少しでも共感していただける方とぜひ一緒に働きたいですね!