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【メンバーインタビュー】“技術職”守屋が語る、Geo Dreamsの魅力と未来の可能性

はじめまして。Geo Dreamsで技術職を担当しております、守屋です。

技術職と言っても、少数精鋭で取り組んでいるスタートアップですので、営業関係、技術的なことなどを含めて幅広く担当しています。今回は、そんな私から見たGeo Dreamsの技術職の魅力や仕事のやりがい、未来像などをお話ししたいと思います。


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元々鉱山会社で働いていた私は、自分の技術をもっと活かせる場所を求めて転職活動をしていました。そんな中で出会ったのが、「地球の力で地球を救う」をモットーに掲げる会社、Geo Dreams。

Geo Dreamsとの出会いをきっかけに、私は初めてI-Pulse社を知り、その世界最高峰の素晴らしい技術に触れることができました。

「この技術を日本の地質調査に応用できたら、どれほど面白いだろう…」

そう考えたことが、私がGeo Dreamsへの転職を決意したきっかけだったのです。

調査・測定・検証を重ね、「わからない」を解いていく

私たちが今、最も注目しているのは、I-Pulse社が開発した「Typhoon(タイフーン)」という地球物理探査技術です。

この技術は、「より深く、より高解像度に、より迅速に探査し、より良い結果を得る」ことを可能にしました。私たちは、この革新的な技術を日本に導入し、主に地熱探査などに活用していく予定です。

Typhoonの技術はさまざまな可能性に満ちています。それは地熱探査だけではなく、地震や自然災害などの防災にも役立つ可能性を秘めているということ。

もちろん、自然現象を相手にする仕事ですから、わからないことはたくさんあります。むしろ、9割9分は「わからない」と言っても過言ではありません。

だからこそ、「わからない」で終わらせるのではなく、確かな技術を使い、自分の目で調査し、測定し、論理的に検証していく。このプロセスを大切にしながら、より良い未来のために地道に努力を重ねていきたいと考えています。


人のため、地球のためとなる最先端技術の可能性

災害対策に役立つ最新テクノロジー

私たちGeo Dreamsが扱う最新テクノロジーには、Typhoon、BLUESPARK(ブルースパーク)G-Pulse(ジーパルス)という3つの技術があります。特にTyphoonは、地質探査に非常に適した技術です。

私たちの本懐である地熱分野での活躍はもちろんですが、防災の分野でも大いに役立つと考えています。例えば、土石流で山が丸ごと埋まってしまい、集落全体が被害を受けるような場所の調査には、間違いなく適役です。Typhoonは広範囲を一気に調査できる上に、非常に有益なデータが取れるんです。さらに、繰り返しモニタリングすることで、状況の変化も把握できます。

火山や地震といった自然災害の分野でも、Typhoonは有意義な結果をもたらす可能性を秘めています。地震に関して言えば、危険な場所はだいたいわかっていますが、次にどこが危ないのか、火山が噴火した場合にどこまで影響が及ぶのか、そういった詳細までは十分に解明されていません。そのあたりを評価するためにも、Typhoonのような技術は非常に役立つと考えています。

また、活断層の調査にも新しい風を吹き込む可能性があります。私たちが日本に導入した技術は、災害対策などにも使える、人々に求められる技術になるのではないかと期待しています。

持続可能なエネルギー源をつくりだす、クローズドループ

地熱発電の分野では、今、とても興味深い技術開発が進んでいます。その一つが「クローズドループ」と呼ばれるシステムです。これは、地下の高温地帯から熱エネルギーを取り出し、地表で発電に利用した後、冷却された流体を再び地下に戻すという、文字通り「閉じた循環」のシステムなんです。

このクローズドループの実用化に向けたプロジェクトが、今、着々と進んでいます。もちろん、まだまだ技術的な課題もあって、専門家の知恵を借りなければならない部分もたくさんあります。それでも、この試みが成功すれば、持続可能なエネルギー源として注目を集めるでしょう。地熱発電の分野で大きく飛躍できるのは間違いないと思います。

Geo Dreamsの技術職に向いているタイプ

未来の可能性を探究する当社の技術職に向いている人は、こだわりがあって好奇心が旺盛なタイプでしょうか。

やはり調査業というのは、興味がなければ苦行のように感じる部分もありますからね。普通の人だったら敬遠しそうな場所に行って、黙々と調査する。そういった作業を楽しめる、あるいは興味深く粘り強く取り組める人が向いていると思います。

それから大切なのは、嘘をつかないこと。地質や自然のことって、わからないことが多い分野なので、嘘があると前に進めない。例えば「ない」のに「ある」と言ったりすると、前提が変わって結果も違ってきます。嘘のまま進めば、サイエンスの発展の妨げになってしまう。

ですから、わからないことは「わからない」と言える人。その上で、その「わからない」は今の技術でわかるのか、わからないのか。わかるためにはどうしたらいいのか。そういったことを考えられる人が必要なんです。

確率論で攻めていくのか、意思決定をどうやるのか、プロセスが間違っていたら次はこっちのプロセスで見直そうとか…そういうことをどんどん突き詰めていけるタイプが合っていると思います。

逆に言えば、引かれたレールの上を走りたい人、「次はこれをやって、その次はあれをやって」というように決められた通りに進めるのが得意な人には、少し合わないかもしれません。


未知の領域に踏み込む面白さが魅力

Typhoon、BLUESPARK、G-Pulseといった核心的な技術の登場が、この分野の評価を変えたのかもしれません。地熱エネルギーの分野は、ここ10年ほどで見直されてきたように感じます。

私たちの目標は、これらの最新技術を改良して日本の地熱条件に適した形に発展させることです。この点において、他の調査会社と比べても優位性があるのではないでしょうか。

この強みをうまく活かすことができれば、Geo Dreamsの独自の価値をさらに高められると考えています。

「この技術を日本の地質調査に応用できたら、どれほど面白いだろう…」

入社当時から今も、私の想いは変わりません。

私たちは最新テクノロジーを活用して、探査のさらなる奥深さに挑戦しています。自ら考え、調査し、理解を深めていく。そんなプロセスを楽しめる人にとっては、やりがいのある仕事だと思います。実際、私自身もその過程を楽しみ、この先の未来に期待しています。

未知の領域に踏み込んでいく挑戦、日本の未来のための技術の探究、それらを面白く感じられる方と一緒に働けたら嬉しいですね。


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