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なにをやっているのか

地球の力で地球を救う。壮大なミッションに挑む、チームGeoDreams!こちらは、代表取締役会長の片瀬裕文。
地熱発電の最新技術を学びたい方にはうってつけの環境。カナダのBlue Spark Energy社に研修に行き、現地で最新技術について学んだ上で、技術提供をしています。
■地球の力で地球を救う 日本の地熱業界に、技術革新を。 世界で大きな実績を誇る最新の地下資源開発の技術で、日本の地熱業界の未来を切り開く。まさに日本に「地熱革命」を起こすのが、私たちの使命です。 当社は、2022年に設立されたスタートアップ企業ですが、代表取締役会長には、元経済産業省審議官まで勤め上げた片瀬裕文、代表取締役社長には、熊本で地熱発電所を立ち上げた経験を持つ中村誠司、そして経験豊かな技術メンバーや、いちからこの業界で学び活躍している若手メンバーなど、最高の布陣が揃っています。 「日本の地熱業界に技術イノベーションをおこし、日本をエネルギー大国にする」という壮大なビジョンを掲げ、そのビジョンの実現のために、日々チャレンジを続ける情熱溢れるチーム。 まさに、地球の内部に秘められた無尽蔵のパワー、マグマの熱のごとく、私達の情熱と技術力で、日本に地熱革命を起こします。 ■「日本は地熱大国」にも関わらず、なぜ地熱発電が普及しないのか? 地熱発電は、地球の奥深くにあるマグマの熱エネルギーを利用して水蒸気を発生させ、その蒸気の力でタービンを回し発電する方法です。 この方法は、発電のための追加の燃料が不要で、二酸化炭素の排出も極めて少ないことから、「完全なるクリーンエネルギー」と呼ばれ、注目されています。また、火山国である日本の地熱資源量は、アメリカとインドネシアに次いで、世界第3位。にも関わらず、現在の日本では、地熱発電があまり普及していません。 なぜか。 それは、地熱業界ではここ数十年、大きな技術革新が起こっていないからです。 それもそのはず、地熱は鉱山業界と比べるとその市場規模は1/100。石油業界と比べると、その市場規模は、なんとわずか1/10000。 そのため、市場規模の小さな地熱業界では、技術革新のための大規模な投資が行われず、全くといっていいほどイノベーションが起こりませんでした。この数十年に渡る地熱業界の技術停滞に大きな風穴を開けたのが、Geo Dreams。 「いつの時代も、技術革新は石油業界から起こっている。地熱の10000倍の市場規模を誇る石油業界の、世界最新の技術を持ってきて、日本の地熱業界に衝撃を与える」 そこで私達は、『パルス技術を完全にコントロールする』最新技術を持つI-Pulseとタッグを組むことで、日本国内でI-Pulseの技術を扱える企業となりました。 ■I-Pulseの技術、Geo Dreamsの三種の神器 I-Pulseの創業者、ロバート・フリードランド氏。スティーブ・ジョブズのメンターとして有名な彼は、鉱山業界で類い稀なる成功を収めた、まさに伝説的な存在です。鉱山を掘り当てることは奇跡に近く、その成功率は極めて低いと言われるなか、彼は、ここ20年で発見された世界の主要な銅山のうちの二つを発見しました。 それも、新しい技術によってなされたこと。 それでは、Geo Dreamsが誇る3つの最新技術をご紹介しましょう。 ①「Typhoon:タイフーン」 従来の地下探査の常識を変えた、世界に衝撃を与える技術です。いうなれば「地中のレントゲン」。 今までは山師が鉱脈の発見・掘削を行ってきましたが、成功率の低さが弱点でした。しかし、この技術を使えば地下数キロに渡る様子がクリアになり、熱源を掘りあてるための最適な場所が明確になります。南アフリカ、コンゴ共和国、サウジアラビアなどを中心に、今、世界で大きく注目されている技術です。 (https://ivanhoeelectric.com/) ②「BLUESPARK:ブルースパーク」 パルスパワーにより衝撃波を発生させ、井戸を復活させることが可能になる技術。さらに内部及び周辺部のスケールを除去し、配管の掃除も行います。この技術は石油生産においては世界で1000本以上の実績があります。高い費用対効果と、環境にも優しい技術であることから、日本の大手地熱会社も続々と導入を進めています。生産井と還元井の機能回復に絶大な効果を発揮します。 (https://geospark.co.jp/) ③「G-Pulse:Gパルス」 より深く、より力強く、より速く、地下の井戸を掘り進められる技術です。この技術は、パルスパワー掘削装置と呼ばれるものを岩盤に下ろし、高速で岩を砕き掘り進めることができます。世界中が固唾を飲んで見守る待望の技術です。

なぜやるのか

代表取締役社長の中村誠司。中央電力(現:レジル)の創業者。日本の地熱業界にイノベーションを起こすべく、果敢にチャレンジを続けています。
一般的にイメージする技術職のイメージとは少し違って、パソコンやコンパクトな機材で機械を動かします。日本の主要な温泉地(九州・信州・東北)で、現在ブルースパークが活躍しています。
■「火山大国」日本のポテンシャルを引き出すために 日本は、地熱資源量で世界第3位のポテンシャルを誇る、「火山大国」であるにも関わらず、地熱発電量は、まだ世界第10位。地下に、膨大な宝の山が眠っているにも関わらず、それらを活かすことができていないのが、今の日本です。 そんな状況を打開するべく、地熱発電事業に果敢に挑み、最新技術の情報にアンテナを立てていたのが、現在の株式会社Geo Dreams 代表取締役社長の中村誠司(以下、中村)でした。 一方の、 現:代表取締役会長の片瀬裕文(以下、片瀬)。片瀬は、経済産業省にて、日本の技術政策・エネルギー政策・環境政策・気候変動対策に携わるという重要なポストにおいて、世界のエネルギー事情と技術に非常に精通していました。 「日本のエネルギー問題、ひいては地球環境問題を解決するには、日本の地熱こそが大きな鍵となる。そのためには、地熱業界にイノベーションを起こせる、最新テクノロジーが必要だ」 そんな思いを抱いていた片瀬は、カナダに本拠地を置く鉱山技術開発会社、I-Pulse(アイパルス)の創業者、ロバート・フリードランド氏と出会います。 https://www.ipulse-group.com/ 鉱業業界の資源開発において多大な功績をおさめたアメリカの実業家、ロバート・フリードランド氏。片瀬は、I-Pulseが持つ高度な技術「BLUESPARK(ブルースパーク)」に衝撃を受けました。 「このBLUESPARK(ブルースパーク)を、日本の地熱発電の井戸のメンテナンスに活かせないだろうか…」片瀬はそう考えました。 地熱発電においては、定期的な井戸のメンテナンスが必要となります。井戸内部及び周辺にスケール(地熱の湯垢)が付着することにより、発電能力が落ち、結果として売電収益も落ちてしまうからです。そのため、定期的な井戸のメンテナンスが必要なのですが、従来の技術では1ヶ月ほど工数がかかるため、その期間は発電がストップしてしまうという課題がありました。 また、メンテナンスのための設備も大掛かりで、電力会社に大きなコスト負担を強いるものでした。 「このBLUESPARK(ブルースパーク)の技術を地熱発電の井戸のメンテナンスに応用できれば、井戸のメンテナンスにかかるコスト、日数が大幅に削減される上に、地球環境にも優しい。まさに、日本の地熱業界にイノベーションを起こせる技術だ…!」 そんな矢先片瀬は、知人の紹介で、中村と知り合います。この出会いこそが、株式会社Geo Dreams設立の最初のきっかけとなりました。 ■小さなスタートアップが、「地熱革命」を起こす! 中村は、中央電力株式会社(現レジル株式会社)の創業者であり、10年以上前から、地熱発電事業に着手してきました。日本各地で、「地域創生×地熱開発」に取り組んできた、言うなれば、地熱のプロフェッショナル。 日本の地熱発電の可能性に早い段階から気づき、さまざまな挑戦を続けてきた中村は、「日本にもっと、地熱発電の未来を切り開くような画期的な技術はないものか」「斬新で、新しく、面白い発想のテクノロジーはないものか…」と各方面にアンテナを張っていたタイミングで、片瀬と出会います。 片瀬からI-Pulseの技術について紹介を受けた中村は、その最新技術の可能性に武者震いしました。 「これは、日本に地熱革命をもたらす素晴らしい技術だ!」 まるで、パズルのピースが噛み合うかのような出会いを果たした片瀬と中村はタッグを組み、Geo Dreamsを創業。I-Pulse社にも出資をし、共同技術開発と、日本への技術導入への挑戦をスタートさせたのでした。 ■地熱の未来は今、この瞬間に Geo Dreamsには、「地熱発電」に関するプロフェッショナルや仲間(協力業者)がいます。そんな彼らと力を合わせ、日本の地熱の可能性を、さらに広げていく。 そして、チーム一丸となり、日本に『地熱革命』を起こしていく。 昨年から、この技術の価値を認め、導入し、効果を実感する大手電力会社も増えてきました。 ここ最近は、案件が増え、現場では人手が足りず、嬉しい悲鳴を上げている状況です。まだスタートして間もない頃から、日本の大手電力会社や取引業者一社一社と向き合い、実績を積み上げてきた努力が、今、ついに実を結ぼうとしています。 「地球の力で地球を救う」「日本の地熱業界に、技術革新を」 世界で大きな実績を誇る最新の地下資源開発の技術で、Geo Dreamsは今まさにこの瞬間から、日本の地熱業界の未来を切り開いていきます!

どうやっているのか

海外の最新技術を、日本の地熱業界に導入することで、日本に地熱革命を起こすために。プライドを持って仕事に向き合う技術チームです!
社員10名のスタートアップ企業が、最新技術を導入し、結果を出すためには、日々の改良や学びが欠かせません。
Geo Dreamsが大切にしている価値観や社風についてご紹介します。 ■Geo Dreamsの5つのバリュー 1 現場主義 海外の鉱山業界・石油業界で使われている最新技術を、日本の地熱発電の現場に応用するわけですから、予期せぬトラブルが起こることも、もちろんあります。 また、発電所によって、井戸の深さも地形も全く異なり、一つとして同じ現場はない中で、実際に現場に行ってみないと分からないこともたくさんあります。 理論や理屈で考えすぎずに、現場の声やそこで得られたノウハウを大切にしながら、柔軟に、迅速に、判断・対応をしていくことが求められます。 2 役割分担 Geo Dreamsは、まだ社員数10名程度のスタートアップ企業。経営陣は経営について、技術者は技術について、それぞれが自分の役割に合わせて仕事を全うしています。全員が当事者としての意識を持ち、自分の仕事に邁進している職場環境です。 3 自立と自発性 社内には、ほとんどと言っていいほどマニュアルがありません。まだスタートしたばかりの会社ですから、大手企業のように仕組みやルールが整っているわけではなく、自分たちで一つずつ作っていく段階です。 正解を教えてもらうまで待つのではなく、「こうしたらいいのでは?」「こうすれば解決できるかも、まずは動いてみよう」という風に、自発的に、自律的に動いていくことを大切に。 こうした環境を楽しめるメンバーで、日々仕事を作り上げていっています。 4 技術への自信とプライド 現場のメンバーは、自分たちが提供している技術に絶対的な自信を持っています。 「この技術があれば、お客様に喜んでいただける。価値を感じていただける」と確信しているからこそ、日本の地熱業界における前例の少ない技術であっても、お客様に自信を持って提供していけるのです。 5 協力業者との連携 私たちは、掘削技術や井戸の浚渫技術を持つ協力会社と連携して事業を進めています。業界の先輩である協力会社の皆さんと力を合わせ、時に私達がプロジェクトリーダーとしてチームを引っ張りながら、高い技術力をお客様に提供することができています。 ■Geo Dreamsの社風 ①現場での協調性とコミュニケーション 私たちは、協力会社と共に、井戸メンテナンスなどの案件に対応しています。現場では技術者やメンバーが集まり作業にあたるので、報告や連絡、相談が不可欠。さらに、導入したばかりの技術なので、予期せぬトラブルに見舞われることもあります。そんな時でも迅速に問題解決に着手できるよう、日頃から密なコミュニケーションを心がけています。 ②柔軟性と適応力 Geo Deramsは、何もない所からスタートした会社です。そういった意味では、今いるメンバーが、イチから全てを作ってきてくれました。 マニュアルも、正解も、手取り足取り教えてくれる先輩もいない中、自分で考えて行動に移し、間違っていたら改善し、また行動をする。 これを、自発的に積極的に行えるメンバーが集まっています。 ③チームワークと技術力を大切にしながら、前へ前へ 「地球の力で、地球を救う」という壮大なミッション。個々の力や一企業の力だけでは、決して実現できません。技術者、専門家、営業マン、そして自治体の関係者といった、たくさんの人々の協力を得ることが必要不可欠です。 ミッションは大きくても、日々行う仕事はとても泥臭い。 それでも、志を同じくしたメンバーが一丸となり、地球のポテンシャルを引き出し、日本の土地が持つ豊かさを取り戻していけるよう、一歩ずつ歩みを進めています。 ※株式会社Geo Dreamsには、株式会社Geo Spark Technologies(ジオスパークテクノロジー)というグループ会社もございます。 https://geospark.co.jp/