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米国のマンセルが発表した色彩体系。
色を体系的にあらわすシステムの代表的なもので、日本のJISがこれに準拠している。
システムの基本として、色の三属性に基づき、色相をHue(H)、Value(V)、Chroma(C)としてHVCの各尺度で色を表示する。
色相はR(赤)、Y(黄)、G(緑)、B(青)、P(紫)を五主要色とし、それぞれの物理補色を中間にとった、RP、YR、GY、BG、PBの合計10色を、それぞれ10分割した100色相区分にした。
明度は理想的な黒(光を全吸収)を0、理想的な白(光を全吸収)を10として、その間に白と黒による灰色を感覚的に等間隔になるように尺度化した。
彩度は、無彩色の明度に対応した有彩色を、無彩色を0として色みの強さが増加するほど数字が大きくなるように等歩度に設定した尺度をつくっている。
たとえば鮮やかな赤をマンセル記号での表示は5R4/14でm5Rは中心となる赤、4は明度で白と黒のグレー・スケールと対応すると中明の位置で、彩度が14というのは、無彩色から遠い高彩度を示すものである。
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