bitFlyer USA サービス開始 6 周年記念！！

こんにちは！bitFlyer 採用担当です！

いきなりですが、bitFlyer グループに海外拠点があることをご存知でしょうか？

日本ではあまり知られていないかもしれませんが、実は 6 年前から bitFlyer は米国でも暗号資産交換業を営んでおります。

今回はそんな bitFlyer の海外拠点の一つである bitFlyer USA, Inc.（以下、bitFlyer USA ）についてご紹介させて頂きます！（同様に欧州でも bitFlyer EUROPE を設立し、暗号資産交換業を営んでおりますが、そちらはまた別の機会にご紹介します）

bitFlyer USA について

bitFlyer USA は 2023 年 11 月 28 日にサービス開始 6 周年を迎えました！

オフィスをサンフランシスコに構えるbitFlyer USA は、 bitFlyer Holdings の完全子会社であり、 New York の金融当局であるNYDFS が制定した BitLicense を世界で4番目に取得するなど、業界のファーストペンギンとしてグローバルに事業を展開してきました。

現在米国48州 + District of Columbia*1 で営業を行っています。

（ bitFlyer USA コーポレートサイト : https://www.bitflyer.com/en-us ）

*1 コロンビア特別区。通称はワシントンD.C.

BitLicense （ビットライセンス）とは？

2015年からニューヨーク州の金融サービス局（New York Department of Financial Services ）が発行しているライセンスであり、暗号資産やデジタルアセットに関連する事業者に対して、ニューヨーク州で取引所の運営・送受金・カストディ・管理・発行といった事業を行う場合に必要な認可のことです。このライセンスは、暗号資産取引所や決済サービスプロバイダーなど、暗号資産に関連するビジネスを営む事業者に適用され、厳格な規制や監査に従う必要があります。

米国拠点としての意義

※ bitFlyer USA San Francisco Office の外観。

米国は bitFlyer にとってグローバルに進出した初めての海外拠点です。日本国内の取引ボリューム・流動性を活かすために、米国・日本間のクロスボーダー取引を国内暗号資産交換業者として初めて導入するなど、重要な拠点として位置付けています。

当然、日本とは文化やルールも異なり、投資や暗号資産に対する考え方や環境も違うため、立ち上げ当初は相当苦労したと聞いています。現在も暗号資産取り扱いに関する規制動向に細心の注意を向け、規制を遵守してコンプライアントに事業を展開できるように業務を行っています。

多様性あふれるプロフェッショナル集団

私達 bitFlyer グループはプロフェッショナル集団を目指していますが、仕事への向き合い方が米国の文化に近いと考えています。これは創業者であり、現在 bitFlyer Holdings の代表取締役 CEO である加納が作り上げた企業風土です。

米国拠点は少数精鋭の10名が在籍していますが、日本拠点とのオンライン会議を日々行いながら業務を行っているため、就業場所が異なるだけ（時差があるくらい？）のように感じています。

日本で働く従業員の多くが英語を話せることもコミュニケーションの障壁が少ない理由の一つですね。

米国拠点の今後の展望

直近では、米国で暗号資産取引所の大手企業が行政から訴訟されたり、顧客資金の不正利用が明るみに出て経営破綻をしたりと業界覇者の入れ替わりが激しい状況です。包括的なクリプト法制の整備が待たれる中、日本の先進的な暗号資産の規制に準拠した bitFlyer の法令遵守・顧客保護を重視した堅実な運営は、確実に US で受け入れられ始めています。米国は暗号資産の市場規模が世界一なので、bitFlyer USA は今後の bitFlyer グループのグローバル成長に貢献する組織になることを期待しています。その思いは bitFlyer Holdings 代表取締役 CEO である加納の X 投稿でも最近表明されています。