みなさんこんにちは、ホロラボです。弊社では完全リモートやスーパーフレックスなど、多彩な働き方を実践しています。ホロラボの社員は仕事の内容はもちろん、一人一人が個性豊かです。 今回ご紹介するのは、mixpaceチームの中心メンバーとして働きつつ見事二級建築士試験に合格された小池萌佳さん。テキパキと仕事をこなしつつ、優しい雰囲気でみんなをまとめあげるチーム期待の星です。 (この取材は2021年12月15日に行われました。)
小池さんの簡単な経歴から教えてもらえますか?
実家のリフォームをきっかけに建築に興味を持ち、建築学科に入学。研究室では閉校した学校のリノベーション活用や、空き家の民泊活用などを研究していました。
内装を変えるだけで人がまた集う空間になるということに興味を持ち、内装業界を目指しました。
大学から建築を勉強されていたのですね。
はい、就職活動ではリノベーションや内装といったところを軸に応募し、中でもカルチャーを大事にしながらも新しいことに挑戦し続けている商業施設の会社に惹かれ、そこの内装設計部門に就職。5年間テナント設計を行っていました。そんな中で「BIM(Building Information Modeling)」という技術に出会い、3Dで空間のデータを構築していくことの面白さやAR/VR/MR技術を使ったデータの活用に感銘を受け、建築情報学分野に興味を持ちました。ホロラボでは2021年4月~業務委託契約、10月から正社員として働いています。
去年からだったんですね!今ではなくてはならない存在のように思えます。
ホロラボとの出会いはどこだったんですか?
前職でBIM推進のお仕事をしていたのですが、その情報収集をするのにTwitterを活用していました。そこでmixpaceのアカウントや建築情報学会メンバー、フォトグラメトリの龍さん、BIM講師のタケルさんをフォローしていました。どうやらみなさん繋がりがあって、ホロラボという会社がこの中心にいるな?と気付いた頃に、ちょうどBIMが扱える人の求人のツイートがホロラボから上がったんです。気になる!と引用RTしてみたら武仙さんからその日のうちにDMが飛んできたのがきっかけです(笑)
Twitterから!ホロラボでは結構多いですよね(笑)
Twitterから、多いですよね! お話をしてみたら非常に皆さん気さくで、かつBIMやMRへの希望や熱意にとても共感出来て、最初にDMをいただいてから2週間くらいで転職を決めちゃいました。入ってみたらホロラボ社内にTwitterでフォローしていた人が溢れていて驚きました(笑)
フォロワーが同僚になっちゃうのすごいですよね、入社してからも結構Twitterでやりとりしちゃいます。
みんなツイッタラーですよね(笑)
小池さんは今現在ホロラボでどんなお仕事をされていますか?
主にmixpaceをご利用されるお客様のサポートをしています。 mixpaceをご利用されたいお客様のデータが問題なくご利用いただけるか、事前にデータをお預かりして実際にiPad / HoloLens 2で表示が出来るかを確認します。ご利用中のお客様からのお問合せにも対応しており、データをお預かりして不具合状況を調べ、最適にご活用いただけるように手順をお伝えします。
不具合状況を調べるのは、建築の知識があって出来ることですね。
最近はそういったサポートで得た知見をmixpaceサポートデスクに残す仕事も増えてきて、文章を書く仕事が多くなってきた印象が強いです。データ検証と文章を書く仕事で右脳と左脳を駆使しています。
mixpaceサポートデスクではいつもお世話になっていますが、改めて何をされているのか聞くと面白いです。
小池さんにとって仕事のやりがいはどんなところですか?
元々Revitを扱っていたので建設業のお客様からのお問い合わせには対応しやすいのですが、建設業に限らず様々な業種のお客様も増えてきており、その分ソフトウェアやデータの種類の幅も増え、難しいサポート対応が増えてきました。ただ、mixpaceにお申込みいただくお客様の多くは社内でDX推進を行っている方や新しい技術を活用して業務を改革しようという熱意のある方ばかりなんですよね。なので、様々な業種の最先端を拝見できる感じがします。このデータは何に使われるのだろうとか、こういう表示の仕方があるのかとお客様から学ぶことも多く、非常に面白いです。
仕事をしながら二級建築士の試験を受けるきっかけはなんだったんでしょうか。
ホロラボに入る前は新卒で入った商業施設の会社で5年間内装設計の仕事をしていたのですが、仕事が忙しくなかなか資格の勉強が出来なかったんです。
仕事をしながらは本当に難しいですよね。
そんな中、ホロラボへの入社を決めて、とても前向きな決断だった反面、建設業を離れることに少し後ろめたさがありました。大学も建築学科を卒業したのに結局資格も取らないまま業界を離れたらもったいないなと思いまして。そこで、せめて証明できる物をと思い、二級建築士の勉強を始めました。
仕事の証明は確かに難しいので、資格を取っておけば一つの強みになります。
ホロラボで働きながらの勉強方法をお聞きしたいです!
資格学校へ週一回通うために9月の二次試験終了までは業務委託という形で働いていました。業務時間を9時-17時として、だいたい8時から1時間は構造の計算問題。これがかなり頭が冴えて良かったです。17時に終業した後は20時くらいまで集中して勉強時間を確保していました。
ホロラボは完全リモートなので通勤時間がないこともメリットですね 。
そうなんです。終業時間の1分後には勉強にシフトチェンジできるのがリモートの良いところで、はじめは勉強で机に向かうことなんて本当に久しぶりでかなり辛かったのですが、仕事の集中力のまま向かうことが出来たので上手く継続でしました。おかげさまでリフレッシュの時間も他の受験生に比べたらかなり取っていた方だと思います(笑)
小池さんはどんなワークスタイルなの?
ホロラボはフルリモートで通信環境とパソコンとiPad / HoLolens 2があればどこでも仕事出来る環境なので、入社をきっかけに実家へ帰ってきました。初めのころは学生時代に使っていた勉強机で仕事していたのですが腰を痛めてしまったのでデスクとチェアを一新しました。デスクは昇降式の物を購入し、立ったり座ったり同じ姿勢で長時間過ごさないように工夫しています。チェアは背もたれのないバランスチェアを購入しました。基本的には仕事中は立って、勉強中は座るという姿勢でやっていました。
立ちながらなんて健康にも良さそうです…。
二次試験の設計製図になってからは座って作図をするのが難しく、ずっと立って行っていたので椅子の出番はあまりなかったですが、昇降式デスクは今年買って良かったものNo.1です!試験が終わった今も仕事中は基本立ち姿勢で行っています
フルリモートワークでの仕事、どんなことを意識していますか?
どうしても家だと色んな誘惑があってだらけてしまうので、慣れるまではかなり集中力を持続するのが難しかったです。起床してから必ずストレッチをして体を温め、朝食後はほぼ座らないようにしています。立った状態でデスクに向かうと、もう仕事するしかないので集中力が保てます。
確かにそうかもしれないですね…仕事するしかない環境作りが大事かもしれません。
あとはチームの文化として、9時の朝会後も基本的には音声通信をつなぎっぱなしにしているので、孤独感もなく私もやらなきゃ!となります。顔の見えない状態でのリモートのお仕事はコミュニケーションがとても重要だと感じていて、チャットツールで細かいことでもすぐ書き込んでみたり、チームでも雑談の時間を多く取るように心掛けたりしています。週一回チーム内でネガティブとポジティブを共有しあうレトロスペクティブの時間は非常に有意義な時間だなと感じています。
雑談時間、今年はもっと増やしたいですね!時間とりましょう(笑)
仕事のリフレッシュ方法はどうしていますか?
今年の5月にホロラボ内で保護猫の募集があり、2匹わが家へお迎えしました。先住猫もいたので今は3匹一緒に暮らしています。仕事中もデスクのすぐそばで寝ていたり、かなり癒されています。
会議中のネコチャンの声にこちらも癒されています。
また、平日はフルリモートでほとんど家にいるので、休日はなるべく外出するようにしていました。建築やアートが好きなので、街に出て散歩したり美術館へ行ったり。最近はコロナ禍も落ち着いてイベントも沢山開催されるようになってきたので、先日2年ぶりにコンサートへも行きました!世の中が落ち着いてきたらフルリモートの利点を活かしてワーケーション等もできたらいいなと思っています。
ホロラボに合う人ってどんな人だと思いますか?
自分の軸があり、指示されなくても自分から課題を見つけ、解決できる人だと思います。良くも悪くもホロラボ内には役職や上下関係がありません。ましてやフルリモートでさらに住んでいる場所もバラバラ。そのため、かなり個人の意思に委ねられた職場環境だと思います。さらに、日々変化する最先端の技術を取り扱っているため、正直誰かからの指示を待っていたら何もできないと思います。
確かに、仕事がSlackでいきなり飛んでくることも多いですし、スケジュール管理も大事ですね。自分がやります!という気持ちが大事なですね。
小池さんの今度の展望は?
建設業界の発展に携わりたいという思いでホロラボに入ったのですが、最近は建設業に留まらず様々なお客様との接点が増えてきたので、ものづくりをしているすべての人へAR/VR/MR技術で発展していってほしいなと思うようになりました。そのためにも、mixpaceを沢山の方にご利用いただきたいし、サポートを通じて色んな知見を深めていきたいと思っています。またせっかく資格を取ったので、それがお客様の信頼に繋がったら嬉しいなと思っています。アプリのサポートに限らず、受託案件などより現場に近い立場でお客様と一緒に課題解決をしていけたらいいなと考えています。
大学で建築を学び、内装設計のお仕事からBIMに出会い、ホロラボにjoinした小池さん!仕事をしながら二級建築士を取得したバイタリティに加え、しっかりした発言力と業務遂行力からチームにかかせない存在です。
ホロラボでは各々社員が工夫してフルリモート、スーパーフレックスの中でも仕事とプライベートにメリハリをつけて生活しています。 今度また色々な社員のインタビューを載せていく予定です。
※こちらの記事は、ブログ@HoloLabInc にも掲載されております。是非、あわせてご覧ください。