こんにちは!BtoBマーケティングの「一歩目からグロースまで」をハンズオンで支援するunname(アンネーム)の採用広報の橋尾です。
unnameでは共に働く仲間を募集中!もっと我々について知っていただきたく、メンバーインタビューをお送りします。
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今回インタビューに答えてもらったのは、2023年3月に入社した平塚 直樹(ひらつか なおき)さんです。
新卒でナイル株式会社に入社。SEOを中心としたWebマーケティングのコンサルタントを経験後、新規事業のマーケティングを担当。インターン含め、計9年在籍されました。
マーケティングのキャリアにおいて、自社事業のマーケティングに携わることと、他社のマーケティングを請け負う支援側、どちらの立場で従事するかは大きな違いとなります。
かなり珍しいキャリアですが1社目でそのどちらもを経験し、その上で改めて支援側に移るべく、unnameへ転職した平塚さん。その選択にはどのようなストーリーがあったのでしょうか。詳しく伺いました。
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平塚 直樹(ひらつか なおき)1992年9月生まれ、神奈川県出身。慶應義塾大学経済学部卒業。2014年にナイル株式会社(旧ヴォラーレ株式会社)にインターン入社、2016年には正社員入社。SEOコンサルタントとしてtoC、toB関わらず広くSEOプロジェクトに参画。2020年よりモビリティ事業「おトクにマイカー 定額カルモくん」のマーケティングを担当。マーケ戦略からオウンドメディア運営、リードナーチャリングなど広くグロース施策にかかわる。2023年3月に株式会社unnameにジョイン。
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ーまずは、キャリアの概要を教えてください。
2016年に大学を卒業した後、学生時代からインターンとして働いていた、ナイル株式会社に入社しました。
就活では周囲の就活生と同様、大手志向で有名企業を中心に受けたものの、もらえた内定に対して違和感が強くなり、内定は辞退してしまいました。
そんな時、大手志向から紆余曲折あってベンチャーに就職したサークルの先輩が、逆にベンチャーの良さについて熱く語っていて。
そんな先輩に影響されて、ベンチャーに興味を持ちました。
それがきっかけでナイルのインターンを開始しました。学生扱いせず仕事を任せてくれる環境で、充実していました。社員になったらもっとやれるし、やりたい!と思い入社を決めた感じです。
ーベンチャーの良さを学生時代から体感していたのですね。
そうですね、与えられた仕事を全うすると評価され、任せられる領域が増えていき、更に事業成長に直接貢献できるスピード感が好きでした。
入社から6年ほどはSEOコンサルティングの部門にいて、2020年には自社新規事業のマーケティングに異動を希望したんです。
Webマーケティング、SEOの知識は積みあがってコンサルとして強く自信を持っていた一方で、事業自体への成長貢献に必要なスキルが不足していると感じたのが理由です。
ー自社事業を伸ばす経験に挑戦されたんですね。
はい。周囲のコンサル社員は同じような悩みを抱えたときに、事業会社に転職するケースが多かったんですよね。でも、カルチャーマッチしてる実感がありましたし、様々なチャンスを貰った恩も感じていました。
そこで「会社に残りながら新しい環境にチャレンジする方法もあるのでは?」と思い、社内異動を打診しました。
でも、異動してすぐ壁にぶち当たり、異動後2年間はかなり苦労しました。
コンサルはクライアント企業への直接的な事業貢献だけでなく、クライアントとの良好な関係を維持し、頼られる存在になることが重要です。
時にはベストな施策を突きつけるのではなく、クライアントの意向を汲み取ったベターな提案に方向修正することもあります。私はそのバランスが我ながら上手で、顧客満足度は高かったほうだと思います。
しかし事業のマーケティングにおいては、周囲を巻き込み時には軋轢を生んでも、臆せずベストな手段を選択し推進する力が必要です。
私はコンサルでの成功体験から抜け出せず、事業マーケティングに必要な推進力・決断力を身につけるのに非常に時間がかかりました。
代表であり、上司でもあった高橋からも厳しいフィードバックを受け続け、反省の連続で……。異動して3年目にやっと成果を出せたという自信が持てました。
ーハードな経験だった、と自身のnoteにも書かれていますよね。
そうですね。更に詳しい苦労話というか、猛省点はnoteにも赤裸々に書いたので気になる方はそちらを読んで下さい。笑
ーunnameとはどのように出会ったんですか?
偶然です。笑
当時は「3年間事業マーケに携わり、ダメだったらクビ」と自分を追い込ませながら働いていました。
3年目になんとか評価され気持ち的に一段落つき、新卒から30歳まで在籍しそろそろ節目だなと。そんな時期だったので、ちょっとだけ将来を考えるようになったんです。
というなかで、「30代、40代で更に飛躍するためにはどうするか」とボンヤリと考えていたときに、なんとなくカジュアル面談サービスを開いてみて、最初にunnameが目に入ったんです。
話を聞いてみたら、創業期というフェーズで、マーケティング支援会社の中でも珍しいポジショニングをしている事業を展開している。
面白そうだな、と強く印象に残りました。
ちなみにほとんど転職活動は行わず、宮脇さん含めメンバーと数回酒を飲み交わしたあと、入社希望の連絡をしました。笑
手法論の専門家ではなく、マーケティングそのものを上流から手掛けたい
ーnoteを拝見し、メンバーと一緒に飲む酒がうまい、というのが入社動機のひとつだと書かれていて、共感しました。笑
メンバーが同年代なので、そういう良さもありますよね。人数が少なく距離も近いですし。
創業期であることが魅力的に映った、というのもあります。任せてもらえて、自分でコントロールできることが多いのは純粋に楽しいです。
自分のやったことが直接的に会社の利益に紐づき、分かりやすく業績に響く環境、その手触り感も含めてもう1回やってみたいなと。
ー小規模組織の魅力ですね。面白いポジショニングをしている事業、と感じたのはどういう点を指していますか?
挑戦的なことをしているなと感じたんですよね。
unnameは、マーケティングの上流の戦略部分からコンサルティングしている。高いスキルが要求されることで、知識があればできるようなものでないために、拡大難易度が高いビジネスです。
SEOや広告運用の支援を行っていると必ずぶち当たるのが「上流に行きたくても行けない」ということです。
専門領域の支援のほうが、圧倒的に汎用性があり、かつ取引数・取引額を増やしやすい。つまり専門領域をやっていると、上流をやるなんてコスパが悪すぎて手を出せないんです。
そんな上流の戦略に少人数で攻めるなんて「非合理的なことをやっているな」と当初感じていました。
でも、話をちゃんと聞いてみると、マーケティング戦略支援を最大限突き進めていくために根拠となる経営方針があることを知りました。
具体的には、まずファイナンスの部分です。
unnameはエクイティ調達をせずに、デットのみで資本政策を組んでいるんですよね。
これがベンチャーキャピタルから資金調達をしているスタートアップだと、売上を伸ばすための外圧が発生して、自分たちが進めたいように事業を伸ばすことは難しいです。
それこそ、上流のコンサルにこだわってるのに売上がついてこない状況になったら「専門コンサルや広告運用代行もやるべきだ」と勧められてしまう。お金を頂いている手前、拒否しづらい状況になると思います。
経営の自由度を保つことで、自分たちが挑戦したい上流のマーケティング支援に集中して取り組むことが出来る。最初は非合理だなと思ってたことが、事業方針を聞いてみたら、実は非常に合理的であると感じました。
ー代表の宮脇さんも、この記事の中で経営スタンスを解説されていますね。明確に意図した方針だと。
そうですね。この話は最初に会ったときから明確に示されていたので、すぐに腹落ちしました。
あと、前職で事業サイドの経験を通して、やっぱりコンサルって面白いな、と強く再認識したんですよね。
コンサルは知識と経験が蓄積されるスピードが事業マーケに比べると段違いで、レベルアップが早く刺激的です。
いろんなケースに出会えて、パターンを覚え、それを自分の糧にできる。
飛躍的にレベルアップしたいと思っている今、コンサル、つまりマーケティング支援に改めてチャレンジするのが自分にとっても良いと感じました。
SEOなどマーケティング、プロモーション手法の専門支援とは一線を画した領域は、難易度が高いものの会社としても自分としても挑戦し甲斐があります。
険しい道をあえて選び、大きくなっていく。これは他の会社では描けないストーリーです。自分は突き抜けたキャリアを作りたかったので、unnameのような、他社にない色を持つ会社に賭けたいと思いました。
大きく飛躍できるかは自分次第。それがunnameを選んだ理由
ー実際に入社して、どのように感じていますか?
これからもっと面白くなると感じています。
現在unnameでは、お客様の支援から得られるノウハウを元に、ソリューションを磨いています。
それと同時にマーケティングに関わるプロダクトも開発中。メンバーの実力もアップデートし続けるために、合宿、インプットの機会を定期的に持っています。
サイトもリニューアル予定で、この変化を対外的にも発信していきたいと考えています。
「こんなもんじゃないぞ、もっと行くぞ」という空気を感じますし、何より自分が体現しないといけません。
小さい企業は、自分が組織に与える影響度が良くも悪くも大きいので気が引き締まりますし、同時に醍醐味でもあります。自分がこれまで憧れていたけど、できていなかった領域に足を踏み入れている感覚があるんです。
これを吸収したらレベルが上がりそう、と自分にも期待していて、刺激的ですね。
ー平塚さんの当面のミッションはどんなものなのでしょうか?
ひとつ目は、僕自身が成長してunnameのコア事業であるマーケティング支援をひとりで完結できるようになることです。
私はSEOコンサル出身なので、Web集客を通じて顧客を創出するインバウンドマーケティングが得意なのですが、これはあくまで手法論の話。unnameの強みであるマーケティング戦略支援で勝負できるようにならなくてはなりません。
unnameにはすでにその領域のプロがいるので、その俯瞰したビジネス視点での仕事を吸収していきたいです。
ふたつ目は、広報的、営業的な意味の両面でunnameを広く知ってもらうことです。
広報的に露出や発信を増やして認知を広げ、採用に活かしたり、顧客層へのアプローチを行っていきます。同時に自社のマーケティングを手掛け、リード獲得を増やすのも重要な役割ですね。
ー幅広い領域で、難易度が高そうですね。
どうなんでしょう、まだ分からないですね。笑
確かに、つまずいて大ゴケするかもしれない。でも、変に期待し過ぎずに失敗することを前提に考えています。
前職でも経験しましたが、環境を変えたらある程度苦労するのも当然ですから。
ーまた、ここまでの平塚さんのコメントには、「おもしろい」という言葉がよく出てくると感じました。
根底には、社会人っておもしろい、夢があるなと思っていて、楽しんでいるからだと思います。
野球、サッカー、将棋、ピアノなど、大人になってからプロを目指すのは現実的ではありません。幼少期から取り組んでいたとしても、生まれや環境、フィジカルに加え、血が滲むような努力を積み重ねることでやっとスターになれる可能性がちょっぴり生まれる厳しい世界です。
でも社会人は大人になってヨーイドンです。能力を発揮できる環境と、努力・行動が伴えば、ビジネスパーソンとして大活躍できるチャンスがあるかもしれません。要するに自分次第なわけです。ワクワクしますよね。
ー確かにその通りですね!最後に何かありますか?
私は仕事を1日8時間プレイできるゲームソフトだと思うようにしています。
今回のunnameへのジョインは、友人からは「思い切った転職をするね。」とよく言われたのですが、自分からしてみると奮発して高いゲームを買ったくらいの感覚です。
ゲームを楽しめるか、ゲームをクリアできるかどうかは自分次第。レベルアップを楽しんで、より高みをunnameと一緒に目指していきたいです!
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