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なにをやっているのか

私たちUMAMI UNITED JAPANは、2022年に立ち上がったばかりのフードテックスタートアップです。 パウダー状の植物性たまご「UMAMI EGG」などをプラントベース食を自社開発しています。

なぜやるのか

様々な食のバッググラウンドを持つ人々が美味しく同じ食卓を囲める世界 【ONE TABLEで未来を創る】をミッションに活動しています。 ①食の多様性とボーダー 代表が学生時代に訪日外国人向けガイドボランティアをしていた際の原体験から始まります。 「ベジタリアンやヴィーガン、ハラールなど食の選択肢の無さ」に愕然としました。 いかに日本が世界的に食の多様性に遅れているか、を身をもって体験したのです。 現在でも実際のプラントベース食は「美味しくない」「旨味がない」という事実と ヴィーガンやベジタリアンといった一部の人たちの「特別食」といったイメージが先行し 大多数の一般消費者との間には大きなボーダーがあります。 そこで私たちは「美味しいプラントベースフード」を創り上げるべく 全く新しいプラントベースたまごを開発しました。 「日本の食文化」をハックし、研究を重ね、さらには環境負荷の低くアップサイクルな設計に徹底しました。 ・廃棄寸前のきくらげから特殊な酵素処理でコク味220%改善 ・豆腐やこんにゃくといった日本古来の食材からまごの作用とテクスチャーを表現 ②未来の地球のために2050年問題をご存知ですか? そう遠くないすぐそこの未来。世界人口は100億人近くにも到達し、地球温暖化の影響で夏の気温は47度近くにもなると言われ、全世界的な食料危機など、地球環境への負荷が叫ばれています。 たった30年後にはこの未来がやってくるのです。 これら2つの課題を「植物性たまご」である我々のプロダクト【UMAMI EGG】が解決していきます。 もし1日1回でも、プラントベース食を選択すると ・広大な森林伐採への抑止 ・アフリカをはじめとする深刻な水不足の改善 ・温室効果ガスの削減  etc....  多くの人が毎日行う「食べる」という行為を通じ、日々の生活の中にスッと溶け込むこと。 ちゃんと美味しいプラントベースフードの選択が思想や国籍、人種を超えて 一つのテーブルを囲み、そしてその食の選択が未来を創り上げること。UMAMI(旨味)で人々をUNITE(一つに)すること。 これらが私たちのミッションです。

どうやっているのか

■シンガポールに持株会社 世界から見ても、日本のプラントベース・ヴィーガンベジ食の普及率はかなり低いです。 そこで我々は創業時から世界のビジネスハブであるシンガポールに持株会社を登記し 国内だけではなく、世界各国への流通を目指しグローバルに活動してます。 まだ数名の小さな組織ですが、多言語話者や留学経験者、海外インターン生などワールドワイドに活躍できる人財が在籍しています。 英語に自信がなくても大丈夫。何よりも「多様性を受け入れる」のがファーストステップです。 ■「見えないたまごを食べている」 世界の消費量・日本の一人あたりの卵の消費量を見てみると ・世界では年間13兆個以上の卵が消費 ・2020年では日本人1人当たりの年間鶏卵消費量は340個 この数字、実は日本は世界第2位の卵消費大国なのです。 そして鶏の卵1個を作るのに ・200リットルもの水が必要 ・アジアの卵生産は世界の65% を占めています さらには日本国内を見ると、アレルギーの40%が卵起因のもの。 現代の食生活では「見えない卵を食べている」のです。お菓子や加工食品などの食品の原材料を見ると、ほとんどの確率でたまごが使われています。 アレルギー領域との親和性もあり、国内では学校給食や食品メーカー様や外食業界を中心に展開しています。