今回は神山まるごと高専寮で運営スタッフとして活躍している、髙石和美(たかいし かずみ)さんをご紹介します。
自分自身が多様性あふれる寮生活を通して得た学びを、今では寮運営スタッフとして学生たちに伝えている髙石さん。今回は髙石さんの経歴や寮運営での仕事、そして神山まるごと高専寮で働く魅力についてお話しを伺いました。
当校でのお仕事や、学生寮のコミュニティマネージャーにご興味がある方は、是非ご覧ください。
ーまず、簡単に自己紹介をお願いします。
神山まるごと高専寮で寮運営スタッフとして活動しています、髙石和美です。
最近まで四国を訪れたことはなかったのですが、昨年12月に初めて徳島県神山町を訪れ、出逢う人々・環境に魅了されました。今年1月に移住し、現在は古民家シェアハウスで生活しています。神山町への移住の魅力は、なんといっても星ですね。本当に綺麗で天体観測が毎日の癒しです。
ー「寮スタッフとして働きたい!」と思った理由を教えてください。
ズバリ、大学時代の寮生活の経験です。高校卒業後に渡米し、アメリカ(カリフォルニア)とスペイン(バレンシア)で大学生活を送りました。大学時代は、スペイン留学期間を除き、寮で生活しました。約25か国から集った多様なバックグランドを持つ友人と過ごす日々は、学びに溢れていました。自分の「当たり前」が、相手にとっては「当たり前ではない」こと。自分の「当たり前」を疑い、必要であれば壊す。そんな寮生活は、自分と向き合い、自分を知る貴重な学びの機会になりましたね。自分が経験した寮生活でたくさんの学びを経験したので、多くの学生にも自分の将来に活きる学びを得てほしいという思いで、入職を決断しました。
ー担当している業務の内容について具体的に教えてください。
点呼時の健康チェックや生活環境の整備、学生のケアなど日々のオペレーション業務を担当しながら、特に力を入れているのは寮におけるカルチャー醸成のための仕組みづくりです。
学生の主体性が発露するよう応援する、学生の出番を創出する、学生のチャレンジを肯定することに力点を置いて業務をしています。学生が主役となって自分たちが理想とする小さな社会を寮の中に創造できるようになるため、学生に働きかけをしています。具体的には、学生ミーティングの企画・運営や、ミーティング実施に向けた学生へのヒアリング・フォローアップ等を行っています。
寮と学校が一体になっていることが神山まるごと高専の特徴でもあるので、寮長だけでなく学校や保護者と密に連携するための情報共有も大切な業務ですね。
ー今の職場/業務でのやりがいやワクワクを教えてください。
0から1をつくる環境が1番のやりがいですね。何もないところから、学生やチームメンバーとディスカッションをしながら、より良いものを目指し続ける日々はとても刺激的です。もちろん、今までルールが当たり前にある環境に身を置いてきたからこその難しさはあります。それでも、やはりやりがいの方が大きいと感じますね。学生が目指す自治寮に寄り添い、学生とともに、より良い形を目指し続ける「βメンタリティ」を毎日実践できる環境にワクワクを感じています!
ー本ポジションはどんな人物像の方におすすめしたいですか?
神山まるごと高専寮は「自治寮」を目指しています。生活空間としてだけでなく、学生ひとりひとりが主体的に多くの友人たちと語らい、自分そして友人と向き合い、気づきを得る「場」です。よりよい未来を創造していくために日々切磋琢磨する学生を尊重し、応援できる方にぜひおすすめします。
また、学生の健康や安全・衛生を管理するための様々な仕組みの運用や細かな改善も本ポジションにおける重要な役割です。日々の健康チェック・清掃・外出届確認といった、学生生活を陰で支える庶務業務に対してもモチベーションを維持しながら真摯に取り組める方かどうかは、大切なマッチングポイントだと思います。
日々、様々なことが発生する環境を楽しみながら柔軟性を持って対応し、寮メンバーや学校スタッフと丁寧に連携ができる方にぜひ来てほしいですね。学生の成長や笑顔は何より嬉しいので、一緒に喜び合いたいです。
ー最後に、当校での仕事に興味を持っている方にメッセージをお願いいたします!
公式ウェブサイトや各種広報の資料をぜひご覧いただき、ご自身が神山まるごと高専寮で活動する姿、そして神山町での暮らしを想像してみてください。未知な部分も多く不安に思うこともあるかもしれません。それでも飛び込んでみたい、挑戦してみたいと思える環境が神山まるごと高専寮にはあると思います。皆さんのご応募お待ちしております!
神山まるごと高専寮では、一緒に新たな挑戦を共有しながら、学生たちと一緒に成長できるスタッフを募集しています。是非一緒に、このような刺激的で挑戦に溢れた環境で一緒に働いてみませんか?
あなたのご応募を心よりお待ちしております!