今回はヘルスケア事業部で活躍中の橋本にインタビューを行いました。
着実にエリメントHRCで実績を重ねてきた橋本は社内でも頼られる存在。それでは早速、橋本のストーリーを伺っていきます。
父親の影響で医療の道へ
ーー新卒では医療系の会社に就職されたそうですね。
はい、父親が医療系の会社に勤めており、その影響で新卒より医療の道を志しました。また、学生時代に介護福祉士と保育士の資格も取得していたので、その知見を活かせたらと思い、介護と医療のトータルヘルスケアカンパニーを掲げる企業へご縁あって入社しました。
入社後まずは医療・介護用製品の営業をメインに行なっており、関東エリアをメインに回っていた形です。
ーー営業はかなり大変でしたか?
いえ、基本的には営業が好きなので苦にはならなかったのと、最初はそこまで目標を明確に持つ形ではありませんでした。
それだと何をゴールに仕事しているのかわからなくなってきたので、上司に掛け合い年ごとの目標を設定するようにしました。
ーー自ら会社に掛け合い目標を課すなんて凄い意気込みですね。
目標があってそれを乗り越えようとするからこそ、課題が見えて成長すると思うので、目標設定なしに仕事するほうが面白みもないので。せっかく仕事するなら前向きに楽しくやりたいですし。
ーー営業の後に本社で営業推進部も経験されたとか。
はい、営業でも段々と重点エリアなどを任せていただき、やりがいがあったのですが、新たに営業推進部という部署が新設されるとのことで、立ち上げメンバーに選んでいただき異動しました。
仕事は多岐に渡り、全営業店の営業進捗の確認、販促物の作成、新製品のPR方法の構築、さらには大口法人のお客様へ営業に行くなど、様々な経験をさせていただきました。
特に大口法人の営業では、逃すと何千万〜数億円の売上が無くなってしまうプレッシャーも日常茶飯事です。だからこそ『この商談は絶対に獲得する』という気持ちを日々持ちつつ、学びと緊張感の中で働けていたというのは新鮮さがあって楽しかったですね。
ーーそのような中でどうして転職しようと思われたのですか?
シンプルな話ですが、年功序列のシステムが色濃いため、努力して成果を出してもそこまで認められなかったためです。
もちろん、仕事のやりがいや働く環境も大事ですし、前職でもこれらの点では満足していたのですが、職業人として、働いた分の還元が薄い点が自分にとって気になる点ではありました。
また、「もし将来、会社が傾いた際に今のスキルのままで転職できるんだろうか?ちゃんと生きていけるのかな?」という不安を払拭したくて転職しようと思ったのもあります。
『延々と定年までこの不安を抱えなきゃいけないのか。』って思ったら、それもそれでちょっと耐えられなかったですし。チャレンジするんだったら、もう今しかないと思い転職を決意しました。
感情がある《人》をテーマにすることで自身を磨くことに
ーー転職活動をする中でなぜ人材紹介コンサルタントに目をつけたのですか?
どんな会社も人によって業績や職場環境が左右されるじゃないですか。さらには求職者も人生を掛けて転職しますよね。なのでいい加減な提案ができないという緊張感が、自身のビジネススキルを伸ばすには良い環境だと思い人材紹介コンサルタントに目をつけました。
あとは人材紹介コンサルタントが、気持ちによって変化がある《人》をテーマにビジネスを行うことから、不確実性をコントロールしなければいけない点で、自身のビジネスを磨く上で面白いかなと考えました。
ーーどういったきっかけでエリメントHRCと出会い、なぜ入社しましたか?
転職活動していた際に出会った人材紹介コンサルティング会社が、エリメントHRC出身の社長で、その会社からの提案でエリメントHRCを知りました。
社長自身が既に辞めて独立しているにも関わらず、古巣のエリメントHRCを勧めるという点で、『辞めたけど、きっと良い会社だったのかな』という安心感もありましたね。
そして、エリメントHRCが医療にフォーカスしているので、私の強みが活かせること、さらには頑張って成果を出した分の評価がシンプルでわかりやすい点もあり、入社を決めました。
ーー実際に働いてみて転職前に抱えていた懸念点は解消できたそうですね。
はい、諸々解消できたのは良かったのですが、ビジネスで人をテーマにする点は予想外に難しいなと思いました。
前職では製品の効果がはっきりしていたためか、営業先のクライアントも仲良くなれば私の話を聞いて購入くださるのですが、現職ではクライアントも候補者も組織の業績であったり人生が掛かっています。他の方に通じた提案が別でも同じように通じるかといえばそうではありません。
なので、入社当初はしっかりクライアントや候補者の想いを、深くまで汲み取らないといけないなと思うことが多かったです。
あとは、ビジネスの力を付けるという観点で話すると、エリメントHRCはベンチャー企業のフェーズといえます。ノウハウや研修などはしっかりしている中、これから会社を創り上げていく必要があります。そのため、主体性を持って前向きに仕事がしやすいので、ビジネススキルの幅も広がっているように思えます。
ーーでは実際に企業へ人材を紹介する中、喜びを感じることはありますか?
支援していた求職者の方が第一志望の会社に入社した時ですね。第一志望の会社へ入社するとなると、求職者の方も非常に喜んでくださるのとあわせ、想いのある会社に入社できたとなれば、入社後もしっかり活躍されるケースが多いです。
そうなるとクライアントである企業からも、「橋本さんが紹介くださったあの方、とっても優秀なだけでなくムードメーカーですよ。良い方を紹介くださり本当にありがとうございます。」とお言葉をいただくなど、両者から感謝され私も非常にやりがいを感じます。
さらには、業界未経験の方で医療機器メーカーでトップセールスになられた方から、「橋本さんの言っていた通り、医療業界は本当に面白いです。これからもずっとこの業界で活躍したいです。」と言われたりと、クライアントと求職者の両方に貢献できたなと感動することもあります。
シンプルにノウハウと人がエリメントHRC最大の魅力
ーー橋本さんが思うエリメントHRCの良さは何だと思われますか?
やっぱり医療業界に精通していることは強みですね。勉強のため、先輩や同僚コンサルタントと求職者との面談を聞かせてもらうことがあるのですが、しっかり先方の質問に回答できていますし、業界の情報を正確に伝達できていると思います。これもエリメント流のノウハウのおかげとあわせ、皆さん自己研鑽をしっかりしているからでしょうね。
あとは、求職者との面談力が高い点も挙げられます。よく求職者からも言われますが、「他のエージェントは転職の条件や何がしたいのかなど、表面上の希望しか聞いてこず、何でこの求人票を提案してきたのかわからない」というケースが多々あるようです。
しかしエリメントHRCの場合は、相手の意向と性質を深堀りしたうえで「これは求職者とマッチする」と思う求人票の提案をするので、「なぜこの求人票を提示したのか?」が明確で求職者も納得していただけるケースが多いです。
ーー社内の職場環境についてはいかがでしょうか?
すごく単純ですが悪い人がいないところでしょうか。嫌味な人や意地悪する人もいませんし、極端にネガティブな人も聞かないですね。
その理由の一つとして、面接時に人物の見極めがしっかりできているからだと思いますが、あとは評価システムがわかりやすい点も挙げられます。成果に対して私情やズルが入り込む余地もなく、シンプルに仕事ができたかどうかで評価されますので、不平不満も出づらい環境です。評価の透明度が高いとでも言うのでしょうか。
それと、上司もメンバー全員のことをよく見てくれているので、フィードバックが的確で、私としては成長の糧になると思っています。
最近、世の中的に上司が部下にあまり指導しない風潮がありますが、他者からのフィードバックこそ自分を磨く良い機会だと思いますので、私としてはこの環境がありがたいです。
また、社長含め上司もよっぽど変なことを言わない限りはメンバーの提案をしっかり聞き入れてくれることも、エリメントHRCの良い点です。それほどお金が掛からないことでしたら、基本チャレンジさせていただけますし、言うなれば社長はもっとメンバーに対して積極的であってほしいと思ってらっしゃるようですね。
さらには、年齢関係なくお互い言いたいことを後腐れなくちゃんと言い合えるのは、他にはない職場環境だと思います。
余談ですが仕事のオンオフもしっかりできますので、土日はよく友人と飲みに行ったり、ジムや映画鑑賞したりなど、普通かもしれませんが、仕事とプライベートは両立できていると思います。
ーー将来について思い描いていることはありますか?
私自身、いきなり成果を出すタイプではないと考える中、着実に知識と経験を積み重ねて、仕事で大きな花を咲かせたいと思います。あとは他の女性メンバーも思っていることですが、女性が比較的少ない人材業界で、お手本となるキャリアを歩めたらと思っています。
それでは最後に一言お願いします。
今後、働く仲間が増えるのは私も本当に嬉しいですし、色んな人と価値観をすり合わせながらビジネスを作り上げていく、ひいては会社を大きくしていくことにはとても興味があります。
それに、共に切磋琢磨できるメンバーが増えるというのは、モチベーションにも繋がりますし。
エリメントHRCの仕事も大変な部分はあると思いますが、ポジティブで良い性格の方ばかりなので、前向きに貪欲に頑張れる方であれば、一緒に乗り越え楽しんでいけると思います。
私の話は以上ですが、エリメントHRCが良いと思った方は是非応募してみてほしいです。