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PRのプロとして− 海外企業の日本上陸PR,事業戦略にも物申す!

日本全国の大学生を動かしたり、年間100件の海外挙式をサポートしたり

-ご自身の学生生活について教えてください。

関東最大級の学生団体に所属し、大規模な学生イベントの企画運営に携わっていました。資金管理を担当したり、3.11東日本大震災に際して実施したプロジェクトでは、日本全国の学生団体の取りまとめを担当したりしていました。一方、海外ブライダル専門の旅行代理店のインターンでは、スペイン・オセアニア地域のエリア担当をしていました。年間100組の挙式・旅行のサポート、アテンドを行っていたのですが、今考えると正社員と同等の仕事をしていたな、と思います。

一つの業界に絞れなかった私は、すべての業界と関われる仕事を選んだ

-どんなことを考えながら、就職活動をしていたのですか?

好奇心旺盛な性格もあり、就職活動中には様々な業界に関心を持ちました。どの業界の、どの会社の説明会に行ってみても、それなりに面白そう。一時期は本当に困り果てていました。しかし、一つの業界・業種に絞りきれずにいた中で気付いたのです。一つの業界に絞りきれないのなら、様々な業界と関われる業界に行こう、と。その中でも、情報を軸に経営の中核を担うマーケティング領域で、かつ多くの企業と関われる会社を探していく中で総合PR会社に魅力を感じました。

また、インターンの経験から、いつか海外で働いてみたいと考えていたので、ベクトルの積極的な海外展開や成長性に惹かれ、入社を決めました。


PRのプロだから、グローバル企業の事業戦略にまで首を突っ込む

-これまでのキャリアの中で、どのような仕事に取り組まれてきたのか教えてください。

就職活動の時に想像していた以上に、ありとあらゆる業界のPRを担当してきたと思います。

例えば、大手メーカーが運営するポップアップストアやタレントを起用したテレビCM・キャンペーンのPR、海外ブランドの日本上陸PR、風評被害対策、新製品発表会、高級ファッションブランドのスポーツ日本代表コラボPRや新店舗オープニングPR、大手食品メーカーや外資系飲食店ブランドの新商品PRやポップアップストア/コンセプトショップのグランドオープンPR等です。もっともっとたくさんあるのですが、こうやって挙げていくと、ナショナルクライアントと呼ばれる大企業のプロジェクトや日本初上陸系のPRを数多く担当させて頂いていますね。


例えば、世界的に有名な飲食店ブランドの日本初出店PR時には、10カ月前からプロジェクトが始動しました。限られた場や時間の中で、いかに効率的に世の中へ情報発信をしていくか、コミュニケーションを取っていくかが求められました。 私たちはPRのプロなので、どのメディアからどのように情報を発信していくかを設計・実行するのと同時に、情報を発信した先にいる生活者の心をどのように動かし、来店・購入につなげるか?初めて知る日本初上陸ブランドのファンになってもらえるか?までとことん考え抜く必要があります。本国のマーケティング担当者や経営陣を説得する役割もあり、ビジネスパートナーとしてクライアント企業の事業戦略にまで介入してお付き合いをすることもあります。PRのプロ、コミュニケーションのプロとして貢献できているなと実感する瞬間です。


ポジティブに、ご機嫌に

-ベクトルという会社、PRという仕事に向いているのはどんな人だと思いますか。「こんな人と一緒に働きたい!」などあれば教えてください。

ご機嫌にポジティブに、チームで仕事できる人です。

嬉しくてハッピーな時はチーム&周りみんなにシェアして喜ぶ!辛くてしんどい時はチームみんなでしんどさを克服する!そんな会社です。私のチームは全員20代で構成されていて性格は様々ですが、皆が皆、明るくてご機嫌に仕事ができるメンバーです。

また、20代で急成長したい人にはオススメの環境です。とにかく、場数を踏めるからです。

私が入社1年目の冬、大手メーカーの年末大規模プロモーションイベントをほぼ1人で担当させてもらったのですが、イベント会場のあった渋谷駅前のOOH(Out of homeの略=屋外広告)がクライアントの広告で埋まり、各販売店舗では同時多発的に店頭プロモーションがスタート、WEBプロモーションも大々的に展開されている中、目玉であるPRイベントのメディア取材の仕切りを私が担当したんです。

会場はメディアの方で溢れかえり、テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」で狙い通りに役員インタビューがオンエアされた時には、自分の担当している”点”の業務と、多くの関係者が動いている様々な仕事と掛け合わさって、世の中に大きな影響を与えているのだと実感しました。

もっとグローバルにいきたい

-これからのベクトルと自分自身について、提言や目標等聞かせてください。

もはや、PRの仕事はパブリシティの獲得だけではありませんが、「メディアの視点*」はこれからのPRにも必ず必要な要素であり、能力だと思います。メディアリレーションのプロとして経験を積んだコンサルタントがもっともっと活躍できる会社にしていけたら良いなと感じています。

現状は国内メディアを通じたコミュニケーションが主流で、その先にいる生活者も日本人というケースが多いのですが、今後は海外向けのPR、世界中の人に向けたPRを担当し、少しでも世界を動かしていきたいと思っています。

【プロフィール】 主代さや 2013年新卒入社

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