生徒の学力アップと地域雇用に貢献する学習塾運営

理念は「楽しい通塾と確実な成績アップ」。基礎的な学力の向上に成果を上げ続ける国大セミナーの大田・世田谷区ブロック長である大金様に、入社からこれまでの歩みと国大セミナーの講師に求められることについてお話を伺いました。

学生の時から大好きな職場だった

-入社の経緯を教えてください

大学生の時にアルバイトの時間講師として国大セミナーで働き始め、そのまま他に就活はせず国大セミナーに新卒として入社しました。国大セミナーの講師職に没頭してハマった大学時代でした。とにかく生徒たちを指導していて楽しかったですね。

-入社後はどのようなキャリアを歩んでいますか

まずは埼玉の川口校で講師職と教室長を経験したあと、出身地である大田区での校舎の立ち上げに関わりました。2011年ごろから現在に至るまで大田区に4校開校し、2018年には世田谷区初の校舎となる世田谷校も開校しています。現在は大田・世田谷ブロック長としてエリア全体の管理と2校舎の教室長、さらには人材部部長も兼務しています。

「楽しい通塾と確実な成績アップ」を訴え続けた

-まさに教室立ち上げ・運営のプロですね。立ち上げの難しさはどんなところにありますか

国大セミナーは埼玉県では認知度が高い塾ですが、東京だとほとんど知られていませんでした。ブランド力がない状態で始めたので、立ち上げ当初の集客は苦労しましたね。

あとは時間講師の頃から働いていた川口周辺と大田区では住んでいる人の属性も環境も全く異なるので、その辺りも難しさがありました。例えば西糀谷校の立ち上げ当初は問い合わせ自体が全くこなくて頭を抱えたこともありましたね。

-どのように乗り越えたのでしょう

国大セミナーの理念である「楽しい通塾と確実な成績アップ」を訴え続けたことで乗り越えられました。短期間で生徒の成績を上げる取り組みが浸透することで、自然に入塾したい人が集まるようになります。その取り組みとは6人限定指導であり、生徒が楽しく授業を受けている姿であり。

社員も時間講師もその思いを理解して実践することで、生徒の確実な成績アップにつながる。結果教室運営が軌道にのるというわけです。

生徒たちのお兄ちゃん・お姉ちゃんに

-国大セミナーの講師にはどのような姿勢が求められますか

生徒たちのお兄ちゃん・お姉ちゃんのような立場で接してあげられることですね。生徒たちの思いに寄り添ってあげられる人であれば活躍できると思います。一般的な塾講師のイメージとは異なるかもしれません。

もちろん世の中にはとても頭が良かったり指導方法が上手かったりする塾講師の方もいるんですが、国大セミナーは「楽しい通塾」を掲げているのでいわゆる上から教えていくスタイルはマッチングしません。生徒と一緒に楽しみながら成績を上げていく、同じ目線で進んでいける人を求めています。それに、あくまでテストを受けたり受験をするのは生徒自身なので。講師がすごくても生徒に伝わらなければ意味がないんです。

-講師未経験の人も多いと思うんですが、どのように成長していくのでしょう

場数を踏むことが成長に繋がりやすいです。夏期講習や冬季講習でまとまったコマ数を短期間に受け持った講師はレベルアップが早いとは感じています。

あとは教室が生徒6人と講師1人が入れる大きさでコンパクトなので、教室内の様子は外にも伝わってくるんですね。楽しそうな雰囲気なのかそうではないのかもはっきりわかる。苦労しているようなら休み時間にアドバイスしたりとか、悩みを聞く時間を設けたりとか個別に対応をするようにしています。

特に大学生の講師なりたての人材に多いのが「生徒と何を話したらいいのかわからない」といった悩みです。これに関してはアイスブレイクの方法を教えたりもします。

教室にいる生徒が講師と同じ方向を向けるようになれば、自然に授業も楽しくうまく進むようになります。講師によってそこに至るまで個人差はありますが、生徒と実際に接する回数を増やすのがいちばんの近道ですね。

卒業生の講師採用で実現する地域貢献

-今後の目標を教えてください

エリアとしては世田谷区の校舎数を増やしたいと考えています。あとは人事部長として講師の採用戦略もミッションなので、採用における自社のブランディングを高めていく必要があります。国大セミナーは他塾さんとはかなり異なる理念で運営しているので、その部分をさらに認知してもらい共感する講師を集めたいなと。

実は国大セミナーの講師採用には一つ大きな軸があります。「卒業生の講師採用」です。

小・中学生の時に生徒として通っていた子供たちが、大学生になって講師として働きたいと戻ってくる。これは私たちにとってはとても嬉しいことですし、最高の地域貢献じゃないですか。地域の雇用にも貢献してますし、その子供たちがさらに後進を生み出すサイクルも生まれる。

卒業生が講師として戻ってきてくれるのは「楽しい通塾」があったからだと思うんです。実家のような居心地の良さとか、自分も子供たちに勉強の楽しさを教えてあげたいとか。国大セミナーの取り組みが生徒たちの心に残ったといえるのではないでしょうか。

大田区の第一号校舎の雑色校でも、初年度の卒業生が講師として活躍してくれています。中3の時に国大セミナーに通った生徒が、大学入学してから時間講師として戻ってきて4年生までずっと講師をしてくれているんです。生徒としての経験もあるから国大セミナーに対する理解も深いですし、居心地もいいのか長期で働いてくれています。

この「卒業生採用」に関しても進化させていきたいと考えています。

日々国大セミナーの理念である「楽しい通塾と確実な成績アップ」を実現し続けることが、こういった戦略を成功させる第一歩ですね。共感していただける方は是非国大セミナーの講師へのご応募を検討していただければなと。