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22兆円のGDP損失を防ぐ。日本の事業承継問題を解決するデファクトスタンダードなプロダクトを創りたい

M&Aナビの取締役COOである神村俊光さんに、入社理由や事業展望、M&Aナビで働く面白さについて聞きました。

<取締役COO 神村 俊光>
1990年生まれ。大手業務基幹パッケージベンダー株式会社ワークスアプリケーションズにて、 EC向けCMS製品の開発/運用/保守に従事。その後、 KPMGコンサルティング株式会社にてセキュリティーコンサルタントとしてWebアプリケーションの脆弱性診断を中心にセキュリティーアセスメントに従事。アドビ株式会社ではテクニカルコンサルタントとしてエンタープライズCMSの導入PMやアーキテクトとしてスクラム開発をリードしたのち、プロフェッショナルサービスのセールスにも従事。

――M&Aナビの事業紹介をお願いします。

M&Aナビは後継者不足による国内の事業承継問題を解決するために事業を展開しています。経産省が出したデータによると2025年までに黒字にも関わらず後継者不足で倒産してしまう企業は60万件にものぼると言われています。別の調査でも、事業承継ができず企業が倒産することで、22兆円のGDPが失われるという試算も出ており、事業承継は大きな社会課題の一つだと認識しています。

参考:後継者不足による廃業を1社でも無くしたい。M&Aナビが目指す世界とは。

このような状況が解決されない理由は、構造的な課題が存在しているからだと考えています。具体的にいうと、M&Aや事業承継の専門家による支援はディール規模(取引規模)に依存して報酬が決まるため、中小企業の案件は支援対象になりにくいという点です。

そのような状況に対し、M&Aナビは売り手と買い手が専門家に頼らずに当事者間で会社の売買を行うことができるマッチングプラットフォームの実現を目指しています。当然プラットフォームだけを提供しても、いきなりユーザーは集まりません。そこでさまざまな売買ニーズを保有している金融機関にM&Aナビのプロダクトを提供し、ビジネスを展開しようと考えています。

M&Aナビが構想しているサービスは2つあり、ひとつは金融機関様が取引先から集めたM&Aニーズを管理するシステム(業務支援SaaS)、もうひとつは月額課金でM&Aの売買ができるマッチングプラットフォームです。前者の業務支援SaaSは全国の金融機関様から好評を得ており、ぞくぞくと導入が決まっています。

神村さんのM&Aナビ入社理由

――入社理由を教えてください!

中小企業の後継者不足という社会問題を解決する意義が大きいと感じたこと、業界課題をテクノロジーで解決するというM&Aナビの世界観やアプローチに共感したことが入社理由です。

特に月額課金のプラットフォームはいかに良質な案件を安定的に低いマーケティングコストで掲載できるかが事業価値の向上に繋がります。M&Aナビでは、業務支援SaaSを金融機関に提供することで、それを実現しようと考えています。単なる広告や営業による消耗的な案件収集ではなく、業界課題を解決しながら案件収集のチャネルを同時に確保するというアプローチがビジネスモデルとして面白いなと感じ、自分達の手で実現したいと考えました。

――大企業からスタートアップに飛び込まれたわけですが、不安はなかったのでしょうか?

引越しや出産などプライベートのライフステージが変わるに連れて、身につけたスキルや時間をもっと社会に活かしたいという思いを強く持ち始めました。加えて、事業会社で手触り感のある事業作りに携わりたいとも以前から考えていたので、不安はありましたがこの機会に挑戦してみたい想いが勝りました。

M&Aナビで働く面白さ

――M&Aナビにおける神村さんの役割を教えてください。

取締役COOとして現在はPdMの役割に注力しています。事業計画や金融機関様へのヒアリングを通じて、プロダクトのあるべき状態を描き、機能に細分化してPMと連携しながら仕様を固めています。また、案件管理や開発フローなど、エンジニアのスループットを最大化するためにオペレーション周りの整備もしています。

組織として足元はディールマネジメントのプロダクトづくりにリソースを集中しており、2022年5月以降はマッチグプラットフォーム事業に注力する予定です。金融機関がM&Aマッチングサービスの利用を検討する際、M&Aナビのサービスが選ばれる状態を早々に確立したいです。

――エンジニアがM&Aナビで働く面白さを教えてください。

M&Aの知識がない売り手が当事者で売買を進めていくためにどんな機能が必要なのかは手探り状態で、正解がこの世に存在していません。定性と定量の両面で試行錯誤を重ねて理想を追求していく必要があります。大変な過程ではありますが、その分自分たちがM&A業界におけるデファクトスタンダードなプロダクトを創っていくという面白さがあると思っています。

現在、M&Aナビはコンセプトを元にプロダクトを作り込んでいる途中です。足元は金融機関様に単一のプロダクトを提供していますが、今後は業務カバレッジを広げながら様々な価値を載せたプロダクトに発展させていく予定です。エンジニア視点だと様々なプロダクトの0→1のフェーズを経験できたり、マルチプロダクトを支えるアーキテクチャを一緒に作っていくチャレンジングな環境があります。

――神村さんが仕事をする中で嬉しい瞬間はどんな時ですか?

「この機能で金融機関のペインを解決できるはずだ」と頭を悩ませながら潜在的な課題やニーズを想定して創った機能が、狙った通りに顧客課題を解決していることがわかった時にやはり嬉しいです!

――どんなエンジニアと働きたいですか?

当事者意識のある方と働きたいです。任された業務だけではなく上位タスクや前工程や後工程まで意識を向けてアウトプットを出せる人だと、組織としてのアウトプットの質が高まり、事業の成長につながると思っています。何より、「さすが、気が効きますね」という会話が生まれると一緒に仕事をしていて気持ちいいですよね。

――今後の神村さんの目標を教えてください。

サービスのユーザーの問題が解消され、社会問題を解決し、M&Aナビが健全に成長していく三方良しのビジネスモデルの構築に挑戦したいです!一緒にこのビジネスを進めてくださる仲間を探しています!

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