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こんにちは、ヘルスベイシスの採用担当の谷川です。
近年、精神障害の一種として双極性障害が注目を集めていますが、
本記事では、そんな双極性障害についてご紹介していきます。
双極性障害の概要
双極性障害は、躁状態と抑うつ状態を繰り返す心の病気です。躁状態と抑うつ状態が交互に現れることから、躁うつ病と言われることもあります。
躁状態と抑うつ状態
躁状態では気分が高まり、抑うつ状態では気分が低下します。これらの状態は交互に現れる点が大きな特徴です。躁状態と抑うつ状態のスパンは人や時々で異なり、数週間程度の場合もあれば数年の場合もあります。
双極性障害の種類
双極性障害は、躁状態の程度によって双極I型と双極II型の2種類に分けられます。双極I型は躁状態が明確現れるので、双極性障害としては症状がわかりやすいです。
一方で、双極II型は躁状態が軽く、うつ状態が主体になります。そのため、双極II型はうつ病と間違われやすいという特徴があります。双極性障害はうつ症状がうつ病と同じなのでうつ病の一種と誤解されることもありますが、別の病気です。そのため、治療薬もうつ病と双極性障害では異なります。
双極性障害の診断
双極性障害の診断において重要なことは、他の精神疾患との鑑別です。うつ病はもちろん、発達障害などと一部症状が重複します。また身体疾患によって双極性障害のような症状が出るケースもあります。そのため、症状を総合的に見て診断する必要があるということです。
診断方法としては、血液検査、神経学的検査、MRI、脳波などが挙げられます。カウンセリング等だけでなく、医学的な観点から診断できることが昔よりも増えています。
治療と管理
双極性障害の治療では、主に気分安定薬や非定型抗精神病薬を使用します。また薬物療法を主軸にしながらも、カウンセリングなどの心理社会的アプローチも行います。
上記の治療方法は他の精神疾患でも概ね同じなのですが、双極性障害の治療は躁状態のときと抑うつ状態のときで治療法が異なるという大きな特徴があります。
薬の判断は患者の様子を見るだけでなく、血中濃度の測定などデータをもとに行います。最短での治療を目指すだけでなく、治療期間に状態が安定するよう管理も行います。
最後に
精神疾患の一種として注目されている双極性障害ですが、治療方法は進歩しています。
また社会的にも認知されているので、周囲からの理解も得やすいでしょう。うつ病との診断が難しいといったこともありますが、適切な治療を行うことで快方に向かうことが可能です。
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