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こんにちは、ヘルスベイシスの採用担当の小林です。
近年、医療技術の進歩の一環で白血病の治療が注目を集めていますが、
本記事では、そんな白血病についてご紹介していきます。
『世界の中心で、愛をさけぶ』とは?
『世界の中心で、愛をさけぶ』は、片山恭一によって書かれた小説です。映画化もされました。原作は2001年の刊行、映画の公開は2004年です。セカチューの愛称で親しまれています。
セカチューの物語のテーマは白血病や愛です。主人公の学生時代の恋人が白血病で亡くなりました。成人した主人公は、昔白血病で亡くなった恋人のことを振り返る、といったストーリーです。
時系列は過去と現在を行ったり来たりするので、読者や視聴者は過去に何があったのか推測できるミステリー要素もあります。ただし物語の主軸は白血病や死や恋愛なので、多くの人が感動して涙を流すようなストーリー展開になっています。
セカチュー”の時代設定が80年代だった
セカチューの時代設定は80年代でした。80年代に設定した理由としては、ストーリー展開上より白血病を難病として扱う必要性があったからでしょう。読者、視聴者が感動する要素として、白血病に苦しむ様子は欠かせないからです。
現在も白血病は難病ですが、当時と比べると完治が期待できるようになっています。死亡率は依然として高い病気ですが、当時と比べると医療技術が進歩していることがわかります。
白血病はどんな症状?
白血病になると、以下のような症状が出てきます。
・貧血による疲れやすさ
・顔色が悪い
・めまい
・息切れ
・頭痛
・発熱
・白血球減少による肺炎
・血小板減少による出血症状
急性白血病の場合は病気の進行が早く、上記のような症状が急速に悪化していく可能性があります。
白血病は治る病気か?
医学の進歩により、一部の白血病は完全に治癒可能になりました。特に小児の急性リンパ性白血病と小児・成人の急性前骨髄球性白血病は治癒率が高いです。また、慢性骨髄性白血病も薬物療法によって治療できる場合があります。
ただし、すべての白血病が必ずしも完治できるわけではありません。治癒率は白血病の種類や進行度、患者の年齢や一般的な健康状態によって異なります。
白血病の原因は何か?
白血病の原因は複数ありますが、主な原因は遺伝子変異です。白血病を含む悪性腫瘍は、遺伝子の変異や異常な蓄積によって引き起こされることが多いです。
急性骨髄性白血病の場合、平均して約13種類の遺伝子変異が見られます。これらの遺伝子変異によって、正常な骨髄細胞ががん細胞として異常な増殖を始め、白血病が発症します。
白血病は一般的に遺伝しません。つまり、遺伝子変異が親から子へ直接伝わるわけではありません。しかし、一部の遺伝性疾患や遺伝的な要因が発症リスクを増加させることもあります。
また遺伝子変異以外にも、放射線や化学物質、過去の化学療法や放射線治療、免疫不全状態なども白血病リスクを高める要因になります。ただし、白血病の具体的な原因はまだ完全に解明されていません。研究が進んで、新たな遺伝子変異や環境要因との関係が明らかになる可能性もあります。
白血病になるとどうなるのか?
白血病になると、骨髄で異常に増殖した白血病細胞(腫瘍細胞)が血液の生成を妨げるため、正常な血球(赤血球、白血球、血小板)の数が減少します。血液は、赤血球が酸素を運び、白血球が免疫系の防御を行い、血小板が血液を固める役割を担っています。
白血病の症状には、貧血による疲れや顔色の悪化、めまい、息切れ、頭痛、発熱、出血症状などがあります。急性白血病の場合、白血病細胞の増殖が速いため、病状が急速に進行します。治療を行わない場合、数週間から数カ月で重篤化し、死亡することもあります。
しかし医学の進歩により、白血病の治療方法も進化しています。特に急性リンパ性白血病や急性前骨髄球性白血病など一部の白血病では、治癒率が高くなっています。早期の診断と適切な治療を受けることで、完全な治癒や症状の緩和ができます。
池江璃花子選手 白血病 なぜ治った?
池江璃花子選手は急性リンパ性白血病と診断された後、抗がん剤投与などの化学療法を始めました。しかし合併症による体調不良で断念しました。その後造血幹細胞移植を行っています。この造血幹細胞移植がうまくいき、回復が進んでいきました。
白血病 何歳が多い?
白血病になる人の年齢は幅広いです。ただし、15~19歳のがんのうちもっとも多いのは白血病です。同世代のがんのうちの約4分の1が白血病というデータがあります。白血病自体は幅広い年齢の人がなりますが、結果的に他のがんに比べると白血病は若い年代の人がなりやすいということになるでしょう。
白血病の前触れは?
白血病の前触れに決まった症状はありません。複数の症状が現れます。具体的には、以下のような症状が挙げられます。
・発熱
・貧血
・出血傾向
・骨痛
・倦怠感
以上のような症状がありますが、どの症状がどの程度出るかは人によって異なります。また上記の症状は一般的に起こりうるものなので、白血病でなくても出てきます。つまり白血病の前触れを見つけるのは難しいということです。
また、血液検査では白血病の疑いがある場合には血液細胞数の低下や、通常血液中に存在しないはずの幼若な血液細胞(芽球)の出現などが見られることがあります。
これらの症状や血液検査の所見から白血病が疑われる場合、骨髄検査が行われることになります。骨髄検査によって白血病の診断が確定されます。
白血病 どのくらい入院?
白血病の入院期間は患者の具体的な状態や治療計画によって異なります。特に急性白血病の治療では、高度な骨髄抑制が引き起こされ、白血球の数が非常に減少する時期があります。
この時期は合併症のリスクが高まるため、化学療法の治療間隔は通常1ヶ月程度空けられます。数回の治療が必要な場合、入院期間は半年程度に及ぶことがあります。また、治療期間はそれ以上に長くなることもあれば、逆に短くなることもあります。
入院期間の長さは、個々の患者の病状の進行や治療反応、合併症の有無などによっても左右されます。また、白血病の種類や治療方針によっても異なる場合があります。医師や治療チームが患者の状態を評価し、最適な治療スケジュールを決定することが重要です。
入院期間中は、白血球の数が回復するまで感染予防策がとられ、患者の健康管理や副作用の管理が行われます。治療プロトコルや患者の具体的な状態によっては、入院期間中に他の治療法や手術が追加されることもあります。
白血病の治療は個別のケースによって異なるため、医師や医療チームとの相談を通じて具体的な入院期間と治療スケジュールを確認することが重要です。
白血病 どうやって治す?
白血病の治療方法は主に薬物療法です。治療方法は、白血病のタイプ、年齢、病状、合併症、患者の希望などを考慮して選択されます。以下に一般的な治療方法を挙げます。
・抗がん剤
・分子標的薬
・免疫療法
・骨髄移植
1つの治療方法に集中する場合もあれば、複数の治療方法を併用する場合もあります。
最後に
白血病の治療方法は進歩していて、昔と比べると完治できるケースも増えています。
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