こんにちは、ヘルスベイシスの採用担当の小林です。
近年、精神疾患を治療する必要があるということで精神科医が注目を集めていますが、
本記事では、そんな精神科医についてご紹介していきます。
精神科医とはどんな仕事?
精神科医は患者の精神疾患を治療する仕事です。精神疾患の種類としては、統合失調症、うつ病、ストレス障害、不眠症、拒食症、自閉症、認知症、アルコールや薬物依存症が挙げられます。
治療方法としては、カウンセリングや薬物投与があります。他の職種との連携や、職場巡視なども業務に含まれる場合があります。
精神科医 どんな人が向いているか?
精神科医は他の医師に比べて、コミュニケーション業務が中心になります。患者の話をよく聞き、適切な処置を施す必要があります。いかにコミュニケーションを取るかによって治療の進行具合も変わってくるでしょう。
またコミュニケーションだけでなく、普段から人を観察することや、勉強を続ける必要があります。
精神科医になるには何年かかる?
精神科医になるには、基本的に短くても8年かかります。まず大学の医学部か医科大学で6年学び、その後医師試験に合格する必要があります。その後は臨床研修医として2年間研修を積みます。
こうして精神科医になるので、短くても8年かかるということです。ただし例外もあり、医学部に編入する場合もあり、その場合は医学部で勉強する期間が短くなります。また、精神科医以外の医師が精神科に転科して精神科医になるケースもあります。
精神科医の魅力とは?
精神科医の魅力は、目に見えない脳や神経の研究ができることです。患者とコミュニケーションを取ることや、投薬治療を行うことでデータが蓄積されます。外科医や内科医も治療を行うことでデータが蓄積されますが、精神科は未知の部分が多いということで面白さがあります。
また患者とコミュニケーションを取ることで、患者の役に立てるというやりがいもあります。人の役に立ちながら、自分の好奇心も満たせる魅力のある仕事です。
心療内科と精神科の違いは?
心療内科と精神科は重複している部分も多いです。どちらも精神疾患に対して、薬物療法や精神療法を行います。違いとしては、心療内科が心が体に及ぼす心身症を主な対象にしているのに対し、精神科は統合失調症、うつ病、ストレス障害、不眠症、拒食症、自閉症、認知症、アルコールや薬物依存症などの精神疾患を対象にしています。ただし、心療内科と精神科が併設されているクリニックもあり、その点でもこの2つは類似していると言えます。
精神科医の就職先は?
精神科医の就職先は、精神科病院、総合病院の精神科、心療内科クリニック、自治体、保健所、精神保健福祉センター、福祉事務所、障がい福祉サービス事業所、児童養護施設、高齢者福祉施設、保護観察所、矯正施設などが挙げられます。
他には、教育機関や企業などで、メンタルヘルスに関するセミナーや研修を行ったり、相談業務を行ったりすることもあります。
精神科医に似た仕事は?
精神科医に似た仕事として、以下のような仕事が挙げられます。
・心療内科医
・臨床心理士
・心理カウンセラー
患者とコミュニケーションを取って患者の精神の治療を行うという点で共通しています。投薬治療に関しては医療行為なので臨床心理士や心理カウンセラーは実施できません。
最後に
精神疾患が注目される機会が多くなり、結果的に精神科医の需要は徐々に増えつつあります。
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