管理栄養士とはどんな資格？取得方法や資格の種類について解説

こんにちは、ヘルスベイシスの採用担当の小林です。

近年、高齢化が進んでいるということで管理栄養士が注目を集めていますが、
本記事では、そんな管理栄養士についてご紹介していきます。

管理栄養士は何をする？

管理栄養士は栄養管理や栄養指導を行う職業です。栄養士は健康な方を対象にしているのに対し、管理栄養士は病気を患っている方や高齢で食事が取りにくくなっている方を対象にしています。

そのため、管理栄養士は医療施設、老人福祉施設、介護保険施設、児童福祉施設、小・中学校、行政機関、企業、管理栄養士・栄養士養成施設、試験研究機関などで働いています。

管理栄養士 どのくらい難しい？

管理栄養士になるためには、4年間の管理栄養士養成課程を修了するか、2〜4年間の栄養士養成課程を修了して1～3年の実務経験年数を積む必要があります。試験の合格率は、60%程度です。

ただし新卒の受験者の合格率が90%程度であるのに対し、既卒者の合格率は20%～30%となっています。勉強をしてから日が浅い新卒者にとっては難易度が低いですが、勉強から日が経っている既卒者にとっては難しい試験ということになります。

調理師と栄養士どっちが難しい？

調理師と栄養士の難易度を比較すると、栄養士の方が難易度は高いと言えます。なぜなら、栄養士は養成施設の卒業が必須だからです。調理師は養成施設に通わなくても、2年以上実務経験を積んで試験に合格すれば取得できます。

試験の合格率は栄養士が60%程度であるのに対し、調理師は70%程度です。合格率としても栄養士の方が難易度は高いと言えます。

管理栄養士国家試験の勉強法は？

管理栄養士国家試験のための参考書は複数あります。Amazonなどで参考書、過去問があるので、教材には困らないでしょう。また、スマホやタブレットで学習できる教材もあります。

紙媒体でも電子媒体でも内容に大きな差はないのでどちらで勉強しても良いのですが、隙間時間に勉強したい方などは電子媒体の方が便利かもしれません。

管理栄養士 何人いる？

厚生労働省によると、令和2年の管理栄養士資格の保有者数は9,958人です。管理栄養士を含む栄養士として働いている人の数は12万1,000人です。管理栄養士は国家資格を取得する必要がありますが、栄養士は養成施設を卒業して申請を行えばなれます。そのため、管理栄養士の数に対して栄養士の数が多いです。

管理栄養士 国家試験 勉強 いつから？

管理栄養士の勉強を始めるタイミングは人それぞれです。あえてタイミングを決めるのであれば、6月がちょうど良いです。6月頃に最新の過去問や参考書が発売され、オンライン講座が始まるからです。あくまでも一つの目安になります。

管理栄養士と栄養士 どっちがいい？

管理栄養士は国家資格なので、より専門性が高く、的確な栄養指導ができると言えます。また栄養士よりも業務の幅が広く、給与相場も高いです。どちらか選べるのであれば、総合的に見て管理栄養士の方が良いでしょう。ただし資格取得のハードルがあるので、栄養士の方がなるのは簡単です。

管理栄養士どんな人に向いているか？

管理栄養士に向いている人は、栄養や調理に関心のある人です。栄養の知識を習得するだけでなく調理の技術も必要で、逆に調理だけでなく栄養も伴っている必要があります。

管理栄養士の知識は日々アップロードしていく必要があるので、資格取得時に勉強して終わりではありません。そのため、栄養と調理に対して興味を持ち続ける必要があります。

患者や職場関係者とコミュニケーションを取るので、専門職ではあるものの一般的なコミュニケーション能力は必要です。

管理栄養士 何時間勉強？

管理栄養士の勉強時間は、200～300時間程度と言われています。1日2時間勉強する場合は100～150日程度です。

管理栄養士国家試験の教科は？

管理栄養士国家試験の教科は以下です。

・社会、環境と健康
・人体の構造と機能及び疾病の成り立ち
・食べ物と健康
・基礎栄養学
・応用栄養学
・栄養教育論
・臨床栄養学
・公衆栄養学
・給食経営管理論

最後に

高齢化社会に特に必要になる管理栄養士ですが、その需要は徐々に増えつつあります。
ヘルスベイシスは、HRxITx医療・介護の領域で事業拡大を行なっております！

ご興味がある方は、ぜひ気軽にお話を聞きに来てください！