改めまして、株式会社ヘルスベイシス新卒2期生の瀬並 早詠(せなみ さえ)と申します。
本記事が読んでいただいている方々に少しでも意義あるものとなるように、私自身の価値観、就職活動での紆余曲折等、ありのままをお話させていただこうと思います。
長くはなりますが最後まで読んでいただけると幸いです。
プロフィール:
改めまして、瀬並 早詠(せなみ さえ)と申します。
生まれも育ちも兵庫県、現在は関西学院大学に通っています。
スポーツ一筋で、これまでバスケットボール、水泳、大学では「新しいことを始めたい!」という想いからカヌー部に入部をしました。
これまでの人生はスポーツなしでは語れないぐらい、日々スポーツとともに過ごしてきました。
スポーツと私:
冒頭にも述べさせていただいた通り、これまで私は各学生時代に様々なスポーツに取り組んできました。人生の半分以上をスポーツとともに過ごしてきたため、自身の考え方や性格はスポーツや、スポーツを通じて出会った人々によって構成されているといっても過言ではありません。
そのような日々を過ごしていく中で、主に3つの価値観が形成されました。
➀やりたいと思ったことはとにかく何でもやってみる
中学校のバスケットボール部、高校の水泳部、大学でのカヌー部、どのスポーツも始めようと思ったきっかけは単純で、「面白そう」「やってみたい」、ただそれだけでした。
実際に取り組むことで得られた知識やスキルは確実に自分自身の成長に繋がるもので、やりがいでもあります。
スポーツに限らず、何か物事を行う上では、やる前からその物事の価値を決めるのではなく、やってから自分自身で付加価値を創り出すことが大切だと考えます。
➁何事も挑戦し、楽しむ
➀の話にも関係しますが、何か物事をする上で、何をするか?より、どんな感情でそれをするか?で、結果は変わってくると思います。
ただ楽しむかどうかで、その日の充実感や やりがい、そしてその先に繋がる成長の大きさというものがネガティブな時と比べると格段に違うことを特にカヌー部での活動を通じて実感しました。
成長するということは「今までできなかったことが出来るようになる」ことでもあり、今までできなかったことができれば、「楽しい」と感じられるようになるのだと思います。
➂人との信頼関係を構築すること
部活動を通じて感じたことは、自分が取り組んでいる競技の技術や能力をあげることも大事ですが、組織として活動していく以上は他者との信頼関係の構築が非常に重要であるということです。
信頼関係が構築できて初めてその人や組織が抱える課題や悩みに向き合うことができると考えます。
そのために他者との関わり方、コミュニケーションを意識することで、表面的には分からない部分を知ることができるようになりました。
このことはスポーツに限らず、社会で働くにおいても必要条件であると自分の中で考えていました。
迷走し続けた就職活動:
上記3つの価値観をもとに就職活動に意気込んだ私ですが、就職活動は迷走していました。
就職活動を本格的に始めたのは大学3年生の9月でした。
具体的にやりたいことも目指したいこともなく、業界のことも職種のことも分からない、就活に関しては無知の状態でした。
合同説明会や就活イベントに参加すればそれとなく自分のやりたいことも見つかるだろうと思っていたのが、むしろどの業界・職種にも興味を持ってしまい、企業規模にもこだわりがなく、そのまま選択肢を絞ることもなくズルズルと就活を続けていました。
先述した、
➀やりたいと思ったことはとにかく何でもやってみる
➁何事も挑戦し、楽しむ
➂人との信頼関係を構築すること
この3つの価値観というのはどの企業にも何かしらの形で当てはまることであり、かといって他に具体的な軸があるわけでもなく、そのような状態で迎える面接や面談は将来への解像度があがるよりも、むしろ回数を重ねるほどに働くことで自分が何を実現したいのかが分からなくなる一方でした。
この状況で3月を迎えることに焦りを感じた私は、せめて業界だけでも絞ろうと考え、3つの価値観と関連させて、
・自分が好きなことに携われる仕事
・お客様や人が抱える課題に向き合い、その中で信頼関係を構築すること
という抽象度の高い軸を設定し、スポーツ業界と人材業界を中心に企業を見るようになりました。
人生の転換期:
迎えた3月、ひたすら説明会とエントリーを繰り返す日々で、頭の中には常に「今のままでいいのだろうか」という不安が付きまとっていました。
何を目的に就活をしているのか不明瞭のままで、自分に対して自信がなくなっていた時に、登録していた就活アプリを通じてヘルスベイシスからスカウトをいただきました。
面談をさせていただくことになり、社会人の方と話せる機会が増えて嬉しく感じた半面、こういった面談や面接を迎えるたびに、どれだけ自分という人間をアピールできるかばかりを考えるようになっていました。
しかし、ヘルスベイシスの面談はなぜか偽りの自分ではなく、ありのままの自分について話すことができました。
よくある自己紹介から始まって自己PRをするような形式的なものはなく、私という一人の人間として真正面から向き合って頂いているような感覚で、だからこそ身構えることなく自分自身も正直に向き合うことができました。
その後も何度か面談をさせて頂く中で、いつからか自分のなりたい姿のための就活ではなく、周りからよく見られるための就活になっていたことに気づきました。
改めて自分は働くことを通じて何を実現したいのか、その時に自分がどうありたいのか、これまでにないくらい自分自身に向き合って考えました。
自分の有りたい姿というのは、20代のうちに多くの経験を積み、人や企業の悩みや課題解決ができる事業を起こし、人と企業双方から信頼される存在になること。
その有りたい姿のために必要な能力は、事業を起こすという点で、一つの職種に限らずセールス、企画、マーケティング等幅広い能力を身に着けること。
そしてその能力を得られる環境が、次の3つであると考えました。
・1つの職種に関わらず、様々な職種に挑戦できる環境
・チームとしての関りや取り組みを大事にしている環境
・事業を創り出すことができる、かつ小数人規模の環境
ずっと具体性や将来性のないまま就活を続けていた私が、ヘルスベイシスとの出会いを通じ、本当の意味での「自分の有りたい姿」と、明確な企業軸を見つけることができました。
企業軸に当てはまっていることはもちろんですが、自分自身と向き合うきっかけを与えてくれたヘルスベイシスのもとで働きたいという想いと、また自身が成長することで企業も大きく成長させたいという想いが一層強くなり、ヘルスベイシスへの入社を決意しました。
就活生へのメッセージ:
拙い文章ではありましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
就職活動を進めていくなかで、上手くいくこと・上手くいかないこと、たくさんの悩みや葛藤を抱えることがあると思います。時には逃げ出したくなることもあるかもしれません。
そんな時は少し立ち止まって、自分自身を見つめ直すことも大切です。自分自身に何度も問いかけ、真摯に向き合うことで、納得のいく答えが見つかるはずです。周りと比べて焦ったり、企業に合わせた自分づくりをする必要は全く有りません。
就職活動は、内定をもらうことがゴールではなく、その先の未来で自分がどのように有りたいか、それを実現できる場を見つけることが大切だと思います。
最後まで自分を信じ抜き、悔いの残らない就職活動を行えるよう心から応援しています。