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【卒業生インタビュー】大手外資系コンサル勤務 高橋編

こんにちは、Innovexicite Consulting Service 株式会社インターン生の石原です。

今回は、弊社の長期インターンを経て大手外資系コンサルで活躍している髙橋にインタビューしていきます。社会に出て一流のコンサルタントとして働く髙橋さんのお話から、外資系コンサルの業務内容や、ICSのインターンの魅力をお伝えできればと思います。

本日はよろしくお願いします!

まずは、外資系コンサルという現在の職場でどのような業務をされているか教えていただけますか?

こちらこそよろしくお願いします!
私は、新卒で入社してから3か月程度の研修期間を経て、6月から12月の間で2つのPJに取り組んできました。

1つ目のPJは、財閥系非鉄金属メーカーの中期経営計画策定における、次年度以降のアセットアロケーション策定(どの部署にどの程度の資金配分を行うか、どの程度の人的リソースを配置するかの策定)に向けた、事業ポートフォリオ再構築のアドバイザリー業務です。20強ある事業部を縦軸:期待事業性、横軸:事業価値(ROIC×EBITDA)のマトリクスにプロットし、注力すべき事業部及び再編撤退の必要がある事業部を実施しました。

2つ目のPJは五大商社の投資部門に対する、投資先企業の戦略策定アドバイザリーです。対象企業はクライアント企業に買収されることが決定しており、ビジネスデューデリジェンスが終了したフェーズで、買収後の事業戦略を立案するというPJでした。投資先企業がヘルスケア業界におけるスタートアップ企業であったため、ヘルスケア業界の動向のリサーチを行い、当該企業とシナジーの高い領域の特定及び参入方法の策定を実施しました。


業務において、ICSでの経験はどのように活きていますか?

「実務力の高さ」、「行動力」、「強固なマインドセット」の3点だと考えます。

「実務力の高さ」の観点では、長期インターンで培った思考力、ビジネス知識、PCスキルを活かして同期の中でアドバンテージを取ることで、私が希望するPJ(戦略策定等の上流案件)に新卒ながらアサインを獲得できました。

「行動力」の観点では、自分が在籍していた企業が案件を獲得するために日々行動し試行錯誤をしている環境に身を置いていたため、普通の人が「え?そんなことしていいの?」と思うことを、臆することなく行動に移すことができました。具体的には、全く面識のないパートナー(一般的な日系企業でいう執行役員レベル)の人に1on1で面談を申し込み、そのパートナーが管轄するPJに私を入れてほしいと直々に申し入れました。結果、この行動は高く評価され、そのパートナーが管轄するPJへのアサインを獲得しました。

「強固なマインドセット」の観点では、社員さんや先輩から日々精神論を説かれていたこともあって(笑)、自分のマインドセットを確立できていたため、戦略案件等のいわゆる激務と言われる環境においてもストレスを感じることなく業務を遂行できたと考えます。実際に、直属の上司からはPJ終盤の最終報告書作成フェーズに「高橋さんがいるから大丈夫でしょ」と言っていただくことができました。


ICSでインターンを始めたきっかけは何ですか?

外資戦コンで求められるレベルのPCスキル(主にOfficeツール)を身に着けるためです。

私がICSにジョインしたのは2020年3月で、ちょうど外資系企業の冬選考を終えた後でした。就職まで1年を残した状況で、私はほぼPCスキルを持たず、高いスキルを要求されるコンサルファームで働くことに不安を持っていました。

ICSはコンサルティング職での長期インターンでは珍しく、入社時のPCスキルを要求しておらず、研修期間の中で、短期間でPCスキルを高いレベルまで高められるといったところに魅力を感じました。

実際に1、2カ月でPCスキルはファームの要求水準を超えたと思いますし、代表の田口からは「ショートカットの鬼」と言っていただき、インターンを始めた目的は達成できたと思います。


ICSではどのような業務を行いましたか?

ドローン業界最大規模の一般社団法人における経営戦略策定及び同クライアントによる新規事業立案、また、AI-Scan技術を保有する地方中小規模のクライアントのM&Aアドバイザリーを行いました。

経営戦略策定に関して、まず、ドローン業界は発展途上の領域で、国としての制度設計や今後の展望の解像度が鮮明ではありません。ICSのクライアントはドローン業界の創成期から業界の発展に寄与してきたこともあり、省庁との関係を深く有していました。その中で2021年度に施行される改訂航空法について、国土交通省に対する政策提言資料や大臣クラスの要人とのMTG資料作成等の業務を行ってきました。また、クライアントとしての利権を確保するために、2025年にむけた中長期計画の策定も精力的に取り組みました。

新規事業立案について、先にドローンは今後の展望の解像度が低いことは記しましたが、これは裏を返せば、どの領域においても活用の可能性があるということです。そこで、代表田口が取り組んでいたドローン点検の領域で、点検教育事業の創設をクライアントに提案し、私は、事業スキームの構築、事業計画(P/L)の作成、教育カリキュラム/テキストの作成及び社内POCまですべてに係らせていただき、12月には第1回講習が行われるまで、一気通貫で新規事業の立ち上げ業務を行いました。

M&Aアドバイザリーでは、クライアントがセルサイドの企業であったため、M&Aに係る売却戦略の策定を行いました。セルサイドの企業としては、売却して終了というわけではなく、売却後のバイサイド企業との事業的及び風土的マッチングを考慮し、進める必要がありました。本案件は敵対的買収ではなかったため、バイサイド・セルサイドの双方でwin-winでM&Aを締結する必要があり、高い価格で売却すればよいという訳ではなく、売却後にセルサイド従業員が活躍できる環境を提供できる企業に売却することが重要でした。クライアントのニーズを的確に汲み取り、ニーズに合致した戦略策定を行うといった点で、定性的な要素も多く考慮する必要があり、高難易度の業務であったと感じます。


ICSでのインターンを通じて学んだことは何ですか?

クライアントファーストのマインドと経営者のリアルな苦悩です。

ICSは在籍するコンサルタントに対して多すぎるほどのクライアントを抱えています。その各クライアントに対して、クライアントの発展に寄与し得るクオリティのアウトプットを継続してデリバリーし続けることができるのは、代表の田口が常にクライアントファーストの精神を持っているからだと思います。

経営者のリアルな苦悩について、三菱商事という日本を代表する企業を退職して起業した代表が、日々自社の方針で悩み、考え抜いている姿を、間近で見ることができるのは非常に価値があると思います。私自身、将来は起業したいと考えているため、代表の田口の日々の苦悩は、(反面教師にする部分も含め(笑)、)他では体験できなかったことだと思います


ICSにしかない魅力は何だと思いますか?

他の長期インターンを経験したことがないため、ICSにしかないと言い切ることはできませんが、「圧倒的な努力量」は魅力だと思います。

代表の田口を含め、社員の方、インターンの仲間でも優秀だと思う人が死ぬ気で努力しており、その姿を見ると自然と努力できてしまいます。

自分よりはるかに優秀な人間が努力している姿を日々隣で見せつけられると、私としてはかなり燃えたので、ありがたい環境だったと思います。


後輩たち・これからICSでインターンを考えている人に一言お願いします!

自分より優秀で経験がある人と背伸びして会話してれば、それがいつか背伸びじゃなくなる日がくると思います。

自分が背伸びしてやっと対等、あるいはそれでも勝てない、そんな環境に身を置きましょう。そして、圧倒的に努力しましょう。成長は必ずついてきます。

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