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新卒1年目なのに採用担当!?挫折を乗り越え学んだ学生と社会人の違い

人材開発の塚原です。

2022年4月に入社をしてあと少しで社会人2年目になります。

新卒入社をしたこの1年間、想像もしていなかったことの連続でした。入社半年で部署異動も経験した私が、どんなお仕事を担当して、どんな経験をしてきたのかを伝えます。

入社して最初に配属されたのはITサービス事業部のセールスグループでした。

セールスグループは、結婚準備サイト「CORDY(コーディ)」に商品を掲載いただいている企業様と、サイトのユーザー様の両方に対しての窓口になっているグループです。

掲載企業様毎にセールスグループが1人専任で担当者としてサポートを行い、私も120社ほどの企業様の窓口をしていて受注時のフォローアップや販売促進を担当していました。

また、ユーザー様から商品の詳細やサイトの使い方についてのお問合せへの対応、ユーザーに送るメルマガの作成、ハイパードライブのオリジナル商品の受注後には発送業務もメインで行っていました。

これらのお仕事は全て配属後1ヶ月ほどで任せていただいたのですが、まさかこんなにも早いタイミングで他の企業様やお客様とやりとりをする機会をいただけるとは思っていなかったのでとても驚きました。

任せていただけることはとても嬉しかったですが、もちろん不安も大きかったです。

自分の言動が会社の印象を左右するということへの怖さがあり、些細なことも先輩の助けを借りていました。ただ、不安や恐怖があるから仕事が嫌だと思うことはなく、新しいことを学べることや、昨日よりできるようになることがとても嬉しくて、毎日会社に行くのが楽しくて仕方なかったです!

また、サイトに新しく商品を載せるための新規営業も行い、3ヶ月で5社様にご契約していただくことができました。(社会人1年目の春〜夏の時期、多くの友人たちは研修中や先輩のサポートをしているだけでしたので、一人で商談を行い、契約までいただけるのはとても異例なことだと思います)

4月の入社研修で営業ロープレをした際はボロボロの状態だったことを考えると驚くほどの成長だと当時の先輩たちにも褒めてもらいました!笑


入社すぐに、様々な仕事を任せていただいたことで、知識や経験が増えたのはもちろんですが、

「やればできる」という自信がつきました!私の可能性を信じて挑戦させてくれて、その可能性を引き出すために本気になってくれる先輩方に囲まれて社会人のスタートを切れたのは、とても幸せなことだったと感じています。

一人でやれることも増えてきて、セールスの仕事が楽しくて仕方ない!売り上げを伸ばすためにどんな案を提案しようかな?とノリノリで仕事をしていた、入社1年目の8月。

上司に呼び出されて告げられたのは『人材開発への異動』

最初に思ったことは、「悔しい」でした。まだ何もやり切れていないのに、これからやりたいことが沢山あるのになんで?という思いが一番強かったです。さらに、採用という誰かの人生を左右してしまうかもしれない仕事への不安も大きく、正直なところ、最初は異動したくないと思っていました。

ですが、新卒1年目で人事をできるなんて滅多にないことだし、もう二度と巡ってこないチャンスかもしれない、やらずに後悔するくらいならやって後悔しようと思い覚悟が決まりました。

異動後、セールスの時とは仕事内容が大きく変わりました。

学生さんとの連絡ツールの管理・運用、採用広報業務(インスタの運用・インターンや説明会の準備)、面接・面談・イベントの運営、配布する印刷物や流す映像のクリエイティブ制作など、新卒の採用活動に関する全てを担当するので、業務範囲がとても広かったです。

また、学生さんが必要としているのはどんな情報なのか、どうしたら会社の魅力が伝わるのかなど、正解がわからないことを考え続けなければならず、心が何度も折れかけました。ですが、自分が納得する仕事がしたい、期待に答えたいという思いから必死にくらいつきました。

一番印象に残っているのは、説明会で配布するパンフレットを作成した時です。毎年中身を改訂しているパンフレットの今年度版を作るというのが異動後の初めての仕事だったのですが、とにかく大変でした。

事業内容や会社概要はどのようにしたら簡潔に分かりやすく伝わるのかどのスタッフをピックアップして掲載するのが良いのか、どんな内容なら会社の魅力が伝わるのか等考えなければならないことが沢山ありました。

良くしようと思えば思うほど、課題が増えていく中で、課題を正確に把握することや優先順位を判断することができなくなり、必要以上に自分を自分で追い込み、凹みました。そして、自分の無力さを感じたことで、自分にはできないとやる気が完全に切れてしまいました。

ですが、そこからもう一度立ち上がることができたのは先輩スタッフのおかげです。そんな状態でもできたことを認めて褒めてくれて、これからの道筋を示してくれる上司や、私の曖昧なイメージを嫌な顔ひとつせず聞き取って形にしてくれる社内デザイナーがいたからこそ、自分がここで折れるわけにはいかないと、もう一度頑張ることができました。

パンフレットが完成して手元に届いた時には、達成感を感じて自信にもなりましたが、この経験を通してそれ以上に得たことは、人に頼ることの大切さです。



一人で頑張ることには限界があるし、入社1年目の私が一人でできることなんてたかが知れてるはずなんです。だからこそ、一人でやり切ることではなく、先輩たちの力を借りてより完璧なものを作ることに標準を合わせて努力するべきだということを学びました。

学生の時は、結果以外にもその人の頑張りや思いの強さが評価されることも多かったですが、社会人は頑張っているから良い、誰よりも努力している人が偉いとは限らないと思います。会社や社会に対して、どうしたら現段階での最大の貢献ができるのかを考えた上で業務と向かい合うべきなのだと気付かされた出来事でした。


新卒採用の仕事はとても難しいです。採用した人が入社して、その後どんな活躍をするのかがわからない限り成功とも失敗とも言えません。結果が分からない状態で仕事をしなければならないので悩むことも大変なことも沢山あります。

ですが、相手が学生さんという1人の人だからこそ前例通りを正解と言い切れない面白さがあります。自分の真剣さや気持ちの強さは必ず相手にも伝わるはずなので、相手に対しての姿勢だけは経験豊富な先輩方にも絶対に負けてはいけないところだと思っています。

『採用活動の中で出会った素敵な学生さんにハイパードライブに入社してもらう』これが今の私の一番の目標です!大好きだと思える学生さんにハイパードライブを好きになってもらうためにはどうしたら良いのか、大好きになれる学生さんに出会うためにはどうしたら良いのか、を必死に考え続けていきます!

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