東京都

社内初の産休・育休取得！広報担当の私の働き方

中野裕美, 星本愛実他1人

管理部　人材開発, 管理部　総務・経理

中野裕美

株式会社ハイパードライブ / 管理部　人材開発

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星本愛実

株式会社ハイパードライブ / 管理部　総務・経理

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永江愛香

株式会社ハイパードライブ / 管理部長

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on 2021/07/06

私は中途スタッフとして2019年12月に入社しました！この原稿が世に出るタイミングは、産休真っ只中だと思いますが、お休み前の担当業務は広報・PRチームとして主に紙媒体やSNS（Instagram）を企画・運用して「結婚準備サイトCORDY（コーディ）」の認知拡大を目指すことでした。

（ The Professional Wedding　2020年10月号掲載）

タイトルにもある通り、入社して1年経過した矢先に人生の転機が訪れ子どもを授かりました。喜びの感情に浸った次に頭に浮かんだのは、子育てをしながらどんな活躍ができるだろうか、、、という模索のような感情でした。

もちろん、私の中に「辞める」という選択肢は全くありませんでした。

ハイパードライブは創業5年目のベンチャー企業！（子どもを授かった人は創業以来自分が初めてなので）私は社内初の産休・育休制度取得者になります。

後輩のためにも道を作るぞ！腹を括るのに迷いも不安もなかったです。

会社に妊娠を報告したのは妊娠4か月の時期でした。本当は、何が起こるかわからないから安定期に入るまでは伝えないつもりでしたが、広報の大きな案件とつわりの時期が重なり、周りに伝えて協力を仰がなくては会社に迷惑をかけてしまいそうで、伝える判断をしました。

コロナ禍ということもあり外出には慎重になりましたし、何より通勤は体調面で一番辛かったです。当時のマネージャーに、フルリモートに切り替えた際の業務内容と時間や成果に対する考え方などを相談し、同じ業務を担当するメンバーに一番最初に伝えました。

調整するうえで総務にも伝えておく必要があると思ったので、総務人事部長にも安定期に入る前に伝え、浅田さん（社長）にも伝えました。

「ハイパードライブにきてからまだ1年しか経っていなくて、自分で誇れる仕事は何もできていないし、広報という新しい挑戦が始まったばかりなので悔しい気持ちも強く、辞める気は全くありません！」と話したところ

「やめるにしろやめないにしろサポートは全力でするよ。1人目だからプロセスも決まってないんだから、都度気になったことは報告してほしいし相談して！」

総務人事部長の言葉にはすごく救われました。実務を担当している総務スタッフは5歳の娘さんを育てる先輩ママ社員で、プライベートな相談にもたくさん乗っていただきました。産休と育休の取得に向けて、迅速に動いてくださり感謝しかありません。手続きのこと、お給料や賞与など収入面のこと、復帰に関すること、不安に思うことは都度連絡をするようにしました。

それ以外にもITサービス事業部長が月イチで面談を組んでくださり、仕事のことや休みに入った後に気がかりなことをヒヤリングしてくださりしたので、小さなことも解消することができました。本当に会社全体でサポートしてもらったおかげで、妊娠期に無理をすることなく働きながら過ごせたと思います。リモートだけで業務を完結させる方法が確立できたこともよかったですし、家で小さな休憩を挟みながら取り組める環境もありがたかったです。

ただ、、、出社しないことによる弊害もありました。

つわりによる緊張感やストレスを考えると、リモートワークはメンタル的にはのびのび仕事ができてよかったのですが、実は気持ちが塞ぎがちになる時もありました。体調の波もあり、なぜか「孤独」を感じる時期がありました。チームのメンバーも部長も最大限サポートしてくださっていたので、今思えば、妊娠期間特有の自分の気持ちのコントロールがうまくいかない時期だったのだろうと思っています。

つわりが落ち着きはじめてからは、通勤時間帯を避けて出社をする日も作りました。メンバーの顔を見て何気ない話をしながらだと、仕事はテレワーク以上にはかどるし、何より楽しかったです！そんな気持ちを伝えたら新たな取り組みとして、朝昼夕にMTGを取り入れてもらえました。何かあったら今まで以上にすぐ電話をしたり、チームはもちろんメンバー全員のタスクも見える化したり、いいこともたくさん増えました。

他の会社の妊娠中の働き方は詳しくわかりませんが、ハイパードライブはスタッフの気持ちに寄り添ったうえで、働き方の選択肢を作ってくれる会社です！

妊娠したら働きにくくなるということも世の中的にはあるのかもしれませんが、当社ではそんなことは全くありませんでした。