こんにちは。PXC広報担当です。
今回の記事では、弊社の生産管理部署の一つである製造ディレクターの業務についてご紹介いたします。
(筆者は、紙器加工の担当なので、今回は紙器関連のツールに絞ってご紹介いたします。)
〇発注業務
営業部隊が獲得した案件を、協力会社に製造の依頼をします。
印刷物の場合は、材料・印刷・加工といったプロセスを踏んで製造されるため、
それぞれ適した製造現場に振り分けを行う必要があります。
加えて、ただ発注を流れ作業で行うのではなく、製造側からの指摘を行います。
例えば、営業の製造依頼に対し、よりコストが抑えられる仕様の提案や、構造の指摘などです。
スケジュールの裏取り、基幹システムへの打ち込み、依頼書の作成など、多くの時間を自分のデスクから行うため、業務時間の大半は社内にいます。
〇下版作業
お客様・弊社営業から送られてきた資料や印刷データを、協力会社に受け渡す作業になります。
お客様の要望や注意点などを事前に共有し、製造が滞りなく進行するようにします。
また、データに不備がないかといったチェックも行います。
〇進行見本確認・提出
協力会社から送られてきた進行見本が、依頼した仕様と合っているか確認します。
印刷の進行見本であれば、色調・品質が一定基準を満たしているか、
加工の進行見本であれば、表面処理・形状といった点を主に確認します。
もしも誤った仕様で進行しながら全ての工程が完了してしまった場合、
一から作り直しとなり、コストが増えるだけでなく納期の遅延へと繋がります。
そのため、完成する前にこうした確認を行うことは非常に重要です。
〇現場立会い
製造難易度の高い案件では、現場へ立会いに伺います。
特に印刷物は、データに不備がなくとも、実際の機械で印刷された際に思い通りにならないことは多々あります。
そうした場面で、お客様の要望に対し、どこまで実現してもらうか、どこまで妥協できるかをジャッジする必要があります。
お見せできなくて、すみません!
以上が大まかな業務内容のご紹介になります。
あくまで一部分のご紹介となりますが、扱う知識の幅が広く、勉強の毎日です。
そのため、自分のわからないことに対して、積極的に学んでいく姿勢のある方、
向上心のある方であればきっと楽しめると思います。
また、デスクワークとはいえ、様々な立場の人と関わります。
社内だけでなく社外との関わりも強いため、コミュニケーションを取る機会は多いです。
コミュニケーションをとることが好きな人にも向いている仕事です。
今回は、製造ディレクターの業務をご紹介させて頂きました。
ご興味持たれた方いらっしゃいましたら、ご応募よろしくお願い致します!