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はじめての子育て、育休を取って気づいたこと。

皆様こんにちは、カホエンタープライズの湯野です。

近年では、男性でも育休を取得する方が増加しつつあります。

2023年度の厚生労働省の調査によると、日本の男性の育児休暇取得率は 17.13% で、過去最高を記録しているそうです。しかし、女性の取得率(80.2%)と比べると依然低い水準となっており、まだまだ改善の余地があると言えます。福利厚生や従業員の働きやすさに力を入れているカホエンタープライズでは、男女関係なく育児休暇の取得を大歓迎しています!

そこで今回は、昨年末に第1子となる男の子が誕生し、3月末まで育児休暇を取得されていた二田哲也(ふたたてつや)さんにインタビューを行いました!リアルな声が聴けること間違いなし!子育て世代の方、必見です!


■育休中の過ごし方

ーーーお子さんのお誕生おめでとうございます!まずは、今回育休を取得しようと考えた理由について教えてください。

二田さん:ありがとうございます!育休取得を考えた理由はいくつかあります。

妻は持病があり、かつ高齢出産だったので不安が大きかったこと。また、妻は地元が遠方なので里帰り出産も難しいこと。そして何より、こどもの成長を間近で見ておきたいという気持ちが強くあり、育休を取ろうと決めました。

ーーー育休中の毎日は、どのような流れで過ごしていましたか?

二田さん:生まれて間もない頃は2時間おきに授乳しないといけないので、夜中であろうと関係なく起きてミルクを作っていました。朝起きたら掃除、朝食作り等、自分に出来ることは何でもやっていました。

3ヶ月も経つとだいぶ長く寝てくれるようになり、少し落ち着いてきたかなと感じます。

こどもが生まれてから、時間の融通が利きやすい在宅勤務のありがたみをより強く感じるようになりました。仕事をしながらこどものお世話ができるのでありがたいですね。

ーーー育休中に印象に残っている出来事はありますか?

二田さん:生後1ヶ月くらい経った頃、安産祈願をしていた神社へお礼参りに行きました。その時、行く途中は天気が良かったのに、神社の中でお祓いを受けているときだけ嵐のようになり、お祓いが終わるとまた晴天に戻るという出来事がありました。「うちの子は『嵐を呼ぶ男』なんじゃないか」とびっくりしましたね(笑)

ーーー育休を取得してみて、気づいたことはありますか?

二田さん:妻と2人で子育てをする中で、1馬力で育児をされている方のすごさを体感しました。それから、こどものお世話をする中で、「自分も小さい頃、両親にこうやって育てられてきたんだな」と親のありがたみを感じる場面も多々ありました。

また、自分はスポーツ観戦やキャンプなど趣味が多いので、自分の時間がなくなることに耐えられるか不安でした(笑)。しかし、意外と問題なく、むしろこどもをあやしている方が楽しいくらいでした。

ーーーこどもができると、今度は一緒にお出かけしたり遊んだりする楽しみも出てきますよね!

二田さん:そうですね。こどもはあんまり連れ回されると嫌かもしれませんけど(笑)

ーーー育休を取得して良かったと感じるのはどんな時ですか?

二田さん:やはり、日々変わりゆくこどもの姿を見られるのが何よりだと思います。また、妻を精神的/肉体的側面から支えられたり、曜日を気にせず実家に帰って両親に孫の顔を見せられたり…メリットは数多くあると感じています。

ーーーここまでは子育てや育休の良い面を訊いてきましたが、逆に子育てする中で大変だと感じた部分はありましたか?

二田さん:実は、こどもに対して大変だと感じた部分はほとんどありません。一番大変なのは、妻のメンタル面のサポートだと思います。どうしても「マタニティブルー」というものがありますし、精神面でのケアというのは仕事上の合理的/建設的な話し方で解決するものではありません。耳を傾けながら、単に解決策を与えるだけではなく、気持ちに寄り添えるように心がけていました。


■会社からのサポート/仕事に関すること

ーーーここからは会社関連のお話を伺っていきたいと思います。育休を取得するにあたって、会社や同僚からはどのようなサポートを受けましたか?

二田さん:まずは「育休を取りたい」という意思表示をした際に話を聞いてもらい、「ぜひ取得してほしい」と背中を押していただきました。また、人事総務部からも制度について説明してもらい、手続き等について分かりやすく提示していただきました。おかげさまで、スムーズに対応を進められたと思います。

ーーー育休中に、「もっとサポートしてほしかった」と感じる部分はありましたか?

二田さん:いえ、十分サポートを頂けたと感じています!育休を取ることに対する歓迎ムードも表向きだけではなかったですし、正直言って思っていた以上のサポートがありました。また、育休中は仕事の連絡もほとんど来なかったので、仕事のことを考えずに済んだのもありがたかったです。

ーーー職場復帰する際に不安に感じることはありませんでしたか?

二田さん:これまで学んだことを忘れてしまうんじゃないかという不安はありました。一方、お客様との関係性については、これまで構築してきたものがあるので、そこまで不安には感じていませんでした。

ーーー育休中、復職した際に備えて準備していたことはありますか?

二田さん:特に対応はしていませんでした。社用携帯の電源も切っていましたし、忙しすぎてチャットや業務報告を追う余裕もありませんでした(笑)

ーーー我々が属しているIT業界は特に進展が早いですが、そのあたりで「置いて行かれるかも?」という気持ちにはなりませんでしたか?

二田さん:新しい情報が次から次に出て来るのは、育休中でも復職後でも変わりません。だから、特段育休が悪い影響を及ぼすという気持ちはありませんでした。

ーーーこれから復帰して、仕事と子育てのバランスを取るために意識していることはありますか?

二田さん:仕事が始まるとどうしても自分が育児に関与できる時間が減ってしまいますので、育休期間が終わる前から家事などの負担を見直してきました。少しずつ妻にお願いすることを増やして、最終的に仕事を再開しても問題なく家庭内が回っていくように準備していました。

ーーー職場復帰のタイミングはどのように決めましたか?また、復帰する際に奥様からの理解はありましたか?

二田さん:もともと3ヶ月程度取得したいとのイメージがありました。一度妻とも話をして、お互いに合意を得たうえで復帰のタイミングを決めることができましたので、そのあたりも問題ありませんでした。


■子育て世代の皆様へ

ーーー育休取得を考えている他の従業員にアドバイスはありますか?

二田さん:男女関係なく使える制度ですので、積極的に活用してほしいと思います。家族のことを第一に考えてほしいですし、何より権利を使うにあたって遠慮しないで欲しいなと思います。

ーーーカホエンタープライズのグループ会社であるホームセンター・グッデイは、「家族でつくるいい一日」をモットーにしています。全ての従業員がそのように感じられる会社だといいですよね。会社が育休取得や復職支援を更に良くするためには、何が出来ると思いますか?

二田さん:育休に限らずですが、何でも言いやすい/相談しやすい環境づくりが大事だと思います。実績が増えてくれば、次第に育休を取るのが当たり前の企業文化に変わってくると思います。

ーーー育休を取得した経験は、自分のキャリアにどのような影響を与えたと思いますか?

二田さん:自分が育休を取得したことで、良かったことや働きながら子育てをする大変さを痛感したので、取得を考えている同僚の相談に乗ったり、時短勤務者への理解等が深まったと思います。また、自分の姿を見て、育休を取ろうと考えてくれる同僚が増えれば嬉しいです。

ーーー最後に、皆様へメッセージをお願いします!

二田さん:この会社に入る前は東京でキャリアを積んできました。東京の会社は当時から育休を取る男性が多く、それに比べると福岡は遅れていると感じる部分もありました。しかし、カホエンタープライズは全くそんなことありません!人生の節目を大切にしながら働ける環境が整っていますので、心配無用です。ぜひカホエンタープライズで、ともに頑張りましょう!


■おわりに

最後までご覧いただきありがとうございます!素敵なエピソードと写真の数々に、心が癒された方も多いのではないでしょうか。

二田さんの言葉にもあったように、カホエンタープライズでは従業員をサポートする仕組みが手厚く用意されています!仕事もプライベートも両立させて頑張りたい方にはうってつけの環境です。

カホエンタープライズは、ともに働く仲間を募集しています。少しでも興味を持ってくださった方はお気軽にご連絡ください。皆様のご応募お待ちしております!

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