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【SNS運用事例】検証を重ね続け、出した答えはこのクリエイティブ!

こんにちは、SNSディレクターの磯邉です。


正解が無いSNSの世界で、いかにして情報を拡散させるか、アカウントを露出させるか、クライアントと一緒にディスカッションしましたので、その一部をお話ししたいと思います。


【旅・グルメ系Instagramを伸ばす】

アカウント名:JR-PLUSグルメ部(旧キヨスクグルメ部)


今や、発見タブやおすすめ表示の『レコメンド機能』が発達し、能動的に投稿を探す検索文化ではなく、受動的に投稿を見る文化になっています。


レコメンドされる投稿も数多く存在するため、1人が投稿に滞在する時間も短くなってしまいます。なので、投稿を見るときの《文字のサイズ》《文字の位置や量》《写真の画質》《デザインのレイアウト》など、ほんの少しのストレスで、せっかく表示された投稿もスキップされてしまうのです。


発見タブに無数にある他のアカウントの投稿から、自分のアカウントを選んでもらえるためにどうすればいいのか。タイムラインにおすすめ表示された時、どのような投稿であれば見てもらえるのか。投稿後のインサイト分析と睨めっこして、トライアンドエラーを繰り返しました。




どれだけお金と時間をかけて投稿を作っても、見られなければ意味がありません。

ユーザーが“まずは気になってタップしたくなる画像”を作るために、1枚目の写真の選び方と文字の大きさを変更しました。撮影に立ち会い、インパクトのある写真を撮影したり、文字の大きさを発見タブ用のサイズに変更しました。

見られた後にも飽きないよう、カルーセルの中には、湯気やみずみずしさといった、シズル感が伝わる、短めの動画を差し込みました。


変更後すぐに良い数値は得られませんでしたが、2ヶ月後くらいのENG数が、10倍に増加しました。


恐らくこのような動きでフォロワーとENG数がUPしたから、すぐに結果に現れなかったのではないかと思います。


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フォロワーがENGした → 発見タブに表示された → フォロワー外に投稿が見られた →

他の投稿を見るためにプロフィールに移動 → 美味しそうな投稿がたくさん → フォロー

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もし仮説が正しかったら、変更したての時は、プロフィールに移動しても、変更された後の投稿が少ないため、同じクオリティの投稿を定期的に見れるのか心配になり、フォローするに至らなかったのではないかと思います。よって、このようになる為には、変更後もすぐに変更前に戻さない事が鍵だと思いました。


その後、同じように投稿は継続しつつ、ストーリーズでのアンケートを実施したり、これまでの投稿の「まとめ」を投稿して、ユーザーに飽きられないようにコミュニケーションを図りました。


アルゴリズムは公表されているものとされていないものがありますが、されていないものが9割ではないかと思っています。前述したように、その公表されていないSNSのシステムを研究し、日々試行錯誤しています。


ぜひ一緒にSNSと向き合いましょう。


※2022年6月〜2023年4月に検証した内容です。

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