ホーム
“食べれば食べるほど環境を良くするウニ”を育てる
“磯焼け”という言葉を知っていますか? これは、海藻を食べるウニや魚が増えすぎた結果、 生態系のバランスが崩れて藻場の消失が起こることで、海の砂漠化とも言われます。 実は今この磯焼けが、世界中で大きな課題です。 ウニノミクスはこの課題を解決するため、 藻場を食い荒らして痩せたウニを、短期間で美味しく畜養する技術を開発。 販売まで行うことで、循環型のビジネスモデルを実現しました。 食べれば食べるほど環境を良くするウニ。 その背景には、最新技術と地球規模の環境問題を解決したいという想いがあるのです。
価値観
私たちのミッションは「美味しいウニを作り、地球規模の環境問題解決に貢献する」こと。
ステークホルダーとなる、全国各地の漁業・水産関係者、地方創生・町おこし関係者たちの「磯焼け問題を解決したい」「地域漁業衰退を食い止めたい」という声に応えながら、テーブルには美味しいウニを届ける。そうやって、ウニを中心にみんなが笑顔になれる循環を作っています。
磯焼け解消にはウニ個体数の管理が不可欠ですが、そのためには潜水士の人件費など多大な費用がかかります。補助金を活用して対策を講じても、それは決してサステナブルではないのです。
私たちは、こういった背景から放置されてきた厄介者のウニたちを、漁業者から買い取り地域の特産品として販売をすることで、これまでの課題解決はもちろん、経済活動にも繋げています。
磯焼け対策とウニ畜養を採算の合う循環型ビジネスとして実現させるために、3つの技術を取り入れています。
・ウニ専門家から評価される美味しいウニに育つ飼料技術
・効率的に大規模でウニを飼育することに特化した閉鎖循環式畜養システム技術
・ウニ生態に合わせ2ヶ月程の短期間の飼育で通年出荷を可能とする畜養ノウハウ
15名の組織です。コンパクトな組織だからこそ意思決定は早く、例えば機材の購入を行う場合には1、2日あれば十分です。日常のコミュニケーションではChatworkやLINEを用いており、日本での意思決定権があるCOO やダイレクターともスムーズに連携ができます。
これまでの経歴はメンバーによって様々。水産業界や食品業界、建設業界や新卒から入社した人もいます。生き物が好き、環境問題に興味がある、地方創生に想いがある…そんな方は大歓迎です!
また、ノルウェー、イギリス、アメリカ、カナダに海外拠点を構えており、海外技術者との交流機会も多い環境です。
一人ひとりがスタートアップ企業を作り上げる一員です。それぞれの時間を効率的に使うことができるように、ミーティングは定例ではなく、必要なタイミングでセッティングするように意識しています。