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自分にできることはなんなのか──。あくなき「挑戦」と「ユーモア」を大事にする男の仕事の原点

品質と信頼を追求するとともに、 全ての活動における仕事の質を向上させて、お客様の満足と安心いただける 製品・サービスを提供してきた鹿島道路。

そして25年前、まだあどけなく幼さの残るひとりの高校生、岩渕 耕寿が鹿島道路に入社を決めました。

岩渕「地元岩手の工業高校を卒業後に就職したため、社会人キャリアがそのまま鹿島道路でのキャリアになりますね。ファーストキャリアで【外構工事】【道路工事】を経験して、20代後半から国交省発注工事専門になりました。」

岩渕が高校新卒で入社したのが他でもない鹿島道路。父が同業の建設業に携わっており、小さいころから父の姿を見て、自分も父のように逞しい大人になりたかったと当時を振り返ります。

岩渕「鹿島道路のことは就職活動をしているときに自分で見つけたということではないんです。担任の先生から紹介されて初めて知ったんですよ(笑) そこから会社のこと、仕事内容とかいろいろ調べているうちに自分の目標に合致しているんじゃないか、父のような大人になれるんじゃないかと思って選考を受けました。そうしたら自分でもよくわからないうちに内定となって入社することに。自分なりに調べた結果、すごく大きな会社だということがわかって自分は本当にこんな大きい会社に貢献できるのか不安しかなかったです。家族に至っては本当に入社できるのかって疑ってました(笑)」

当時18歳の高校生だった岩渕にとって、「自らの目標へ向かっての第一歩を踏み出した瞬間」です。


社会人歴は25年、鹿島道路で一貫したキャリアを築く岩渕。これまでにいくつかの地域・現場を経験してきました。

岩渕「これまで四国・広島・大阪・埼玉と東北6県、様々な現場で色んな仕事を経験してきました。若い頃は、作業員と一緒になって力仕事を率先してやっていましたが、本来の現場管理(材料の手配や写真管理)を忘れ先輩社員に叱られたりもしました(笑) 同じ作業をするにしても、地域によって作業手順や道具が違い驚いたことを覚えてます。」

岩渕の仕事への向き合い方として「自分に身につく仕事の仕方をする」というスタンスがあります。そのスタンスが芽生えたのはいつも実際に手を動かしたときでした。

岩渕「25歳まで頑張ろうと辛いことを乗り越えてきましたが、25歳を過ぎて30歳まで頑張ろうといっているうちに、技術と経験を無駄にすることが勿体ないと感じるようになってきて、実際に作業を体験したことで実際の苦労や出来上がるまでの時間感覚が身に付いて、机上だけの計画では管理者として知識が足りないと気付くこともできました。」


──自らが率先して体験してやってみる!

こうした前向きな姿勢が周囲からの「お、なんかアイツはやる気あるな!」と次第に認めてもらえるようになっていったのを感じていったと語ります。

こうした経験を積み重ねながら着実にキャリアを積み上げてきた岩渕。あこがれていた父親のような逞しい大人へなるために今でも大切にしている価値観があります。

岩渕「綺麗で精度の良いものを作り地図に残したいですね。自分が父親に対してあこがれを感じていたように、家族に誇れる仕事を続けていくことで、自分の自信にもなりますし。誇れる仕事をするためには、人とのコミュニケーションが大切で、不満も称賛もコミュニケーションして伝え合うように意識しないと驚くくらい伝わらないんですよ(笑)」


岩渕が入社し早25年が経ちました。入社時の自分を「なかなか会社から要求されている能力を発揮できず、目立たない存在だった」と振り返った岩渕だが、現在ではどう感じているのだろうか。

岩渕「良かれと思ったことを形に表すようになってから評価を得るようになったなって思います。既成概念に囚われず、自分の良いと思うことに挑戦し続けたいですね。今までやったことがないとか、普通はこうするとかではなく、新たにこうしてみたら?を提案して、創意工夫なら岩渕に聞けというような発想の柔らかい発明者でいられたら最高だなって思います。」

自分のことを「現場を一つのチームにまとめるための潤滑剤になっている」と語る岩渕。そんな岩渕はこれからの働き方について、考えを巡らせます。

岩渕「今の自分があるのって、良いと思ったことを形にすることで自分の能力を発揮できているというのは間違いなくて、それを実行するには会社のお金と時間を使わせてもらわないといけないんですよ。例えば工事で不便を感じさせてしまっている地域住民の方に少しでも楽しんでもらえるようにとLEDイルミネーションを製作したり、現場見学会を開催したり。それを許してくれている会社が本当に懐深いというか寛容だなって(笑) 土木業とか建設業からイメージつかないかもしれませんが、みんなハートフルだし人想いが多数派なんですよ。そんな人想いの仲間の中で、岩渕はユーモアがあって、相談すれば必ず答えをくれるよねと言われるようになりたいです(笑)」



鹿島道路には「きっと、未来に続く道」という言葉があります。

いろんな形、さまざまな大きさの道があり、それぞれ伸びる方向は違っているものの、すべての道は「未来」に続いている。

これから先も「未来」に向かって仕事と全力で向き合っていきます。

そして岩渕のような挑戦心とユーモアに人は引き寄せられていくことでしょう。

皆さんにとっても毎日が「未来に続く道」でありますように。

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