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IVC石垣島2022開催レポート

先日は石垣島で、全社研修(IVC)でした!
全国から31名のアイランデクスメンバーが集まって、どうすればもっと質の高い仕事ができるか、時間の限り盛り上がりました。お客様におかれましては、この5月17日から19日の3日間ほど、新規のお問い合わせへの返答が滞ってしまい大変申し訳ございませんでした。石垣島で活躍されている方々や、過去弊社を利用頂いたお客様にもご参加いただき、島の大切にする価値観にも触れる貴重な機会となりました。あらためて、丁寧に仕事に臨みたいと思います。

IVCって何なのか。

IVCは、我々の研修企画略語で、Islandex Visionary Campを略していて、年に一度の、離島で行なう再会のワークイベントになります。

-文化の体感-をテーマとして、会社メンバー31名と、石垣島のローカルコネクター約10名、石垣島のお客様約10名、合計50名近くが参加する企画になりました。

初日はまず、IVCとはなんなのか、なんのために行うのかをみっちり共有しました。

今回ロゴデザインは、アーティストの工藤シンク氏に依頼させていただきました。

まずは自社のMVVの再確認から。「なんのために、やっているのか」をメンバー全員に問い直します。

ビジョンやミッションで耳障りのいいことをいくら言っても、価値観や文化やそれを支えるコミュニケーション<土台の部分>が揺らいでいては、少しずつずれていく感覚があったので、その土台の部分を打ち直す時間としてIVCを設計しました。

我々の定義として。Valueを支える土台に、Cluture文化と、Communicationコミュニケーションがあると図解しました。

その土台さえしっかりしていると、Valueは揺らいでもいいと思っています。ただ、「変わらない価値観」もあるし、「変わらない価値観」もある。変わらない部分は、愛とか笑顔とか、普遍的なもの。でもその普遍的なものだけを価値観として提示していると、他所との違いを表せないし我々を適切に表しているようにも思えないので、「変わり続ける今の価値観」を毎年アップデートする。

また、Valueは、Cultureを言語化できたものとしています。言語化できない(安易にすべきでない)非言語化領域でのカルチャーフィットの方もかなり重要だと思っています。

※セントラルドグマのRNAスプライシングの過程で切り出されるイントロンにこそ重要な役割があるとされる説みたいに。

そこでもう一つメンバーに共有したのが、そのMVVの多面性です。同じ価値観であっても、指向性があると思っています。八方美人とかではなくて、全てで一つである感覚。「お客様」や「島民」と「自分達」の調和の中に組織が成り立っていること頭にイメージしながら、その後のワークに取り組んでもらいました。

❶DAY1:これまでの共有の時間

まずは、自己紹介を兼ねたワーク「4コマストーリー」で自分を自己紹介。サンプルの4コマには、石垣島、日本最南端の4コマギャグ漫画家のすずきくにひこ氏により提供いただきました。

そして、この上半期の振り返りと業績の分析が、各事業の担当者から共有されました。スタッフ人数が増えているので当然売り上げは増えていますが、コロナ禍や戦争の影響で原油が高騰していて、海路が輸送のメインの我々にとっては、大きな打撃となりました。それでもどうすればより価格を抑えながら、お客様に寄り添った物流ができるかを議論しました。

❷DAY1:現在〜近未来の共有と、大切にしている価値観を各々で言語化。

ここ最近メンバーが増えてきて事業の転換期にきていることもあり、緩やかに、でもパワフルに文化と制度を変化させていていくことを宣言しました。

近未来の社内の取り組み

などなど。

人事評価をまずはスタッフ全員と双方向の360°コミュニケーションを地道にとることに。人事の負担が大きくなることが予見されるので、人事スタッフを増員や部署のコンバートも決定。

有給休暇制度はこれまでも当然あったのですが、制度として運用されていなかったので、もっと取得しやすくなるように設計し直すことを宣言しました。

離島移住補助金の制度は、「離島に人を増やす」というビジョンへの視座を上げるために、メンバー自身ももっと離島に移住しやすい制度を整えることになりました。

「5Valuesのワーク」自身の大切な価値観をぶつけ合う。

会社という枠にとらわれずに、自分の価値観を考えるワーク。自分の価値観に取り入れたくなるような、ハートフルな価値観の発表が多かったです。

❸DAY1:宴会と上半期MVPの発表

石垣島の飲食店 うたわんばぁさんを貸切させていただいて、石垣島での再会を喜び合いました。

MVPや新人賞は、社内のコミュニケーションや安全運行に貢献したスタッフを表彰しました。

※新型コロナ対策で、島民との飲食の機会は今回なるべく避け利用するお店は貸切対応させていただきました。

❹DAY2:車座(くるまざ)の時間

チームになるために障害となっていることを話し合いました。ネガティブなことも受け取りあっていい時間になりました。

車座(くるまざ;まるい円)になって、一人一人が全員に対して意見を滴る時間になりました。



感情のところまで降りて行けて、一番いい時間になりました。

❺DAY2:写真撮影@チャレンジ石垣島

今回写真撮影でご依頼させていただいたのは、石垣島の文化を切り取るカメラマンの「橋爪千花さん」。オープン前のコワーキングスペースチャレンジ石垣島で特別に写真撮影させていただきました。

※写真は後ほど掲載。

❻DAY2:石垣島のローカルコネクターとの時間

第5部は、グループ分かれて、石垣島で活躍する方々の大切にしている価値観に触れる時間。次のような魅力的なプログラムを体験しました。


私も、読書や勉強会で学んだことよりも、島で活躍する方々の解釈から学んだことの方が多く、その時間をみんなに共有したかったので、手応えのある時間になりました。

❼DAY2:大宴会。石垣島の思い出深いお客様もお呼びして、50人でのBBQ。

宴会の始まりは、なんと「Haka ハカ」!ハカは、ニュージーランド・マオリ族の伝統舞踊で、ラグビーの試合でご存じの方は多いと思います。お客様のロドさんが、アイランデクスオリジナルのハカを作ってきてくれたので、会社全員で演舞することになりました。

Hakaハカで祝杯!



「中途半端なハカだけはしないでください」というロドさんの発破に全員燃えて、心のかぎりの演舞ができたと思います。

machikoさんの民謡ライブ

石垣島で活躍するmachikoさんに八重山民謡を披露していただきました。この二日間のワークで心と頭をフル回転したあとに聞く民謡はまた痺れるものがありました。





3時間あまりのお客様も招待した大宴会は、あっという間に終了しました。思い出話に涙したり、これからの期待に胸を膨らませたり、お客様からの叱咤激励に震えたり。

最後は、振り返りのワーク。

この2日間のワークで、何を我々は得たのかを振り返りました。

そして、このその出来事を忘れないために、下のようなクレドカードを急遽作成して、メンバーに配布しました。

メンバー全員に持って帰ってもらいたかったメッセージは「車座を組もう」というメッセージ。

違和感や疑問をそのままにせず、今日みたいに、車座を組んで話し合おう。その姿勢こそが我々の文化であることを確認し合いました。

最後に、Hakaハカで演舞した歌詞を加えて。

ハカ アイラナ
 アロハ アク
 アロハ マイ ネイ

訳)ハカ、アイランデクス
 Aloha(愛)を先に差し出します。
 そうすれば必ずAloha(愛)は返ってきます。

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