なにをやっているのか
無人決済店舗「TOUCH TO GO」高輪ゲートウェイ店 外観
無人決済店舗「TOUCH TO GO」高輪ゲートウェイ店 レジシステム
~ミッション~
株式会社TOUCH TO GOでは、『未来を実現する』サービスとして、最先端のIT技術、デバイス開発力、オペレーションノウハウを活かしたユーザーフレンドリーな「省人化」「省力化」を実現するシステムソリューションを世の中に提供することをミッションとしています。
「省人化」「省力化」の実現には、「人・商品」「決済」「オペレーション」「マーケティング」という4つの軸が連携し合います。わたしたちは生活をより豊かにする未来にすべく、これらの4つを基軸として、リアルに適応したテクノロジーを迅速かつスピーディーに導入し解決してゆきます。
~プロダクト~
弊社では、商品は手に取るだけ!“ウォークスルーの次世代お買い物体験” 無人決済店舗「TOUCH TO GO」が高輪ゲートウェイ駅にてサービスを開始しております。
TOUCH TO GOは、ウォークスルー型の完全キャッシュレス店舗で、カメラなどの情報から入店したお客さまと手に取った商品をリアルタイムに認識して、決済エリアにお客さまが立つとタッチパネルに商品と購入金額を表示します。お客さまは、商品を持ったら、出口でタッチパネルの表示内容を確認して支払いをするだけでお買い物ができます 。
TOUCH TO GOは、無人決済システムを人材不足に悩む、小売り店や飲食店向けの省人化ソリューションとして提供していきます。今後、1~2人程度の人件費相当で利用が可能な月額サブスクリプションのサービスとして展開をしていく予定です。
その他にも「人・商品」「決済」「オペレーション」「マーケティング」を軸としたプロダクト開発を進めています。
株式会社TOUCH TO GOは、多くの小売業界が抱える労働力不足や、地域店舗の維持など、様々な課題解決を目指していきます。
▼TOUCH TO GO高輪ゲートウェイ店店舗紹介
https://www.youtube.com/watch?v=Rne4EIxpsdo
▼赤羽無人決済店舗紹介
https://www.youtube.com/watch?v=soQiauXvceo
▼大宮無人決済店舗紹介
https://youtu.be/oaBPudhmitE
~経緯~
株式会社TOUCH TO GOは、2019年7月1日付けで無人決済店舗の本格的な事業化に向け、JR東日本スタートアップ株式会社とサインポスト株式会社の2社からの出資にて設立された合弁会社のカーブアウトスタートアップです。
社長には、JR東日本スタートアップ株式会社の阿久津、副社長にはサインポスト株式会社の波川氏が就任しています。
両社はJR東日本スタートアップが主催するスタートアッププログラムの中で協業がスタートし、大宮駅と赤羽駅を活用した実証実験を2度にわたり行った。実証実験の手ごたえをもとに、合弁会社設立に至ったという背景をもっています。
メリットとしては、「JR東日本グループのアセット」「サインポスト社のテクノロジー」「資金力」をもったスタートアップとして自社プロダクトをいち早くリアルなユーザーに届けられることにあります。
▼設立経緯のインタビュー(阿久津・波川インタビュー)
https://eiicon.net/articles/998
▼赤羽実証実験インタビュー
https://eiicon.net/articles/633
~今後の展開~
労働力不足に悩む首都圏の小売店や商業ポテンシャルの低い地方の店舗等に対してサービスの提供をおこなっていきます。
海外からのサービス導入問合せも多数受けており、現時点の技術安定したプロダクトとして提供していくことを進めています。
■ファミリーマートさまとの無人決済店舗に関わる業務提携
(参考記事:https://ttg.co.jp/news/2020/11/1662/)
■次世代無人オーダー決済端末 「TTG-MONSTAR」始動!!
(参考記事:https://ttg.co.jp/news/2020/11/1681/)
なぜやるのか
1. 商品スキャンのいらない対面無人での商品決済。 2. お客さま対応は遠隔コールセンターにて一括対応。 3. 既存設備に変更なしで導入可能 (月額課金のサブスクリプションサービス)
月額サブスクリプションのサービスとして展開をしていく予定です ※サービス開始時期は未定
~社会課題の解決~
首都圏を中心として小売り店や飲食店の労働力不足、人件費の高騰、地域では商業ポテンシャルの低下と、今まで当たり前に利用していたサービスが当たり前に受けられなくなる時代が訪れようとしています。
昨今の労働力不足による人件費の高騰により、人件費は店の規模にもよるが、月100万円を超えることも多く、売上は伸びないのに、年々人件費が増えて利益を圧迫していることに悩んでいる小売店・飲食店が増えています。
24時間営業店舗だと、常時スタッフ2人を配置したとき、時給が5円アップすると人件費は年額で約9万4,000円増える。時給152円アップならば、年280万円超増える計算になり、今後さらにこの状況は厳しさを増すと言われています。
今後、既存サービスの維持にはリアルに適応したテクノロジーの導入が鍵だと考えています。
我々、株式会社TOUCH TO GOでは、JR東日本スタートアップ株式会社とサインポスト株式会社から生み出した合弁会社のカーブアウトスタートアップとして、JR東日本グループのリソースとサインポスト株式会社の技術力を活用し、スクラム開発により労働力不足、地域店舗の維持等の課題を解決を目指します。
最先端のIT技術、デバイス開発力、オペレーションノウハウを活かして、ユーザーフレンドリーな「省人化」「省力化」を実現するシステムソリューションを提供することで社会課題を解決していきたいと思っています。
特に、労働力不足や事業ポテンシャルの低下の課題に対して、最適なソリューションを提供し既存事業の変革をバックアップします。
~日本の技術力の証明~
海外スタートアップが無人決済や決済の省人化に力を入れて取り組んでいます。
しかし、日本独自の商慣習や決済手段、商品改廃のスピード、既存POSとの連携等、技術の社会実証には多くのハードルがあります。
我々、株式会社TOUCH TO GOでは、お客様の現実の買い物体験やサービス導入事業者のユーザビリティーを損なわないよう、導入可能なサービスを展開し、日本の細やかな技術力の高さを日本・世界に証明したいと思っています。
どうやっているのか
~取り組み姿勢~
TOUCH TO GOではビジネス・開発も「スクラム開発」を目指しています。
チームの判断を最優先し、意思決定を最大限にスピードアップしています。
■スクラム開発の要素
・プロダクトへの要望を優先順位ごとに並べかえ、その順に機能を作る。
・固定の短い期間(1~4週間程度)の単位で開発を区切り、その中で計画を立てる。
・プロジェクトの状況や進め方に問題がないか、メンバー同士で毎日確認しあう。
・作っている機能が正しいかどうか、定期的に確認の場を設ける。
~メンバー~
平均年齢30中盤の若いメンバーで構成されています。
役職関係なくフラットに議論する体制です。