大阪デザイン部サブリーダー (2005年・中途入社)T. Izuru (1997年・新卒入社) K. Masaya (2008年・新卒入社)K. Megumi
Vol.4 変わらないものと、求められる「品質」
由「ここまで、皆さんがブレーンセンターのデザイナーとして大切にしていることを順番に聞いてきました。今回出来上がった『BRAIN CENTER Design Philosophy』も、こうしてサブリーダーの方々が顔を合わせて議論を重ねた上で出来上がったんですか?」
K. Megumi 「ううん、実はそうでもないんだよね。まず初めに、若手からベテランまで、社内のデザイナー全員に“デザインをする際に大切にしていること”をそれぞれ書き出してもらって集めたの。それを、ここにいる東京・大阪両本部のデザイン部のサブリーダー6人が中心になって、集まった言葉をとりまとめた結果出来上がった…って感じかな。」
K. Megumi 「それがさ、今回両本部のメンバーから集まってきた言葉を並べて見たとき、大切にしてる内容が人によって大きく違ってるってことは無かったんだよね。」
S. Fumiko「そうそう、不思議だよね。普段一緒に仕事してる人ばっかじゃないのに、案外みんな同じこと思ってたんだなーって。それはきっと、直接喋ったことのないデザイナーとも、企画部のプロデューサーやディレクターだったり、仕上がった制作物を間に挟みながら、みんな同じことを大切に思っていたんだろうね。」
T. Izuru「それに何より、僕達の上の先輩たちがずっと変わらないベースの部分を作って守ってきてくれた結果なんじゃないかなと思いますよ。僕自身が昔先輩に言ってもらったアドバイスを、知らず知らずのうちに、今度は僕の言葉で下のメンバーに伝えてることってありますし。それから、大阪の4年目のデザイナーが後輩の2年目の子に指導してくれる場面もよく見かけるんですが、横から見ていて本当に頼もしく感じますね。ちゃんと大切なことは共有できていたんだなと。」
K. Masaya「今日の一番最初に話したことに戻るけど、僕達の作ってるものは昔からずっと変わらず『企業コミュニケーション支援のデザイン』やから。印刷物でもWEBでも映像でも、作るツールや表現手法はこれからも移り変わっていくんやろけど、僕達デザイナーが追求していかなきゃいけない本来の役割は変わらへんのとちゃうかな。」