藤野慈乃
新人研修期間を終えて機能戦略事業部に今年の7月から配属となり、D5Cの一員としてスタートした新入社員1年目/藤野さんの現在をインタビューしました。初めての現場で多くの経験を積んでいる最中の藤野さんは、時折不安になりながらもD5cのサポートでしっかり未来を捉えていました。
総勢約200名のコミュニティー運営を担当
ー入社して約半年が過ぎました。現在のお仕事内容を教えてください。
大手通信会社のDXデザイン部に所属しており、データを可視化するBIソフトを社員の皆さんにより良く使っていただくコミュニティ活動の運営を担当しています。このBIソフトはプログラミングをあまり必要とせずとも大規模データを素早く処理できるため、大変使いやすく世界中で使われているソフトです。しかしながら社内での利用率が低いため、社内DX化推進の一手として初心者の社員さん向けに週1回1時間程度のコミュニティ運営を行っています。
ー具体的にはどのようなお仕事を担当されていますか?
コミュニティには総勢約200名の登録がありますが、毎週集まってくださるアクティブな方は今20人弱ぐらいです。数年前にスタートしたこのプロジェクトがもっと盛り上がるようなプログラムを上司と考え、各回の運営/進行などを担当しています。
ーコミュニティー運営は人前で話したり、講座を設計したり大変なことが多いのでは?
1年目はデータ分析に偏らず、広くビジネスのこととか知れればいいなと思って機能戦略分野を希望して現在の部署に配属になったのですが、何するか本当はよくわかってなかったんです。まずは自分がこのBIソフトについて勉強するところから始めました。そして私自身、人と話したり気持ちを伝えるのが苦手なのですが、人前で話すスキルを身につけられる貴重な機会だと前向きに捉えるようにしています。他にも、このツールを提供している外部業者様をアテンドして活動時に直接レクチャーをしていただく企画を作った際、初めて社外の人との調整や情報共有、MTGの方法などを学びました。この経験はこれから活きていくんじゃないかと思ってます。あと資料作りも学生時代は結構適当だった精度を高めていければなと思っています。まとめると、コミュニケーション能力、社内外の調整力、BIソフトのスキル、資料作成力の4つを頑張ろうと思っています。
自分の価値を見出す方法を模索中
ー今頑張ってらっしゃる4点のうち、大変だったことや楽しかったことを教えてください。
コミュニティー活動第1回目の時に20〜30名ぐらい集まってくださっていて、そこで第一声を発するのがめちゃくちゃ大変で緊張しました。本当にちゃんと画面が映っているかなど、気にしすぎてうまく話せなかったです。これまで3回ほど経験を重ねて、徐々にちょっとずつ慣れてきました。BIソフトの知識も少しずつついてきたので、それが自信になっていると思います。
ー社会人になってから、成長を実感できたところはありますか?
目の前にある仕事に対する考え方ですね。今自分がやってる仕事がどれほどの価値があるものかを考えるようになりました。学生時代、自分の研究がどういう立ち位置にあるのかを考ることはありましたが、あまり突き詰めて考えられていなかった。そこをより強く感じるようになったのは、社会人になってからです。これからどうやって自分の仕事、自分自身の価値を出していくかっていうのを考えますね。
つかず離れず見守ってくれる、 D5cらしい距離感が心地良い
ー会社としてのD5Cはどうですか?
そうですね。入社前のイメージはOJTのため上司の方が常に横にいると思っていましたが、実際はそうではなくて。個々人のやることをちゃんと明確化して目標に向かうスタイルが統一されているのがD5Cの特徴かなと思います。最初、自分のスキルや仕事の仕方に自信もない中でD5cの人間に直接会う機会が少なくて不安だったんです。でも今はしっかり安心感があります。それはメンターとして2年目の先輩がついてくれたことも大きかったです。先輩も私と同じように全くの未経験での新卒入社でしたが、配属先で新しい学びがあり、業務に応用しているとのことでした。ちゃんと勉強すれば大丈夫だよと声をかけていただいて。私も今勉強していて今後に活かすところは同じです。コツコツやっていけば大丈夫だと安心しました。
良い連鎖が生まれる土台を作りたい。
ーこれからの目標を教えて下さい。
任されたコミュニティを盛り上げるため、まずは参加者を増やすことが目標ですね。そして増やすだけではなく、業務利用ができるというところをきちんと伝えていきたいです。ツールを業務に活かすことで、その部署の発展に関わっていければいいかなと思っています。部署が発展したら会社にも恩恵があるので、そういう「良い連鎖」が生まれる土台になりたい。コミュニティ活動なので強制力もあるわけではありませんが、参加者の方が自分の知識を発言できる、発信できる場としての足がかりになれるように頑張りたいです。
ー就活生の皆さんへ、社会人1年目としてメッセージをお願いします。
どんなに企業研究したり会社説明会などで調べてもわからない、実際の「仕事」ってこんなにも幅広い多くの種類があるんだと感じています。なので就活生の皆さんには、ざっくりとした特徴を絞って会社を選ぶぐらいでもいいんじゃないかなと思います。大きな軸からは絶対外れない程度で。D5Cに入ったのに「料理してください」と言われることはまずないですが、いい意味で分かれ道がいっぱいありますから。データ分析の奥深さを存分に味わえる部署もあれば、私のようにDX分野でツール毎のスキルを高めていけたり。その分かれ道をマイナスに捉えるのではなく、プラスに変えるかどうかも自分次第ですから、自分はこれができる、これがしたい!という思いだけに囚われないことをオススメします!