D５Cは自分の今までの経験を肯定してもらえた会社。強い気持ちでまっすぐ歩み続ける新卒一期生。

中国河北省出身で、南京で学生生活を送っていた田は、大学卒業後に埼玉大学院へ進学しました。日本語学校に通ったこともなく、一人航空券を握り締めてやってきた行動派。日本就職、中国就職、さまざまな選択肢あった中で、田はなぜD５Cを選んだのか。今回はD５Cで初めて採用された新卒女性社員かつ外国人社員である、入社4年目の田夢嬌をご紹介します。

＜プロフィール＞

田夢嬌／データサイエンティスト

2019年4月入社 機能戦略事業部

埼玉大学院 教育学部 心理学分野卒

今まで学んできたことが活かせる仕事。強い気持ちでどんな困難も乗り越える。

私は大学院で心理学の勉強をしており、その際に日本と中国のアンケートをとって量的分析をやっていました。大学院卒業後の色々な選択肢がある中で、就職説明会でD５Cの仕事の内容を聞き、私のやっていたデータ分析ととても近いのでは、と興味を持ちました。説明会や面接時に人事担当者ではなく、現場のリーダーが出てきてくれたのも良かったですね。実際に担当されている案件の内容を聞いて、自分が今まで学んできた知識が活用できると確信することができました。この会社に入ったらこのリーダーたちと一緒に働ける！とD５Cでの未来が楽しみに思えたんです。

私は、D５Cが初めて新卒採用を開始した一期生になります。当時は女性のデータサイエンティストは社内におらず、外国人も私が第一号でした。周りの方はみんな優しかったですが、最初は何もかも手探りで、日報を書いたらすごい量の指摘が入っていたり、苦手分野の研修を新入社員ともう一度受けることになったり、上手くいかずに辛いと感じる時もありました。

でも私、根性あるんですよ（笑）。今まで中国から日本に来て色々な困難を乗り越えてきたので、気持ちを切り替えて苦手分野を克服してやろうと！そう強く思いました。しかも、今まで研究など自分一人で戦ってきたのと違い、D５Cでの仕事は完全なチームワークになります。みんなで協力し合って進めていくので、それも頑張るパワーになっています。

完全リモート勤務で自分のペースで進められる。

現在は大手通信企業のDXデザインの部署にて、業務委託先の会社のメンバーとともに働いています。すでに開発されたアプリケーションを使用してデータを抽出し、それぞれ特定のターゲットに向けた内容を毎日プッシュ配信しています。上流のチームで決まったターゲットの条件が私のいるチームに降りてくるので、その条件に対して適当なデータ作成し、文言を入稿してユーザーに配信する、といった流れです。

入社してすぐに配属された部署ではコーディングもやっていたのですが、今はほとんどしていません。思っていたより先方とのやりとりも多く、コンサルティングに近い業務だと思います。完全なチームワークの作業なので一人で完成できるタスクは少なく、アウトプットの品質保証はクライアントや上流チームとのやり取りがかなり重要となってきます。私は結構緊張してしまうタイプなので、クライアントの前で話さなければいけない業務は気が引き締まりますね（笑）。

勤務スタイルは完全リモート。7名いるチームのメンバーとは普段チャットでやりとりしています。以前毎日出社して勤務していたときには腰痛に悩まされたりしていたので、今の自宅でリラックスしてできる環境はありがたいです。分からないことなど質問すればどの方も丁寧に返事をしてもらえるので、私には今のスタイルが合っているなと感じています。

社会のために働く。原点回帰できた生活に密着した仕事。

「なぜこの仕事をするのか」と振り返るきっかけになった、印象深い案件があります。私たちが行うプッシュ配信の内容は、主にユーザー獲得に繋げるための広告的なものですが、時にそれを送るのに相応しくない事態が発生します。台風や地震など予期せぬ自然災害が発生して、配信ターゲットの地域の方が被害に苦しんでおられるときです。このような事態が発生した場合は、都道府県データから災害地域を配信対象から除外し、一定の時間が経過したのちに復旧の配信作業を行います。私は配信自粛や緊急停止対応、数日経ってからのリカバリー配信などを担当したのですが、地元住民の気持ちを配慮した上での業務を遂行することで、普段ではやや感じにくい社会貢献意識を感じることができました。

将来的にはもっと色々な部署に携わりたいと考えています。コンサルティング、プログラミングどちらの分野でも対応できるように経験を積んでいきたいです。また、入社後の不安な気持ちの相談にのってあげたり、チームのメンバーや後輩社員たちにノウハウを指導したりする立場にもなっていきたいですね。私自身、両親や大学の恩師を始め、今までたくさんの人に助けられてきたので、その恩を今度は自分よりも下の人に返していきたいと思っているんです。助けてもらった恩を後輩に返していく、これが私の大きな目標です。

安定性もありつつ、若いうちから刺激を受けて成長していける稀有な会社。

会社はこの数年間でどんどん増員しており、キャリアアップできるチャンスも拡大しています。高い志を持ってスキルを磨き、スピード感を持って成長していければ、早い段階でリーダーのポジションにもなれると思います。

もちろん、若いうちから大きな仕事を任されてプレッシャーを感じることもあるかもしれませんが、上司や先輩、クライアントも素晴らしいキャリアを積んだ人ばかりなので、そういった方から日々刺激を受け、成長していくことができます。ベンチャーだけど大手の安定性もあり、同規模の会社と比べて福利厚生面なども恵まれていると思いますよ。

そういえば、こないだとある大手企業のサイトに個人情報同意に関する用紙が掲載されていたんですが、そのデータを取り扱う企業一覧の中に大手企業に並んでD５Cの社名があって、少し嬉しい気持ちになりました（笑）。まだまだ小さい会社ですが、社会を支える一旦になっているのを目にすると、今日もまた頑張ろう！と、そう思えますね。