なにをやっているのか
ファクハク
文具女子博2024
株式会社ナガハシ印刷は、「描く力でアイデアあふれる世の中に」をミッションに掲げ、印刷、デザイン制作といった印刷事業と共に、オリジナル文房具と雑貨の開発、製造、販売などの旧来の印刷会社の枠にとらわれない新規事業を創造するクリエイティブな会社です。
■ 印刷事業
創業から70年、印刷会社として様々なクライアントからご依頼を受け、チラシ、ポスター、パンフレット、本などの紙媒体のみならず、のぼり旗、クリアファイルなど幅広い製造実績を誇るわが社。デザイナー、コピーライターを擁し、企画提案からクリエイティブ制作に至るまでを請負って付加価値の高いサービスを提供しています。
■ 商品開発事業
「いいかげんノート」(2022グッドデザインしずおか特別賞、しずおか女子きらっ☆プロジェクト認定)、印刷会社ならではの紙の知識をいかした「カミアウ」など、印刷会社として培った知識と技術でナガハシ印刷だからこその商品を開発しています。開発は部署の垣根を越えて結成した3つの社内開発チームが開発を行い、100種類以上の文房具が生み出されています。自社の通販サイト、全国の文房具店への卸売り、文具女子博などのイベントでの販売などで拡販しています。
通販サイト https://kakehashinote.stores.jp/
■ オープンファクトリー「ファクハク」
2023年から始まった静岡発のオープンファクトリーイベント「ファクハク」の立ち上げから参画しています。静岡のモノづくりは、大御所徳川家康が駿府に全国から職人を集めた歴史をルーツに、近代に入ってからも産業のデパートと呼ばれ多様な製造業が集まり発展した歴史があります。私たちナガハシ印刷も、この地で「モノづくり」に取り組む会社として、地域の産業に光を当て、盛り上げるためにオープンファクトリーイベント「ファクハク」に運営メンバーとして参画しています。
■ フリーペーパー「KAKEHASHI」
ナガハシ印刷が発行するフリーペーパー「KAKEHASHI」。静岡の子育て世代をターゲットに、この静岡がもっと好きになるような情報を発信しています。このフリーペーパーの創刊は2022年。新型コロナウイルス感染症で地域の経済が打撃を受け、そういった時代に印刷会社が何を応援できるのかという想いから、地域の企業を応援する広告掲載料金無料のフリーペーパーです。
なぜやるのか
デザインキャンパスイメージ
自社商品
描く力でアイデアあふれる世の中に
誰もがアイデアを、生み出し、カタチにできる世の中。
そんな世界を、“そうぞう”したらワクワクしてきませんか?
ナガハシ印刷は、「描く力でアイデアあふれる世の中に」をミッションに、創業から70年の歴史で培ったデザインするチカラ、コトバで表現するチカラ、イメージを具現化する「描く力」で誰もがアイデアを生み出し、それをカタチにできる社会の実現を目指す会社です。
そして、その実現のために、世界から人が集い、あらゆる人たちが交流することで新しい商品やサービスが次々と生まれる、まるで大学のキャンパスのように開かれた創造の空間「世界一のデザインキャンパス」を、この静岡につくることをビジョンに掲げています。
どうやっているのか
ナガハシ印刷は、海と山の自然が豊かな静岡市駿河区にある印刷会社です。静岡の企業の中ではいち早くIT化、働き方改革と事業の効率化を進めています。30名が活躍し、男女比率が約半々となっています。BtoB中心の印刷業界ではありますが、弊社が目指すのはBtoCの新領域です。そのために、新事業が着々と進み、今後自社店舗のオープンも計画していて、「デザインキャンパス」の実現に向けて、新しいコト、面白いコトに挑戦しています。
ナガハシの価値観
■アートデザインの文化
アートとデザインは文化を育むことで、それはずっと存続していくものです。だからこそ、トレンドで終わらない、未来につながる普遍的で価値のあるデザインをこの静岡から生み出すべく、枝葉末節にこだわり文化の担い手としての自覚と誇りを持って、モノづくりに取り組んでいます。
■失敗を恐れない
新規事業は世の中に新しい価値を創造すること。まだ誰も知らないこと、まだ誰の足跡も無い道を、失敗を恐れずに楽しみながらチームでチャレンジし続けることを大切にしています。
■創造性と革新性
奇抜や突飛な考えをしなくても、ちょっと視点を変えるだけで新しいアイデアや誰もが使いやすい商品が生まれます。ナガハシ印刷が目指すのは、私たちがアイデアを出すことはもちろんですが、弊社の商品や空間を使うことでユーザーに新しいアイデアや着想が生まれ、それが新しい創造に結びつくことです。
■ワークアズライフ
デザインそして商品やサービスを生み出すためには、一人のユーザーとしての視点を忘れてはいけません。だからこそ、外の世界に飛び出し、街を歩き、電車に乗り、店舗に入り、どんな広告が目を引くか、どんな商品が欲しくなるか、自分の目で、手で触れて、その日常の体験を仕事に活かすサイクルを大切にしています。
■オープンカフェ
デザインとは人を中心に考えて、より豊かな暮らしを実現するために必要な要素であり、頭の中のアイデアを外に出して表現することです。デザインとアイデアを主軸に事業を展開する私たちが大切にしているのは空間です。行き交う人や飲み物の味や香りから刺激を受ける、オープンカフェのような空間づくりをコンセプトにしています。