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BCP対策・災害対策とクラウド

日本は自然災害国にもかかわらず、BCP対策・災害対策を行っている企業数は5割に満たないのが現状です。そこでBCP対策・災害対策について、といった基礎的な内容から、クラウドを使用したBCP対策・災害対策についてまで、分かりやすくまとめてみました。

BCP対策・災害対策とクラウド

  1. BCP対策・災害対策とは何か?
  2. BCP対策・災害対策を行うにあたって必要なこととは?
  3. 今日のBCP対策・災害対策の状況
  4. クラウドが産むBCP対策・災害対策効果とは?

日本は、自然災害国として非常に有名です。自然災害の中でも、地震、火山の噴火の数は世界の中でもトップの頻度で発生しています。しかしながら、今日の日本企業の、BCP対策・災害対策をしている割合が高いとは言えません。そもそもBCP対策・災害対策とは何か、BCP対策・災害対策をどのように行えば良いか、理解していない企業も少なくはありません。本記事は、BCP対策・災害対策とは何か、というところから、BCP対策・災害対策を行うにあたり必要な作業、また、クラウドを使用したBCP対策・災害対策について記述しています。

クラウドが産むBCP対策・災害対策効果とは?

ITの観点からBCP対策・災害対策をどのように施すか、お話したいと思います。

多くの企業が注目するクラウドとは…?

BCP対策・災害対策で多くの企業が注目しているのが、クラウドです。クラウドとは、インターネットを通じて、インフラやソフトウェアを利用するサービスのことです。自分で何も用意しなくても、オンプレサーバーやネットワーク機器、ソフトウェアが利用できる環境を構築できます。この、クラウドとBCP対策・災害対策がどのような関係があるか、詳しく見ていきます。

オンプレサーバーの冗長化とコスト削減(世界規模)

自社で、オンプレサーバーを運用している企業は少なくないと思います。しかし、東日本大震災を経験した方やこの記事を読んでいただいた方には理解していただけると思いますが、自社内のみでの運用は非常に危険です。災害時の物理的なサーバーの故障によるデータ紛失や業務遂行の停止、最悪の場合事業停止まで考えられます。なので、オンプレサーバーの冗長化が必要となってきます。ですが、オンプレサーバーの冗長化というのはコストが非常にかかるため、なかなか手を出せていない企業が多いのが現状です。

その状況を打破できるのがクラウドです。クラウドは初期費用が安く、素早くスタートができるので、コスト面でBCP対策・災害対策ができない悩みを抱えている企業の手助けとなります。また、AWSやAzure、GCPであれば、世界中にデータセンターが存在し、どこのデータセンターにするか選択することが可能なため、世界規模での冗長化が可能となります。もし、日本沈没みたいな災害が来ても安心ですね(笑)

どこからでも利用可能なサービス

クラウドはインターネットにさえつながっていればどこからでも使用することが可能です。災害時、交通網がストップした際も、社員はインターネットにさえつながっていれば、業務を行うことが可能になる、これがクラウドです。災害時、どのような手順でインターネットにつなげてクラウドを利用しつつ、業務を行うかといった手順書を作成しておくことで、BCP対策の一環になります。

クラウドは素敵なサービス

多くの企業にとってコストを削減するということは非常に大事なことであります。ただ、BCP対策・災害対策にコストをかけず、おろそかにしていると、災害時に廃業を余儀なくさせられることがあるでしょう。なので、コストをかけず、かつBCP対策・災害対策を行うという意味では、クラウドはこれ以上ない、素晴らしいサービスです。自社のサーバールームでオンプレサーバーを管理している企業や、クラウドには目をつけているがなかなか手が出せない、など、クラウドに関する不安や悩みがある方は、一度検討。してみてはいかがでしょうか。

https://udcloud.underdesign.co.jp/

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