ステラアソシエの代表、保木です。弊社に入社を決めてくれた方のバックグラウンドや、考え方・価値観をお伝えするために社員インタビューを実施します。
第2弾は、第二新卒として2018年入社の久本勇馬さんです。彼は幼稚園から社会人になっても続けるほど、大のサッカー好き。大学では、ブロックチェーンやSNSマーケティングなどを勉強し、イギリス留学を通じて語学力も磨かれました。
第二新卒として2社目の入社になりますが、一貫して彼の軸にあるのは「自立した経済活動を送る」ということだそうです。事業家に近づくために、ステラアソシエに入社を決めた理由を探っていきます。
根っからのサッカー少年
【高校サッカーの写真】
ー簡単に自己紹介をお願いします。
2018年10月に第二新卒として入社した久本です。幼稚園の頃からサッカーを続けており、今年でサッカー歴20年になります。現在は仕事の合間を縫って社会人チームで週一回プレーしており、昨年世田谷区リーグ3連覇を達成することができました!
ー小さい頃はどんな子供でしたか?
小中高とひたすらサッカーをしていました。特に小中は練習がかなりスパルタで、小学生にも関わらず、ラントレで吐くぐらい走らされていました(笑)
ただ当時苦しい練習を最後まで耐えることができたのは、今でも自信に繋がっており、ちょっとやそっとのことではくたばらない精神力が身についていたのかなと思います。
ー結構ハードに打ち込んでたんですね。それ以外で好きなものはありますか?
サッカー以外だと読書です。もともと高校までは全く本を読まないタイプだったのですが、大学ではあまりにも時間があり過ぎて、図書館で本を読むようになりました。そこで読んだのがスマイルズの「自助論」という本だったのですが、そこで書かれていた「自分を助けられるのは自分である」というような内容に感銘を受けました。
以降、就職を考える際にも社会的に自立できる力がつき、早く成長ができる会社を選考するようになり、今に至っています。自助論は今でもたまに読み返しており、自分のソウルブックと言えるかもしれません。
留学で学んだのは「貪欲さ」
【留学最終日】
ー大学時代に頑張ったことは何ですか?
頑張ったなと印象に残っているのは、大学2年の春に行ったイギリス留学です。私はイギリスのケンブリッジにある語学学校に3ヶ月留学をしました。ケンブリッジを選んだのは、自分が知る中で最も日本人学生が少ないヨーロッパの英語圏語学学校だったからです。
ー留学の目的は何だったんですか?
留学の目的はとにかく語学力向上でした。それまでは外国人と会話したことはほとんどなく、TOEICも450点ほどだったんですが、自分の視野・世界を広げるためには日本語しか話せないのでは不自由だと感じ、留学を決めました。
最初は話しかけるのも億劫でしたが、目的を忘れずにトライし続けた結果、最終的には何人もの友達ができました。彼らとは今でも定期的に連絡を取り合う仲です。また帰国後にTOEICを受験したところ300点アップの755点を取得することができました!
ー成果が出たんですね!そこまで行くのに、何が大変でしたか?
一番苦労したのは、留学を始めて2週間でした。前述のように私はTOEIC450点しかなく、ゲリラ的に留学を決めたので、留学してすぐは全く周りが何を話しているか分かりませんでした。ただ、私は語学力をつける目的と熱意があったので、何度失敗しようとも積極的に話しかけました。すると、少しずつではありますが明らかに自分が話せるようになっていくことが分かりました。そして留学最終日には、全く意識することなく英語を話せるようになり、帰国後に大幅なスコア向上ができました。当時培った英語のおかげで、ステラアソシエでは海外案件に関わることができています。
「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」ではないですが、変なプライドや恥を捨てて目的に向けて一生懸命取り組むことがなによりも大切なことだと、この時実感しました。
勉強は大変でしたが、現地で出会った友人と時間を過ごしたり、サッカーをしている時は非常に思い出深いです。イギリスはサッカーが非常に盛んなので、毎週末仲間で集まってハブでサッカー観戦をしたり、語学学校が持つクラブチームで週2~3回サッカーをしていました。また、プロの試合も観戦でき、プレミアリーグを生で見た時はほんとに興奮しました。
事業家になりたい
ー転職活動のきっかけは何でしたか?
前職にいた際、ふと自分が描いていたキャリアパスを思い出して今の仕事が本当に自分のキャリアにとって最適なのかというのを考えたときに、他に道があるのではないかと感じたことがきっかけです。
もともと私は、将来早い段階で自分で事業を立ち上げられる、起業できる力をつけることを目標としていました。前職はVRという成長市場にフォーカスしていたベンチャーというのは魅力的でしたが、実業務としては人事広報などがメインだったため、最速で事業創造の力がつけられないと思い、転職を考えました。
結果、新卒入社の半年後に辞めることになりました。よく「1社目は3年続けた方がいい」と言われますが、自分の目標とのギャップが大きいなら転職を考えた方がいいと思います。20代の時間を何に投下するかで、将来が大きく変わると考えているので。
ーキャリアプランとのギャップを感じたんですね。2社目の企業選びの軸はどういったものだったんでしょうか?
そのようなキャリアプランを実現するためには、とにかく事業開発、新規事業、経営などに深く関わる経験が必要だと考えました。そのため、自社の経営に携わり成長させることができるスタートアップフェーズの会社、および新規事業に関わる機会が多い会社というのが企業選びの軸でした。
ーそんな中、ステラアソシエに興味を持ったポイントは何ですか?
自分で事業を立ち上げるという目標を達成するためには、早いうちから事業立ち上げに関わる必要があると思っていて、ステラアソシエは、①新規事業支援、②社内スタートアップ(企業内起業)、③スタートアップ企業の経営(子会社社長の抜擢)、という3つの仕組みで力を付けられる環境だったというのが興味を持ったポイントです。
ー他にはどんな候補企業がありましたか?
もう一社立ち上げ段階のスタートアップ企業から声をかけていただいたので、同じスタートアップフェーズの企業ということで比較検討しました。また、選考途中ですが、新規事業コンサルティングを提供する別会社の選択肢もありました。
ー他の候補もあった状況で、ステラアソシエに入社を決めた理由は何でしたか?
最大の理由はやはり、3つの軸で事業立ち上げや起業する力がつけられるという点です。他にもスタートアップ企業を受けていましたが、3つの軸、すなわち他の企業にいるより3倍速く経験が積めるという環境であることが大きかったです。
また、会食をする際に一緒に仕事をするメンバーと話していて、皆自分の力で事業をつくれるようになりたいという強い思いを持っていて、同じ方向を向いて仕事ができるということにやりやすさも感じました。
ー難しい質問かもしれませんが、自分はなぜ、ステラアソシエに採用されたと思いますか?
自分の目指している目標が、会社のカルチャーに合致したからだと思います。ステラアソシエのようなスタートアップは人数が少ないので、価値観の合致が非常に重要になってきます。そのため、「ただコンサルがしたい」とか「事業立ち上げが面白そう」というだけではなく、明確なキャリア目標を持っていて、そのためにはステラアソシエのメンバーになる必要がある、という気持ちが伝わったのかなと思います。
ー入社してから実現したいことと、将来の夢を教えて下さい。
まずは、コンサルティングの事業部で1人でマネジメントできるようになることです。その先では、社内スタートアップで新規事業を立ち上げる、もしくはコンサルティング事業部のマネージャーとして立ち上がったばかりの事業部をドライブさせて行きたいです。
最終的に目指している目標は、自分で事業を立ち上げる力を身に着け、世の中の課題を解決できるような事業を創りたいと思っているので、目標を達成できるように突っ走っていくつもりです。
ーそれを叶えるために、今していることはありますか?
視点を高く持つことを心がけています。コンサルティングの案件では、自分の与えられたタスクのことを考えるのではなく、プロジェクト全体を見てこのタスクは何のためにやっていて、アウトプットを出すことでどのように影響を与えるのかを常に考えて取り組んでいます。
また、コンサルティングのプロジェクト以外にも広報や人事、営業の仕事もしているので、それぞれ経営者の視点で見たときになんのためにやっているかを考えるようにしています。
スタートアップには圧倒的な裁量がある
ー働いてみて4ヵ月経ちますが、今どんな仕事をしていますか?
コンサルタントとして、3つのプロジェクトに参画しています。そのうち1つは主担当としてプロジェクトを引き継ぎ、クローズまで担当しました。コンサルティングの仕事をする会社で、入社1~2か月でプロジェクトのマネジメントをするとは思っていなかったので、さすがスタートアップだなと思いました。
プロジェクトのテーマは再生医療や、スポーツビジネスなど、最先端のテクノロジーを幅広く扱っているので、好奇心旺盛な私にとっては刺激的な毎日を送っています。ただ、再生医療だと細胞の作り方や種類などを本や論文からインプットするのですが、初めは難しくて大変でした。スポーツもやったり観戦するのは好きでしたが、ビジネスとして捉えたことはなかったので新鮮でしたね。注目されていて一度は聞いたことがあるようなビジネスキーワードが、どんな企業活動によって成り立っているのかを深く知れるため、世の中の解像度が上がる感覚を持っています。
他にも、社内スタートアップ(新規事業)や自社の新規営業、広報、人事など本当にたくさんの裁量を持って仕事をしています。さすがにこんな早くからここまで裁量を持って仕事ができる環境は少ないのではないでしょうか。
ー想像していたスタートアップと、入社後に体感したリアルなスタートアップとの間にはどんなギャップがありますか?
想像していた以上に、裁量と仕事のスピード感があったというのが率直な感想です。前職もベンチャー企業だったので、それなりに裁量やスピード感はあったのですが、それ以上です。ただ、そのおかげで想像していた自分の短中期的なキャリアよりも速いスピードで力がついていることを実感しています。
社会人3年目までの人が、仕事での成長を最優先するならスタートアップをおすすめします。
ーそれでは最後に、ステラアソシエに興味を持ってくれている方にメッセージをお願いします。
自分の人生を作っていくのは結局は自分でしかないので、キャリアについては本気で考え抜いてください。その上でステラアソシエに行きたい、この環境で仕事がしたいと思ってくれる人であればぜひ応募してほしいなと思います。
もっと詳しく知りたい方は、スタートアップの様子をご紹介するブログをやっているので、みて下さい!