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健全な森林を後世に引き継ぐ
創業のきっかけは、門脇家が所有する1,000ha以上の山林を家族で継承していくことに限界を感じたことです。地域の方々から受け継いだ山林を自信をもって次世代に引き継げるよう、山林の価値を高める取り組みをしています。
価値観
会社がある地域で暮らす人たちの幸せの総量を増やすことに貢献しつつ、自分たちの幸せも増やすことを目指しています。山林経営は、投資から回収まで最低でも50年かかる超長期の事業です。時代に合わせて変化しながら事業を継続する必要があります。そのためには同業・異業を問わず多くの方々と関わり、意見交換・仮説検証を繰り返しながら、自社の立ち位置を理解し、意思決定していくことが重要だと考えています。
好きなことや得意なことを仕事にするのは難しいとか、好きなことも仕事になった途端に辛くなるとか、ワークアズライフは簡単ではないのかもしれません。一方、山林経営のような日常から少し遠いところにあるものは、そもそも関心がなければ続けるのが難しく、裏を返せば、興味・関心がある人にとっては、とてもやりがいを感じられる仕事です。平日・休日を問わず、山に行きたくなったら行ったり、森づくりを学ぶ機会があったら参加したり、仕事と生活を区切らないことで、心にも身体にも負荷の少ない生き方になるのではないかと考えています。
この意味は、自分が始めたことに対して、自分でやり続けるか、より伸ばせる人に引き継ぐか、自分で終わらせるか、いずれかができることだと思います。想定通りにいかないときも目を背けることなく、対応することが必要です。
私たちの生活は、自分以外の誰か(主に企業や行政)が提供してくれるサービスで成り立っています。そして、そのサービスの担い手の一部は自分です。仕事中に思いつくアイデアもあれば、ふと日常から得られるヒントもあります。自分で確かめてみたり、誰かに話すことでフィードバックをもらえたり…。良く考えて、勇気をもって行動すると一人で悩むよりも早く良い結果にたどり着けます。
日々の業務に関するフィードバック、個人が成長するためのフィードバック、経営理念との距離感などのフィードバック、お互いが迷わないためにコミュニケーションしていきたいと思います。
ワークアズライフと密接に関わりますが、誰しも仕事のために生きている訳ではないはずです。家族の一員としての役割、友達との時間、ボランティア活動など仕事以外にも大事なことはたくさんあります。自律的に仕事ができれば、時間や場所は制約にはなりません。ただし、山(現場)でしかできない仕事や相手のある仕事、天候や自然災害などを十分に考慮し、成果を出すことは求められます。